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カルキュレイション ワールド 98頁

黒いローブの存在に剣を構える燕騎士


(???)「御警戒なさらず、危害は加えませんから」


黒いローブは落ち着きながら説得する


(コカリス)「スワちゃん大丈夫よ、さてどうゆう事か説明してちょうだい」


コカリスがスワロウを制止させ話をする


(ガネーシャ)「御時間頂き感謝する、我はガネーシャ、白鳳様の命によりお力添えに来ました」


ガネーシャはローブを脱ぐと顔はゾウでありながら四本の腕が姿を現す


(コカリス)「力添え?半端な力じゃワンちゃんには敵わないわよ」


コカリスがガネーシャに指摘する


(ガネーシャ)「いえ、今犬王は一万の兵の内を牛王、鼠王、猪王の領土に割き防衛力が低下してる所、そこに我々の五千の兵とそちらの兵を当てれば勝機があるかと」

(コカリス)「ふ〜ん、確かにあるわね、で、あの四聖獣様がそこまでする見返りは何かしら?」


コカリスは問い詰める様にガネーシャに聞く


(ガネーシャ)「こちらに少々分けて戴きたい物がありまして…」


ガネーシャはニヤリと笑い小瓶を取り出した



ーークレアシオンベルクブリッジ・イウンーー

四人はクレアシオンベルクへ向かう


(禅)「ホントでけぇ橋だなぁ」


橋の先が霞んで見える景色に呆気に取られながら足を進める禅輝達


(蒼)「立派な橋ねぇ…それとすごい威圧感のある山ね」


クレアシオンベルク山頂は雲に覆われ見えないがその存在に威圧される蒼葉


(八戒)「別名〝死の山〟と呼ばれている、力無き者を寄せ付けず、野生のアニマ達が支配する山だ」

(キャミィ)「ホント、このアタシでさえ近寄りたくない場所ね」

(蒼)「ハァ、なんでよりによってそんな山にいんのよ!冴刃って奴は!」

(禅)「そんなにその山のアニマは強ぇのか?」

(八戒)「山に住むアニマ全てと言うワケではない、〝麓〟〝中腹〟〝山頂〟の順でより強い生態系を築いていると聞くが、その冴刃という人間が何処にいるかが問題だな」

(禅)「ん?」


八戒が話し終えた時に禅輝が橋の手すりに寄り掛かかるトカゲが目に入る


(ゲッコー)「おぅ!あんたらこの先の〝マセン〟に用があるならここで俺様を雇った方が安心だぜ」


トカゲが禅輝達に話しかける


(八戒)「〝渡り〟か、黒鉄気にせず進むぞ」


八戒が禅輝に促す


(禅)「悪りぃな、俺たちあの山に用があんだ」

(ゲッコー)「冗談だろ⁉︎自ら〝死の山〟に向かう奴がいるなんて、どうかしてるぜあんたら⁉︎」

(禅)「つうわけでじゃあな」


禅輝達はトカゲを通り過ぎる

禅輝達の姿が見えなくなりトカゲは小型無線を取り出す


(ゲッコー)「そっちに行ったぞ、〝バウンティーブック〟に載ってる人間と王家の者だ、確実に頼むぞ〝G-3ライダーズ〟」


トカゲがニヤリと笑う

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