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2輪ノClover  作者: 奇柳 業
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閑話:義勇兵団のお正月

新年あけましておめでとうございます。奇柳業です。今回は前回の続きです。まあ続きというほどストーリー性があるわけでもないのですが・・・今年もよろしくお願いします。

 「「「「あけましておめでとうございます。」」」」


新年。こっちの世界でもちゃんとある概念のもと、俺達は新しい年を迎えることができた。


 「よーし。皆オヂサンのところへおいで〜お年玉あげちゃうヨ。」

 「おねえさんのところにもお・い・で♡お年玉とちょっとのおまけをあげるわ♡」

 「団長お年玉くれるってほんとですか!?」

 「おい誰だそんな荒唐無稽教え込んだやつ!!」

 「私でーっす。」

 「ラトスお前!!俺の懐が年中寒いのは知ってるだろ!?」


団長どんまい。もう昨日からろくな目にあってないし流石に不憫に思えてきて同情する。まあまだ俺と渉輝は17歳。ギリギリお年玉をもらえる年齢だ。何も問題はない。ちなみに義勇兵団の調査員のうちまだ成人してないのは俺と渉輝。あとは葵だけだ。ちなみにこの世界の成人年齢は20歳。葵は18歳だ。と言っても誕生日の関係でそうなってるだけで実際は同学年だった。


ちなみに団長、オヂサン、マグオン、バロン、『死神』、ディアロはともに年齢不明。というか本人が覚えてない。フラニックは21歳のようだ。え?女性陣はって?女性(レディ)の歳には関わらないのが紳士というものだよ。


 「ちな私もお年玉希望ね。」

 「あ!?何言ってやがる!?お前そんななりしてるがほんとは・・・」

 「あーあしがすべったー」


こんなふうに蹴りを喰らいたくないからな。団長は蹴られたみぞおちを抑え血の涙を流しながらお年玉をあげている。おやじ狩りかよ。


 「おねえさんのところにもおいでよね♡」

 「「「いえ、遠慮しときます。」」」


すかさず未成年組は不審人物から距離をとる。いやもらえるお年玉とSAN値のダメージと多分お年玉の後にあるであろうものの釣り合いが取れてねぇんだわ。


 「こんなのあんまりでしょ!ちょっとふざけただけじゃん!」

 「何か言ったかイカサマ野郎」

 「ヴェッナニモ・・・」


哀れフラニックは昨日から(と言っても23時くらいからだからそこまでの時間ではない)あそこの柱に貼り付けだ。少し同情はするが・・・大富豪でイカサマしたししゃーない。そんなことはどうでもいい。俺は少し気になっていたことがあったため団長の元に向かう。


 「あの団長・・・」

 「すまん!!お年玉は勘弁してくれ!!新年早々この出費は痛すぎるんだ!!」

 「いやお年玉はいいですよ。なんか良心痛みますし。

 「団長子供に気ぃ使われてますね。」

 

マグオンが茶化したせいで団長が死にそうな顔になっているが気にせずに言葉を続ける。


 「こっちの世界では初詣とかないんですか?」


あったらバックれたい。あんな神に捧げる祈りなんざないっての。


 「ああー初詣か。ないぞそんなもん。大体神に祈って何になる。そんなもんに時間食うなら特訓でもしたほうが効率的だ。」

 「うーわ団長罰当たり〜」

 「黙れイカサマ野郎!!大体あんな神がこっちの面倒見れるくらい暇なわけねぇだろうが!」


そのどことなく知っているような口ぶりに少し違和感を覚えたが、まあいいや。多分団長も昔あの神と一悶着でもあったのだろう。


 「新年の抱負は何にする?」


渉輝が俺にそう問いかける。抱負・・・抱負か。そうだな・・・


 「『生き残る』で。」

 「良いねそれ。俺も乗ったわ。」


命あっての物種。今の俺たちには経験もなければ力もない。そんな状況で戦いなんてできるはずもない。まずは強くなる。だからそのために生き残る。隣にいる今はただ1人の親友と共に。



作者の受験が今年の3月に待ち受けておりますので投稿ペースが落ちるかもしれません。いつもより気長に待っていただけると嬉しいです。1週間に1回は投稿したいですね〜

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