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告白できない勇者の冒険譚  作者: りんりん
第1章アルカディア王国編
4/15

第4話

4話目です。

閲覧数も少しずつ増えていて嬉しいいです!!


「おはようございますヨハンさん、アニエス。」

「うむ。おはよう悠理殿。」

「おはようございます。悠理様」


朝ご飯に呼ばれ、夕食を食べたとこに向かうとすでにヨハンさんとアニエスが席についていたので挨拶をし席に座る。

ここのテーブルがまじでやばい、、、端から端までで10メートルくらいある。

そんな長さいるか?ってなったわ、、、

今席についているのは俺とヨハンさん、アニエスだけだ。

ヨハンさんを上座に俺達は固まってる、、、

テーブルの意味、、、、

そんな事を考えながら食事をとっていたらヨハンさんから今後の事について話があった。


「今日からの事なんだが、学園の入学まで半年ほどあるからこの世界の事、知識、魔法、剣術などを学んでいってもらおうと思っておる。」

「ありがとうございます。頑張ります。」

「詳しくはセバスに任せておるから後でセバスを部屋に遣わそう。」


そのあと暫くして食事を食べ終わり部屋に向かった。

10分後くらいにセバスさんが訪ねてきた。


「まずは今日はこの世界の知識について勉強していただき、魔法の適正勉強と参りましょう。

アニエス殿下にもご参加いただきますので。」

「分かりました。」

「では別室で行いますのでいらして下さい。」


セバスさんの後に続き部屋に入るとアニエスが椅子に腰掛けていた。

その隣に座った。

この世界の事を2時間くらい、作法も教わった。

少し退屈だった。

この世界の作法、常識は向こうとほぼ変わらなかった、違う事もあったけどその時に話そうと思う。


「では次は魔法に参りましょうか。」


よっしゃーあああぁあ!!やっぱ魔法憧れるっしょ!

今日1番の楽しみだ。


「ではまず、適正から調べましょう。殿下から順にこちらの宝玉に触れて下さい。」

「分かりましたわ。悠理様見ていて下さいね。」


アニエスが宝玉に触れるとかなり明るく宝玉が光った。


「この宝玉で職業とランクが分かりますの。」

「職業が聖女、ランクSでございます。次に悠理殿お願い致します。」


俺は宝玉にそっとふれた、、、ま、まっぶ、、かなり眩しいんだけど、、、

かなり眩い光が辺りを照らした。


「おお。悠理殿は勇者でランクがSSですね。やはり勇者様ですな。」


アニエスより1つ上かな?なんて思ってるとアニエスが説明してくれた。

ランクはEXまであり、下がFまであるそうだ。

SSは上から3つ目だそうで英雄クラスらしい。

爺さんのおかげで俺優秀みたいです。。


「次に魔法の適正を調べるためにこの魔鉱石に触れてみてください。」


セバスさんがそう言って色のついた石を7種類もってきた。

俺が1個1個触っていくたびに二人の顔が7変化していく、、、

最後の方は二人とも顎が外れてんかってくらいカポーンって空いてた(笑)


「こ、これは驚きました、、まさか7個全てが光るとは、、、」

「凄い!凄いですわ!!悠理さん7属性全てに適正があるなんて!!」


そう言ってアニエスが抱きついてきた。

あ、、、むっちゃいい匂いがする、、

セバスさんが微笑んでいるよ、、


「アニエス、、?くっつきすぎだって、、。」

「あら、す、すみません。すこし興奮してしまって、、、。」


アニエスが顔を真っ赤にしながら離れていく。

あーかわええ~アニエスむっちゃかわええ~。


「えー、悠理殿7属性全てというのはかなり素晴らしい事です。過去に数人しか確認されておりませんので。まさに神が遣わせた勇者殿ですな。」


二人がむっちゃ褒めてくれるから気持ちよくなってきた。


「では本来のプランと少し違うのですが全属性の初歩から教えていきましょう。」

「ではまず魔法についてですが、基本魔法は魔力を消費し魔法陣あるいは詠唱を媒体に発動する現象ですな。」

「魔法のランクによって消費魔力、詠唱の負担が増大していきますの。」


ようするにゲームとかである上位魔法はMPの消費が激しく発動に時間がかかるって事らしい。

その分威力、効果は高いらしい、

魔法を使うのに適正はもちろん魔力値が足りないと発動しないそうだ。

いや~早く魔法がつかいたい~~!!


「魔法陣は遠隔操作、条件付きで発動させる物、大規模魔法を使用する時に使われやすいですな。」

「魔法の詠唱を覚えるのは魔導書を読む事が一般的ですな、高位の魔法使いは魔導書無しに教えることが可能になっておりますな。」


魔法は魔導書を読むのが一般的でその次が人に教わることか。

魔導書は使い切りではないが込められた魔力が切れると使えなくなるらしい。

上位の魔導書ほど魔力切れが早いらしく、数もあまり出回ってないらしい。

魔法を作れる人物も過去にいたらしいが原理が不明らしく謎のままみたいだ。


「まずこちらの魔導書を読んでくださいな、そうすれば頭に詠唱分が浮かんできますので詠唱してみてくださませ。」

「分かったアニエスっ、、、ちょっとやってみるよ!」


やっべ~緊張してきた!!魔法だぞ魔法!

男だったら将来魔法使いにはなりたくないと向こうでは皆言ってたが、実際に使えるとなると皆使いたいと声を大にしていうだろ?

テンションと緊張感で興奮すんだろ?

俺はまさに今その状態だ理解してくれたか??


え、、、ちょっと待ってくれ、、、

こ、これは少し、、、いや、、か、かなりきついんだが、、、


「どうされましたか悠理様??火の魔法の初歩ファイヤの詠唱ですよ??」

「あ!1度お手本をお見せしますね!!」

「原初の焔、生命の息吹たる焔、この手に宿れ、第1魔法ファイヤ!」


、、、、、こ、これだよ、、無理、無理だってぇええ、、、

恥ずかしすぎるからぁ!!痛いからああぁぁ、、、


「詠唱はこんな風に行うのですわよ。、、どうしましたの悠理様??」

「アニエス、、その、詠唱は無しで魔法は使えないのか、、?」

「一応無詠唱や詠唱破棄というスキルはありますが、、?あまり持っている人はいないですの。」


まじか、、、無詠唱とか高等技術ってことか、、魔法を使うに詠唱するしか無いってことか、、、

あぁあぁあ~、、しょうがない我慢するしかないか、、、でも1回だけ、、、


「ファイヤ、、、。!?えっ、、、でた、、、」

「え、え、、詠唱破棄ですの、、!???」

「なんかやってみたらできちゃった、、、」

「いきなり詠唱破棄を扱えるとは!、、」


詠唱しないでもできたあああぁぁ!!

これで精神にダメージ無く使えるじゃん。

やばい嬉しすぎて顔がにやけてくる。

あら、、アニエスとセバスさんの顔がまた面白い事に、、、


「悠理様はやぱっり凄いお方ですわね。。かっこいいですわ、、、。」

「次の魔導書を読んでみてください悠理様。」


なんかアニエスの目にハートが浮かんでるような感じがするんだけど、、、

まいっか。次いくぞ次!


「これで6属性全て覚えられましたな。あとは無属性魔法ですな。」

「無属性魔法には魔導書がありませんの。適正のある人はふとした時に頭に魔法が浮かんでくるみたいですわ。」


無属性は人に教える事ができないらしい。

そして強い願いが無属性に繋がることが多いんだとか。

ん??

ちょっと待て、、詠唱破棄もしかしてそーゆう事か??

ならこれも!


(ウォーター)

「は、、、!?!???」

「い、今もしかして無詠唱ですのぉおお????」

「なんか無詠唱もできたわ。」


無詠唱も成功したわ。

これで確信したけどこれ無属性魔法だろ。。


「アニエス、これ無属性魔法みたいだわ。」

「無詠唱等はスキルであったはずなのですが、、、。」

「殿下ちょうどいタイミングです、ステータスプレートを使いましょう。」

「ステータスプレート??」


それって所謂あれだよな。。

アニエスが1枚、木でできたプレートをだした。

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