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手強き者 翔矢編

「サエ、雨を降らしてくれない?嵐みたいなのがいいなぁ。」

「はい、翔矢様。」

サエに、指示を出して強い雨を降らしてもらった。

「ツバサ、これくらいなら大丈夫だよね。」

「大丈夫だよ。」

幼い頃からサエと訓練しているツバサにとって、雨は慣れたものだ。


ツバサは、雨の中羽を広げて強き者めがけて飛んだ。

やっぱりツバサの羽は綺麗だと思いながらそれを眺めた。


「翔矢、相手と距離は詰められた。」

頭に直接話しかけてきた。

「ツバサ捕まえて連れてこい。」

「分かった。」

酷い雨なので視界が悪く、対峙が見えにくい。


木の間、相手は風を纏いながら飛び移るように移動しながら迫るツバサに攻撃を仕掛けている。ツバサは羽を羽ばたかせながら上空から相手を観察しながらスピードを上げていった。ツバサの方が速さは上だが攻撃力は相手が上、五分五分の力だった。

「ツバサ、羽を縮めて下を飛んで相手の足元を狙え。」


それから少し経った頃、

「翔矢。」

いつの間にか後ろに立っていたツバサに驚いた。

「ツバサにしては苦戦したね。」

ツバサは、目を回した手強き者を引きずっていた。

「僕の速さもまだまだみたいだよ。」

「まだ、お互い修行が必要だね。」

「2人とも、もういいから。」

「姉さん大丈夫?」

「あなた達のおかげでね。」

ツバサと話し合っていたら、少し回復した姉さんが立っていた。


「サエもういいわよ。」

「はい。」

「ちょっと待って、あっちに向かって少しだけ雨降らしてくれる?」

俺は、やまとが戦っているであろう方を指差しながら言った。

「いいんですか?」

「いいんだよ、あいつなら大丈夫だから。」

サエは姉さんの方を見たが、姉さんは呆れたように頷いていた。


「翔矢、こいつどする?」

「あぁ、やまとが終わってからにするよ。」

ツバサは、俺の言葉を聞きながら相手に手刀を入れ更に気絶させた。



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