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四家会合その前に

「久しぶりだな。」

「お久しぶりです。」

私の目の前にいらっしゃるのは、風見家現当主 風見元治様。

四家会合の前に時間をとってもらった。

「わしの使役に合いたいそうだな。」

「はい、元治様の使役されている烏天狗様にお会いしたいのですが。」

「よかろう。」

元治様の隣に、烏天狗が表れた。

「どうした元治。」

「この者、水上の次女がお前さんに会いたいとな。」

烏天狗は、私を見た。

「私、水上家が次女 水上菜々香と申します。私が使役します八咫烏が烏天狗様と関係があるらしく機会をいただきました。」

私はアヤメを呼んだ。

「烏天狗が長、お久しゅうございます。」

「お主か」

アヤメは、烏天狗に向かって頭を下げた。

「お主が、我もとを離れて長い事経ったな、高位までいけていたのだな。」

烏天狗は、アヤメの頭を撫でていた。

「はい、烏天狗様からお許しを頂いてから菜々香様に良くしていただきここまでの位を承りました。」

「お主、いやアヤメは努力家だからの菜々香殿との相性が良かったのだろう。もう少し高位が進めば人型の姿も得よう。」

「アヤメが、人型」

「あぁ、元々八咫烏は低位しかおらんから稀だが高位までいっておるから多分なるだろう。」

昔から一緒だったアヤメが人型になる事は嬉しい、これから楽しみが増えた。


それから、少しお話をさせて頂いた。

「本日はありがとうございました。」

「構わんアヤメよまた里に帰って来いな。菜々香もアヤメを頼む。」

「ありがとうございます。」

烏天狗様は、笑いながら姿を消した。

「元治様、会合の前にありがとうございました。」

「いやいや構わん。お主は良い方向に成長したの、これからも精進せい。」

「はい。」

元治様は、席を立たれた。


「菜々香様、ありがとうございました。」

アヤメは私に向かい頭を下げていた。

「アヤメは、昔からいい子だったんだね。人型になれるよう頑張ろうね。」

アヤメが、姿を消したことを確認し私も会合の部屋に足を向けた。

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