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エピローグ


 そして現在、友人と会わなくなり一年が過ぎた。友人は夢にも現れなくなり、徐々に私の中でも【過去の人間】として受け入れ始めている。


 別れもあれば新たな出逢いもある。有難いことに私の生き方を受け入れてくれる人とも交流が増え、私自身も少しずつ前へ進み出している。縁を大切にしたいという意志はより強くなり、友の為になれるようにと力になれる事へ協力する事が増えた。


 だけど、時折考える。友人との付き合いの中でお互いに【ごめん】という一言があれば、まだまだ付き合えていたのではないかと。


 私が思うのは、長い付き合いになればなる程、人間というのは、相手への些細な一言による【言葉の重み】も忘れてしまうのかもしれない。


 あの時の決断は間違いだったと思わないが、ありえたかもしれない未来を時々考えてしまう私は、まだまだ人間として未熟なのだろう。


 もしもこの私小説を読んでいる貴方にも長い付き合いを持つ友人がいるのであれば、気が合わないと思ってもどうか私のような選択はせず、相手を尊重する事を忘れずにいてほしい。



そして、【ごめん】という言葉が必要だと思う時が来たら


それは出し拒まず素直に言える立派な人間になってほしいと私は願っている。


ここまで読んでいただきありがとうございました。


ほぼ作者の実話である私小説はいかがだったでしょうか。


これを読んで私が愚か者に見えるのであれば、それは貴方がとても清らかで正しい考えをお持ちの大人でしょう。


私自身も、こんな醜態を晒す様な事が二度と起きぬよう、これからも成長を続け生きていけるよう努めてまいります。


改めまして、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
読ませていただきました。 とても誠実な文章だと感じました。 エピソード6の 「ただわたしだけが成長したのだと一方的に失望している」 という一文に、特にハッとさせられました。 普段、青春・エンタメを…
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