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勇者でなくとも冒険を。  作者: どく
4/34

#3 世界

説明が長いです

魔法をはじめとしてこの世界のことをたくさん学んでいるうちに俺は10歳になった。


そして一つ分かったのはこの世界にはこの世界の住人ですら未知のことが余りにも多いということだ。


まずは魔法。

人間には魔力と呼ばれる力が備わっておりその力を使って理に干渉して起こすのが魔法らしい。

魔力を消費しながら呪文を唱えることで呼応する魔法が発動すると言った具合だ。


しかしこの呪文についてはイマイチよく分かっていないことが多いようだ。

研究者たちの努力によって何らかの独自言語であることは分かっているのだがそれ以上は一向に解析が進んでいないらしい。


とことんファンタジーだ。


そしてこの魔力というのは人が生まれながらにして持っている不思議なパワーで元々の個人差はそれほどなく魔法を使えば使うほど増えていくようだ。

つまり一般的には歳を取れば取るほど魔力が増え魔法を仕事にしている人は余計に魔力が多くなるというわけだ。


調べているうちに気づいたのだが

俺はこの魔力が常人よりはるかに多い。


魔法の練習を始めた6歳の時点で一般的な同年代のそれの二倍。


スタートの時点でそれだけの量の魔力を使え、この4年間毎日倒れるギリギリまで消費して魔法を撃っていたために今はさらに跳ね上がっている。

まぁ魔法をたくさん試したい俺としては嬉しい限りだが。



次に魔物。


人間以外の魔力を持った動物を指す。

彼らは犬やら虎やらもっと化け物じみたものまで姿形が多種多様なのだが共通して生態がよく分かっておらずなぜか人間を執拗に襲う習性がある。

能力も高いため訓練した剣士や魔道士でなければ太刀打ちできない。


さしずめファンタジーご都合モンスターといったところか。


ここまで調べたことで俺はどうしてもしたくなった。

そう、「冒険」を!


せっかくもらった2度目の人生、しかもこんなファンタジー世界で、

魔法を極めて仲間を見つけて魔物を倒しながら未知の世界を見て回る。

最高じゃないか!



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