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灰狼達の宴 ~国家特別防衛機関 活動記録~  作者: 石松 鳰
第七章 灰狼達の宴

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5 狼の危機

「ここから出ねぇと」

縄をほどき、戸のそばに寄り、耳を澄ます。

「足音なし。監視なし。なめられたもんだな俺も」

傍にあった針金を鍵穴にさし、音を頼りに開けた。カチッという音と共に戸が開く。冬なのに外が暖かく感じられた。

「それにしてもここは…」

思わず口を塞ぐ。視界がぼやけてきた。体がやけに思い。息が苦しい。胸の奥から風のような音が聞こえる。

「はぁ…げほっ…かぁ…はぁはぁ…」

窓際にもたれ、窓のカギに手をかける。だが、力が入らず、ズルズルと体を下げていった。

「空…早く…来い………」

ゆっくりと呼吸を整えようとして、失いかけの意識をなんとか保っている。ふと、見上げると、雨上がりの澄んだ美しいソラが広がっていた。




透が感じた危険は喘息の事だったんですね。


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