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2、幸せな時間 五月十八日 小森憂気
「_____でさ!、ほんとにびっくりしたの!」
「そうなんだ!僕もさ、こんな事があったんだけど、」
「なになに~?」
彼女みたいに、こんな僕の話を聞いてくれる女の子は初めてだ、というか、人間の中で初めてだったのかもしれない。
大抵の人は、いつも僕の話は退屈そうに、興味なさそうに、聞いているのがほとんどだ。いや、誰もがそうだった、というのが正確な答えなのかもしれないとも思った。
だからこそ、彼女と話すこの時間が凄く楽しくて、凄く幸せだ。