蘇生少女レイの日記2
エンディッド歴五百七年十二月一日
弟と妹の名前が決まった。
弟の名前は、シュン。
妹の名前は、ハル。
名前の由来は、ママの生まれ故郷の季節から。
暖かくて気持ちいい季節なんだって。
とにかくかわいい。
柔らかくてふくふくした体はかわいい。
エンディッド歴五百八年一月三十一日
かわいい弟妹の世話をしてたら、パパとママに心配された。
いつ寝てる。ご飯ちゃんと食べろと。
失礼なちゃんと一日、1時間寝てるし、朝に一回ちゃんとご飯食べてる。
かわいい弟妹をほっておいて、寝たり、食べたりできるか。
それに、ママは産後の肥立をよくしないといけないし、パパは街の復興の仕事で忙しかったから、手伝いができてよかった。
そう言ったら、ちゃんと8時間寝て、一日三回ご飯食べろと言われた。
泣いて、お願いされた。
弟と妹をパパとママがそれぞれ抱っこしながら。
なんでも、知り合いの冒険者仲間に知らされたらしい。
レイちゃん、ずっと赤ん坊の世話してるけど大丈夫かと。
エンディッド歴五百八年六月七日
久しぶりに遊んだ友達から、赤ん坊中毒者と言われた。
理由、弟妹の世話をするために四六時中そばにいるからだ。
あと、目がやばかったらしい。
購入した250ゴールで購入した疲労軽減パックのおかげで気づかなかった。
街の復興がひと段落して、パパは時間ができた。
ママも回復して元気になった。
今までの埋め合わせをするかのように弟妹の世話と私のことを見てくる。
エンディッド歴五百八年六月八日
休んでいた冒険者見習いを再開した。
薬草集めをした。
眠る前の世界と違い、この世界の植物はよく動く。
エンディッド歴五百九年一月七日
パパとママから、一人で行動するなと言われた。
なんか、最近、誘拐が出ているから。
私みたいに目に見えない祝福を持った子や祝福がわからない子が狙われているようだ。
ダンジョン神聖会の友達も怯えていた。
長いからダンシンと略してかこう。
ダンシンは、もともとはダンジョンを神とする人たちで、今いる生き物は全てダンジョンが作ったと言って信仰している。
今回の誘拐事件でダンシンの過激派、復活派が疑われている。
よく生き物を捧げたり、危険なダンジョンに生身で言ってその身を捧げる危険思考な人たちで、疑われても仕方がないというか。
さらに、目に見えた祝福のない人がよく復活派に勧誘される。
私も急成長する前はよく勧誘されてたけど、パパとママが追っ払ってくれていた。
ダンシン自体は積極的に祝福がわからない子を引き取っているところがあり、この世界ではなくてはならい存在だ。
危険な祝福の子を管理して、保護してくれたり、さらに事故や病気、災害、魔獣で身寄りをなくした人を助けることもしているから。
前に、魔獣で街壊れた時も、色々助けてくれた。
友達もダンジョンを神と見ている以外普通だ。




