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猫の惑星 (SF)

雑多なショートショートです。

一話200字と少しくらい。


 庭先に着陸した宇宙船から頭部が猫の宇宙人が銃を構えて下りてきた。

 家を一軒ずつ覗いて中を確かめている。近所の人々はすでに避難したのか無人のようだ。

 取り残された私はドアの陰に隠れた。どうか、どうか見つかりませんように。体を小さくして彼らに見つからないことを切に願った。

 ついに我が家のドアに宇宙人の手がかかり開けられた。

 と、飼い猫のミケが止める間もなく、するりと奴らの足元を過ぎていった。

 ゆうゆうと立ち去るミケを見送ってから彼らは言った。

「なんだあの人の家なのか」

 と納得し去った。

「猫の惑星」は私が実際に見た夢です。

ミケは18歳まで生きた飼い猫。


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