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カルキュレイション ワールド 95頁

ボルブドゥール遺跡へ向かう道中


(キャミィ)「手がかりがあるといいわね」

(禅)「あぁ、それにお前の探してる〝冴刃英示さいばえいじ〟の手がかりがも見つかると良いな」

(蒼)「その冴刃って人と白鳳天琊ってのが四神の内の二人なのよね、それとガウルが以前言った〝この世界は四人の人間が創った〟って言うのもこの二人が関わってる可能性が高いなら、私達みたいに外から来た人間なら実物を真似て造る事ができるんじゃないかしら⁇」

(禅)「なるほどな!四神ってのが、俺らみたいに外から来た人間なら確かに造れるし、もしかしたら元の世界を行き来できる手段もあるかもしれねぇ!」

(ガウル)「着いたぞ」


ガウルが猪車を降りる


(蒼)「わぁ〜ホント旅友たびともで見た写真にそっくりな遺跡群ね…実際はボロブドゥールだけど…そんであれが禅輝の言ってたリンカーンの建物ね」


蒼葉が辺りを見渡す


(八戒)「それでお前達は何を調べたいんだ?」


八戒が尋ねる


(蒼)「そうね〜…ここに人間が来てた痕跡とか情報ツール、パソコンとかないかしら?」


蒼葉が八戒に聞く


(八戒)「パ、パソコン?などと言う物も人間の痕跡も知らぬが、情報と言うなら生前フドウ様が読まれていた書物なら、玉座の裏の扉がフドウ様の部屋になっているが」


八戒はフドウの部屋に禅輝達を案内する


(八戒)「これだ…私もこの部屋には一度しか来た事がないからな、内容は分からない」


そう言って八戒は蒼葉に書物を渡す


(蒼)「ありがと……!禅輝‼︎これ!」


蒼葉は本の内容を読み驚く


「どうした⁉︎蒼葉!」


禅輝も本の内容を見る


(禅)「んだコレ⁉︎」


禅輝は本を八戒へ返し


(禅)「ガウル!直ぐに船に戻るぞ‼︎」


禅輝と蒼葉は急ぎ足で猪車へ向かう


(ガウル)「お、おい…もう良いのか⁉︎」


禅輝に確認しながらガウルも後を追う


(キャミィ)「フフ、なんだか面白くなって来たみたいね、アンタはどうするの八戒?この村に残る?」


キャミィが八戒に聞く


(八戒)「私はまだハツネをこの手で討ち取っていない!その時が来るまではフドウ様の墓標に顔向けできんからな!それまでは恩義ある黒鉄に付いて行く」

(キャミィ)「決まりね!」


キャミィと八戒も急ぎ猪車に乗り込み一行はカトレア海岸へと戻って行く



船に乗り込む禅輝達


(ガウル)「では、グパ殿世話になった」


ガウルが出発際に礼を言う


(グパ)「ワッハッハ!気にするな!イマクニ様にもよろしく伝えてくれ!」

(ガウル)「必ず!」


グパと別れ船はランドック城へと向かう

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