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蘇生少女レイ、お姉ちゃんになった。

パパと病院に着くとすぐにママの病室に案内された。

無事だったんだママにパパは泣いて抱きついていた。

パパの凍傷に気づいたママが突き離すまで続いた。

「ナギム、治療してもらいなさい。早く。その腕』

引き離されたパパは名残惜しそうに病室を出た。

「レイちゃん、すごいわね。魔獣を倒すなんて」

ママは病院のベッドに横になりながらも、手を伸ばしてきた。

かがんでママの手に合わせる。

いつもの身長ならこのあたりに頭がある。

身長を伸ばした影響がここに出てる。

「パパたちが強かったから、私は手助けしただけ」

笑いながら、なんか満たされた感じがする。

息が楽だ。

落ち着く。

「それにしても、レイちゃんの祝福は、魔法か。そりゃ見えなくてわからないね。頭のところに変に熱が集中しているところ以外は祝福ないと思っていたけど」

ママに頭のチップのことバレてる。

まあ、祝福と思われているし説明する必要はないか。

『導入が完了しました』

他者の体への治癒魔法の導入が完了した。

これで私の魔力が回復して、パパやママの方に魔力があれば、治せる。

私の魔力はいまほぼない。

ちゃんと食べて寝れば、パパたちの凍傷の治りを早くすることぐらいできるだろう。

他者への体の介入は難しいし、下手に手を出しすぎよくない。

「ママ、赤ちゃんどこにいるの?どんな祝福もらったのかな、弟妹どっちかな」

「さあ、見てからのお楽しみよ。新生児室にいるわよ」

「うん、楽しみ」

ママの部屋から出ると赤ちゃんたちが寝ている新生児室に向かった。

「ナギムとイザの子供の姉、レイです。赤ちゃん『たち』よろしくお願いします。」

新生児室に着くと、ママとパパの名前が書かれた札が貼られたベッドが二つあった。

「女の子と男の子の双子です」

女の子の方はパパに似てとんがった毛の生えた耳にお尻からは尻尾が生えていた。

男の子の方はママと同じように額に鱗が生えていた。

「かわいい」

いいなあ、パパとママの祝福をちゃんと持っていて。

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