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15話 異世界土下座


あの後分かったことだが僕をディスるために言った訳じゃなく、自分より強い人がいて嬉しくてと、あわあわされながら謝られた。



そしてヒナと共に談笑をしながらときたま遭遇した魔物を倒し街をめざしながら山を下って行った。



ーーー。



街に入り、ヒナに連れられてオススメだというやたら綺麗な宿に泊まることにしたのだがある事に気づく。



そういえば僕この世界の金一銭たりとも持ってないんだった……。



こうしてる間にもヒナは僕の手を引っ張りながら受付のお姉さんらしきカウンターに向っている。



な、何か声を掛けなければ!



「あ、あの……」


「どうしたのー? 」


「僕……お金持ってない」


「お金ってゴールドの事? それなら

私が出すから大丈夫だよ! 」


そう言うとヒナは会計をちゃちゃっと済ませ、案内された部屋に入ったのだが……。


泊めてもらう立場なんだから文句は言えない、言えないのだが……。 一つだけ言わせて貰いたい。


そうーーー。


「なんで一緒の部屋!? 」



いや、2部屋にしたらお金、じゃなくてゴールドは当然2倍ヒナが払わないといけなくなるしこうするのが確かにベストかもしれないけど。



「ごめんね……私そんなにお金もって無いんだ……私なんかと一緒の部屋なんて嫌だよね」


「え!? 嫌なんてことは無いよ!! ヒナみたいな女の子と同じ部屋なのは物凄く嬉しいよ」



あんな発言をした僕が悪いけど物凄い勘違いを与えたしく、しょんぼりとさせてしまい慌てて修正する。



「……ふぇ!? お、おせじは駄目だよ!! 」



音が聞こえそうな勢いで顔を赤らめたかと思うとそっぽを向かれてしまった。



別にお世辞でも何でも無く純粋な気持ちを言ったんだけどな。



かといってこのまま気まづい空気なのは良くないと思い、ヒナにほぼ見ず知らずの人間なのに泊めてくれてありがとうと感謝の気持ちを伝え、様子を伺う。



チラッチラッ


ジーーーーーーー


……(き、きまづい……)


「助けてくれたんだしこのくらい当たり前だよ……」



え?

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