「レプリコンワクチン」とは何か?
◇これまでのコロナワクチンとの違いは何か?
筆者:
本日は当エッセイをご覧いただきありがとうございます。
僕は生粋の文系人間(経済学・心理学)であるために医学については「事実」しか伝えるつもりはありません。
「評価」に関しては皆さんがそれぞれ行っていただければと思います。
しかし、それにしてもいわゆる新型コロナウイルス対策として「新たな選択肢」と言われる「レプリコンワクチン」は現在新型コロナに対する対応策が他にもあるにも関わらず手続きの期間が短いと言えます。
これでは日本が「国家的な治験」ではないか? 言えるという事について個人的な視点で語っていこうと思います。
質問者:
そもそもレプリコンワクチンってこれまでのコロナワクチンとどういう風に違うんですか?
筆者:
レプリコンワクチンはこれまでのファイザーやモデルナとどうようmRNA型(タンパク質を作ってウイルスを撃退する)のコロナワクチンではあります。
しかし、これまでとの最大の違いはそれが自己増殖する要素を持っていることです。
・自己増殖であることに対するプラス面
レプリコンワクチンは、接種後にヒトの細胞内でRNAウイルスが自己増殖して高い抗原を発現するため、投与量はファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンの10分の1~100分の1に抑えられるそうです。
日本の全国民に接種すると仮定しても僅か127gで足りるそうです。
開発期間の短縮や副反応の軽減も可能とも言われており肯定派からは「夢の医薬品」とまで言われています。
・自己増殖であることの懸念点
DNAゲノム複製の場合は(相同性組換え、塩基除去修復、ヌクレオチド除去修復、ミスマッチ修復など)多様なDNA修復機構がエラーを最小限に抑えますが、MRNAワクチンの複製にはそうした修復機構は適用されません。突然変異による予測されない抗原の出現は自己免疫疾患を誘発する可能性があります。
レプリコンワクチンは自己増殖であることからスパイクタンパクを無限に生産してしまう可能性があります。
そうしたことから臨床期間が長期に必要であるにも関わらず、1年もしないうちに結論が出されてしまっているという事です。
そして、この生産し続けることによって接種したくない人に対しても間接的にうつしてしまう(いわゆるエクソソームや伝播、シェディングと呼ばれている現象)が起きる可能性があることから、自己決定権の阻害が疑われています。
※ただしこれらの懸念点はどれも証明されていないが、「安全である」と言えるだけの時間が経過していないことが最大の問題点だと感じます。
質問者:
ワクチンを接種することは本来自由だと思うのですが、
調べてみると拘っている人は凄い拘っているな――と言う感じがすると思えば、
接種していない方にも影響が出てしまう可能性があるのですね。
◇現在日本でしか承認されていない
(本来は長期的に経過観察をする必要があるという事)
筆者:
正直接種していない他人に影響を与えるかどうかは「分からない」と言うのが実際のところだと思います。
しかし、ワクチンは本来であれば10年前後臨床期間が必要とされている中、
こういった長期的には「分からない」ものが緊急承認ではなく「短期間で正規に承認」されてしまったという「前例」が出来たことの方がとんでもないことだと僕は思いますね。
※これまでのコロナワクチンは「特例承認」だったために期間が短かったのです。
質問者:
他の国では承認されていないんですか?
筆者:
今回のワクチンは23年11月28日に、自己増幅型 mRNA ワクチン(レプリコンワクチン コスタイベ筋注)が世界に先駆けて日本で認可し、
米国の Arcturus Therapeutics社が開発し、ベトナムでの大規模な治験(第Ⅰ~第III相臨床試験)を経て、製造と販売を日本の Meiji Seika ファルマが行なうものです。
また日本においては24年6月までにおいて計830人の追加臨床実験がなされ、
そして24年9月12日に厚生労働省の専門家部会が世界最速で製造販売の承認(430万人分ほど)を了承したという形です。
更には未だにまだ世界のどの国でも承認がされていないという形です。
ちなみに治験結果としては、Meijiによりますと、
『接種後1か月時点で、血液中の中和抗体量は接種前の8倍、半年時点では同4倍だった。海外製の承認済みワクチンと比べて高く、副反応の頻度には違いがみられなかった。』とのことです。
※これまでのmRNAすら被害者救済制度利用者が通常のワクチンよりも何倍も多いにもかかわらず、振り返ることなくさらに新しいものを投入しようとしていることです。
質問者:
日本が後で治験を始めたのに最初に承認するってどういう事なんでしょうか……。
筆者:
ただ、注意したいのはアメリカやベトナムも「危険だと決定しているから承認していない」わけではなく、
「有事でもないのに短期的に承認するものでもない」という「常識的な判断」を下し、まだまだ様子見と言う段階なのです。
つまり最初から僕が申し上げている通りレプリコンワクチンは短期で見た場合は大丈夫であったとしても長期で見た場合は「分からない」と言うのが事実であります。
長期ではなんとも論評することが出来ない状況のはずなのです。
◇日本人が「実験用サル」になっている可能性
質問者:
しかし、どうして日本だけはそんなにもサッサと決めてしまったのでしょうか……。
コロナは今もある程度は流行っているとはいえ5類に下げましたし、他の処方薬なども出ていますよね……。
筆者:
どちらかと言うと日本はこれまで医薬品の審査が遅々として進まないと言われてすらいましたからね。
それがどうしてこんなに今回に限って新技術にも関わらず早いのか?
ここからは僕の完全なる憶測ではありますが、「日本と言う国が治験国家」である可能性を指摘したいと思います。
いま実験用のサルが新型コロナ前の1頭数十万~100万円程度から、約3年で500万円前後まで上がったという事があります。
特に日本は島国ですからインバウンドがあるとはいえ国民は少なくとも海外には陸続きの国と比べれば出ないと言えるでしょう。
治験としてみれば「余計な因子を少ないので経過を観察しやすい」と言うメリットがあるのです。
“アメリカ様”の圧力でタダかむしろ特許料を払って実施してくれという要請があった可能性があります。
質問者:
えぇ……そんなことで日本にメリットあるんですか?
筆者:
販売元のMeijiとしては、成功すれば世界でのシェアをいち早く取れる可能性があるのである種のwin―winな状況なのだと思います
上記のことはすべて憶測ですが、とにかく「何かの力」が働いて「よく分からないもの」を速攻で承認した可能性が高そうですね。
「よく分からないもの」を打たされる日本人はたまったものじゃないですがね。
◇「よく分からないもの」に対抗するためには?
質問者:
そうは言っても「よく分からないもの」を厚生労働省から医薬品の製造・販売まで承認されたわけで、遅かれ早かれ接種が始まってしまうと思うんです。
怖いものだとしたら、どうしたらいいんでしょうか?
(10月1日から始まるという話もありますが今のところ確定ではありません)
筆者:
ここまで書いておいて「ズルい」と思われてしまうかもしれませんが、
「何があっても恐れないこと」です。
質問者:
えぇ……。何がしたいんですかこのエッセイは……。
筆者:
僕は健康問題の際にいつも申し上げていることは、「プチ断食」、「食事習慣の改善」、「運動」のこの3つです。
全部を詳細に解説するとそれだけで一つのエッセイになるのでどれも簡易的に語りますが、
「12時間以上のプチ断食」を行う事でオートファジーが起き、古い細胞を食べてくれちょっとした若返りの現象が起きていることがノーベル賞も獲得するほど実証されています(ただし“育ち盛り”の年齢には不向き)。
食事は砂糖、小麦、喫煙、酒のうちからストレスの無い範囲内で2種類を制限すると体の調子が良くなります(筆者は小麦の一部と喫煙と酒断ち)。
運動(有酸素運動が特に良い)を週に5日以上繰り返すことで高血圧、糖尿病、癌などを低下させ、「抗鬱剤」と同程度の精神的プラス効果があります。
質問者:
日ごろから健康的な生活をすることで免疫力を上げるというやつですね。
筆者:
これまで「従来の風邪」と言われていたものを「急性呼吸器感染症」と名前を変えて「5類感染症に引き上げが検討」されていることが今年の7月8日に日本の厚生労働省は発表しています。
風邪が5類感染症に引き上げられれば今後の「メディアの煽り」で、「急性呼吸器感染症」を連呼して恐怖を誘発しようとしてくるビジネスを展開する可能性が高いです。
そういった「煽り」に対してもこの3つを続けることによって「大丈夫だ」と確信することが出来るのです。
今回知らなかった方に対しても、僕が紹介した方法でなくてもいいので「大丈夫」という確信の領域まで到達することです。
どんなことでもそうですが自分以外の他者(ウイルスも含む)はコントロールできません。
「コントロールできる自分」のパフォーマンスを最大限まで高めることが大事だと考えます。
質問者:
「従来の風邪」をも5類感染症にするだなんて医療関係者を儲けさせたいのでしょうか?
筆者:
基本的にはそう言うスタンスがあるでしょうね。医療法人はコロナ禍が終わってから赤字に転落したところが多いと聞きますしね(過去最悪の3割の医療機関が赤字)。
ストレスや恐怖は免疫力を下げることに繋がってしまいますので、
「恐れないで平静を保つ」ように日ごろから積み重ねを行う事が大事だと思います。
(ちなみに当方この10年以上風邪一つひいていません)
強制をしないのであれば平静を保つための方法としてワクチンでもマスクでもなんでも個々人ですればいいんじゃないか? と言うのが僕の考えとしてあります。
(施設管理者の要請があればマスクはしますけど)
質問者:
兎に角落ち着いて対応することが大事なんですね?
そうすれば、ウイルスや副作用などが怖くても恐れることが無いと?
「プチ断食」、「食事習慣の改善」、「運動」やるのはどれも大変ですが……。
筆者:
正直、騒いだところでウイルスが消えてくれるわけでも、病気の方が突如として健康になるわけでもありませんからね。
「煽っている」マスコミこそ最大の癌とも言え、それと連携して権力強化をしようとしている政府こそ最大の問題という事ですね。
皆さんがどう思われているかは分かりませんし、
僕の考えを押し付けるつもりはありません。
ただ、少なくとも僕は何が起きようともこういう考えで日々を平穏に暮らしているので、皆さんも何かしらの形で「確固たる基盤」をご自身の手で作っていただければと思います。
という事でここまでご覧いただきありがとうございました。
今回はレプリコンワクチンは本来10年かかるところを1年で正式な承認をしていることから長期で見た場合は「よく分からないもの」となっていること。
あらゆる状況に対しても日頃からの積み重ねで自信を持って対応することが大事だという事をお伝えしました。
今後もこのような時事問題や政治経済、マスコミの問題について個人的な解説をしていきますのでどうぞご覧ください。