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カルキュレイション ワールド 90頁

中庭吹き抜け屋上からキャミィと鬼嵐を見つめるヒバナとその鼠兵と犬兵達


(ヒバナ)「勝負あったヒノ…?」


膝を突く鬼嵐

すると首元の制御装置が床に落ちる


(鬼嵐)「ハァ…ハァ…俺は…」


倒れ込む鬼嵐を八戒が支える


(八戒)「話は後だ!今はハツネの最期をしっかりと見届けるぞ!」


八戒は鬼嵐に肩を貸しながら移動する


(ヒバナ)「やったヒノーー!残るはハツネを倒すのみ!もう一踏ん張りヒノ!」


ヒバナが鼠兵と犬兵を鼓舞する



ーー数分前・禅輝・蒼葉・ガウル・オルガVSハツネーー

怒りを露わにするハツネ


(ハツネ)「ぶっ飛ばすだと⁇俺様はこの国の王だぞ!たかが隊長と人間で俺様に敵う道理など無いわ!」


禅輝に向かい叫ぶ


(禅)「バカかお前は、もしお前が本物の王様だったら今頃こんな事にはなってねェし、それに俺たちはお前なんかに負けねぇ!」


禅輝はハツネに啖呵を切った


(ハツネ)「き、貴様だけは生け捕りにし、八つ裂きにしてくれるぞ!土霊・砂殺弾ささつだん!」


ハツネの突き出す手のひらに砂が集まり弾丸を無数に繰り出す


(禅)「ー‼︎おいおいおい!なんだよ飛び道具なんて卑怯だろ!」


禅輝はそれから必死に逃げ回る


(ハツネ)「ハッハッハッハッ!逃げてばかりでは俺様は倒せんぞ人間!」


ハツネは笑いながら容赦無く弾丸を繰り出す


(禅)「くそ!これじゃキリがねぇ!こうなりゃ正面突破だ‼︎」


禅輝はハツネに向かい走り出す


(ハツネ)「ハッハッハッハッ!恰好の的だな人間!終わりだ!」


禅輝に弾丸が飛ぶ


(ガウル)「フン‼︎相変わらず無茶しやがる!俺が防ぐ!構わず進め!」


ガウルがハツネの弾丸を拳ではじ


(禅)「ありがてぇ!突っ込むぜ!オラァ!」


禅輝の拳がハツネを捉える


(禅)「(ー⁉︎堅ぇ…‼︎やっぱりダメか!)」

(ハツネ)「その程度か!」


禅輝はハツネに弾かれる


(ガウル)「獣狼拳じゅうろうけん!」


すかさずガウルもハツネに拳を繰り出す


(ハツネ)「うぬッ…!だがその肩の傷では威力も半減だな!」


〝ガシッ〟

ガウルはハツネに身体を鷲掴みされる


(禅)「てめぇの相手は俺だろうがぁ‼︎」


禅輝がハツネに爆衝・紅蓮拳を打ち込む


(ハツネ)「ぐぬぁッ!」


ハツネの腹部で爆発が起きガウルを手放す


(ガウル)「助かった」


ガウルが禅輝に礼を言う


(ハツネ)「ハァ…ハァ…面白い芸当だな人間」


腹部を抑えながら話すハツネ


(禅)「マジか…倒れねぇのかよ」

(ガウル)「だが確実にダメージは負っている!このまま押し切る!」

(ハツネ)「ダメージ?この程度で俺が倒れると思ったか!細胞活性・激癒げきゆ‼︎」


するとハツネの身体の傷がみるみる治っていく


(蒼)「えぇ⁉︎傷口が…⁉︎」

(ガウル)「クソ…化け物めッ…!」


蒼葉とガウルが汗を流す


(オルガ)「ならば治癒できぬ様切り落とす!」


オルガが水の薙刀を出現させる


(禅)「へぇーそりゃ良かったぜ!手負いのお前なんか倒しても嬉しくねぇからな!蒼葉!ガウル!オルガ!手ェ出すなよ!!俺がやる!!!」


禅輝が笑みを浮かべ言った



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