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第5話

子守報酬でもらえるはずの短剣が購入した感じになってたので修正しました。

メインはいらない?


「メインはいらないとはどういうことですか?」

『コトリは紙使いになるといいということじゃ。』

「???」

余計にわからない。

紙は武器になるのか?

『まだ納得してないのか?お前の作った紙細工を見ろ。』


紙細工というのは折り紙のこと?

一体何を…


パタパタ…


白い鶴が空を飛んでいた。

『さっきから飛んでるのー。すごいねー!』


花もどこから出たの…その蔓。

ニョキニョキと天井に緑の蔓を伸ばして簡易ブランコのような感じに完成。それに、アイシャが座って遊び出す。

『すごーい!』


「な、な?!」

『何かスキルに変化があるかもしれん。見て見なさい。』

慌ててステータスのチェックをする。

本当だ増えている。

ログも確認する。そういえば、設定を変えたんだった。放送時度々頭に響くのがすこし気に入らなかったので通知音をオフにしたんだった。


ーースキル歌を取得しました。ーー

ーースキル紙を取得しました。ーー

ーースキル紙細工を取得しました。ーー

ーースキル使役を取得しました。ーー

ーー称号 紙使いを取得しました。ーー


…うわぁ。

なんなのだろう。


『とりあえず落ち着け。サブは短剣の方がいいじゃろ。紙は遠距離…いや中距離かの。それに魔法を覚えとるのじゃろ?短剣を持っておればとっさの回避ができるじゃろうて。』

「あー。そうですね。紙使い…ですか…。…まあ、いろいろ試して見ます。短剣のスキルはどうすれば…」


『それは、わしが教えるから問題ない。』

『あら、私の方が得意よ?』

「……。」

なんでみんないきなり登場するのだろう。


『本物はすごーく可愛いわね!うちの子とどう?』

どうとは何ですか?

あなたの息子さん、まだ子供ですよ?!


『早いわ。もう少しゆっくり話し合いしてこんかい。』

『あら、話し合いならしたわ?話し合いだけじゃないけどね?』

……何があったのかわからないが…冥福をお祈りしておこう。


『それにしても、本当に紙が生きてるみたいね。』

白い鶴が、ファラン様の手に止まる。


母の手で作ったから?よくわからないけど。運が良かった…ということ?


『それで、コトリちゃんというのよね。短剣の指導は私がしてあげるから安心しなさいっ!』

銀髪で若い女の人…この人の急な登場…後ろ(この武器屋の窓の外)を見るのがすごく怖いのはなぜ。


『………コトリ、無視するんじゃ。』

ロルフさーん助けてよっ。

『なんかお店の外、人がいっぱーい!』

アイシャ…教えてくれてありがとうっ。

おねーちゃんログアウトしたいっ。


『むむ?(コトリちゃんが怖がってる?……あいつらね!)コトリちゃんっ。ちょっと待っててねっ!』


急に何か思いついた顔になって急に外に飛び出して行った…そして、外で聞こえる爆撃音…

……


「私は何も聞こえない私は何も聞こえない…」

『…なかなかの苦労人じゃな。短剣は…これがいいかもしれんな。今回はタダでいい。素材を持ってきてくれれば、新しく作るし、強くしてやることも可能じゃ。素材買取もやっとるからいつでもおいで。』


「はい。ありがとうございます。」


ーーロルフからフィールドナイフを贈呈されました。ーー


フィールドナイフ

攻撃+5

素材入手にも使える武器。初心者にも使いやすい短剣。


「…あの、紙はどうすればいいでしょう。どこか売ってますか?それか、作り方を知ってる方知ってます?」

紙作成スキルとか欲しい。


『それなら、図書館に行きなさい。そこのヘルシャという男がいるからそいつに紙細工を作って見せてやったら喜んで教えてくれるだろう。』


図書館!楽しそう。絵本とかあったらヴァイスに読んであげるのいいかも。


「わかりました……それじゃ図書館に…『コトリちゃん!ゴミの排除は済ませたわよ!』…短剣の訓練に行ってきます。」


『う、うむ。頑張れ。』

『頑張ってねー!』

アイシャの応援だけで頑張れる!いや、頑張る!

ロルフさんは哀れみがあるから…


さあ、練習地獄に行こうか。


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