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「けしからーーーーーーーん」(笑)

なし

夏休みもおわっての

前期さいごの、

試験シリーズ。


9月で前期がおわり

ファイナルテストシリーズだというのに



机におおいかぶさり、


あるものはうっつぶし。


「学校は、昼寝をする場所ではない。

 事件は、現場でおきてんだっつうううううの。」


と、ちょっと

某ドラマの主役風を装う。


さらに、さらに

いねむりする者ありけり。


それらをあほーーーーというなり。

留年必至か。


「おきろーーーーー」


思わずどなる。


いけない。いけない。


試験前は、

大事なポイントを要領よく説明。


少子化の昨今、


「お客様は、神様です。もとい、

 大学生は金づるです」


いいすぎ。


さすがに、採点をするのが

楽なようにある程度は

点をとれせたい。


テストの採点は

何百枚もある。


ある程度は

勢いでいきたい。


まる、まる、まる、まる、まる。

はい、百点。


ってな感じ。


悪い教授がいて

人事権を御旗に採点を強要するも

いると聞く。


そういう輩にかぎって

連続した記述式。



教授曰く


「0からの脱出じゃよ。」


「赤点ぎりぎりの輩も

 げたをはかせることができるんじゃ。」



まったく

言い訳になってない。


授業を知的にしろ。


おもしろくしろ


とは言わない。

しかし、学生が食いつくような

授業にしなければ。


なんのことはない。


人のことは言えない。



それにしても、

採点する方は、大変だ。


なぜなら

解答には、一貫性が必要だからだ。


あいつは合格で

こちらはだめ。


採点がぶれれば。


下手したら、学生からのクレームの嵐。


教授の面目丸つぶれ。


という展開だ。


ここまで

はや5分。




それにしても


あいかわらず、

こちらが懇切丁寧に

ポイントを解説しているというのに


地味におしゃべりか。


はたまた、下を

向いてなにかいじっている奴は

ラインか。


「なにやってんだよ。」


本日講義中2回目。

思わずつぶやいてしまう。



たしかに

今年の夏は暑かった。


しかし、しかし、

だからといって

クーラーが冷房が効いているからといって


「けしからーーーーーーーん」



一瞬びくっとするが

それでも寝るかい。あんたら。


今日も、今日とて、

わたしは吠える。


なし

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