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アラサー独身の俺が義妹を預かることになった件~俺と義妹が本当の家族になるまで~  作者: おとら@9シリーズ商業化
変化する関係

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春香視点

さ、最近……お兄ちゃんの視線が変です。


見られてる時に……熱を感じるといいますか……。


知らず識らずのうち、こっちまで熱くなってきます。






「ねえ、舞衣ちゃん、これってなにかな?」


「ふふ、良い傾向ね。私も、その手を使ったから」


「ふえっ?」


「つまり、欲情してるってことよ」


「よ、欲情……はぅ……」


そ、そうなのかな?

でも……お兄ちゃんになら、気分が悪くないかも。

他の男の人なら、嫌だなって思うけど……。


「私も大変だったわ……どうしても、年下っていうのは不利だから。普通の感覚の人は、未成年とは一歩線を引くから」


「舞衣ちゃんも大変だったの?」


こんなに美人さんなのに。


「ええ、それはそれは……意識させるためにアレコレしたわね」


「へぇ〜」


「へぇ〜じゃないわよ。春香も、その段階まできたってことよ」


「う、うん……このあとは、どうしたら良いの?」


「うーん……あんまり押しすぎると男性は逃げるのよねぇ。少し様子見って感じかしら?」


「様子見……」


「別に普通にしてたら良いのよ。貴方の魅力に気づいたなら、あとは勝手に進んでいくわ」


「えっと……どういうこと?」


「ふふ、そういうところが可愛いわね」


……よくわからないけど。

わたしは、なるべく自然体でいるように心がけました。







そんなある日……お母さんから、私宛に電話がかかってきました。


「お、お母さん?」

『春香、久しぶりね』

「どうしたの?」

『そろそろかなって思って』

「な、なにが?」

『宗馬君とはどう?』

「どうって……さ、最近、お兄ちゃんの視線が違う気がする」

『あら! 良かったわねー。ずっと好きだったものね』

「う、うん……でも、高校生だからダメだって」

『あら……まあ、そこはプラスに考えましょう。きちんと倫理観のある男の人ってことで』

「それは友達にも言われたよ。きちんと相手の事を考えてるって」

『ウンウン、お母さんもそう思うわ』

「でも、わたしは今がいいの……」

『そうねー、その気持ちもわかるわ。じゃあ、春香』

「なぁに?」

『あと、少しだけ待ってなさい』

「ふえっ?」

『そうすれば、良いことあるから』

「えっと……?」

『ふふ、お母さんもお父さんも頑張ったわ。だって、息子はあの子が良いもの』

「よくわからないんだけど……」

『とにかく待つことよ。大丈夫、宗馬君はきちんと応えてくれるわ』

「う、うん?」

『それじゃ、またね。あっ、もちろん待つだけじゃなく、しっかり女を磨きなさいね?』

「うん! それは頑張ってるよ!」

『ならよし!貴方は自慢の娘なんだから、もっと自信を持って! それじゃあね』


……通話が切れました。


「うーん……結局、なんだったんだろう?」


とりあえず、二人が言うんだがら……待つことにしようかな。

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