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カルキュレイション ワールド 85頁

ハツネを貫いた槍はそのまま地面をも貫ぬき姿を消す


(オルガ)「破‼︎」


すると地面が膨れ上がり

〝ドーーーン〟

爆発が起きる


(ハツネ)「グァ!」


吹き飛ぶハツネ

地面からは巨大な水柱が立ち登りその中から地中に居たガウルが上空から落ちてくる


(ガウル)「ガハッ!ガハッ!」

(蒼)「大丈夫⁉︎」

(オルガ)「大丈夫か…」

(ガウル)「手荒だが助かった」


むせるガウルに近寄るオルガと蒼葉


(ハツネ)「おのれ〜寄せ集めの雑魚共め!」


片腕を負傷したハツネが睨む



ーーキャミィ・八戒VS鬼嵐ーー

二人掛かりで鬼嵐と激闘を繰り広げるキャミィと八戒


(キャミィ)「オラオラオラオラオラオラオラオラ!」

(八戒)「ハッ!セイ!ヤッ!トウ!」


キャミィと八戒が鬼嵐を攻め立てる

〝シュ〟〝シュ〟〝シュ〟〝シュ〟〝シュ〟

鬼嵐もそれをことごとく躱す


(八戒)「(これ程の攻撃を躱すとは…)こうなれば!キャミィ追撃を頼む‼︎」


八戒が距離を置き薙刀を水平に構える


(八戒)「一刀砲いっとうほう‼︎」


振り払われた薙刀から斬撃が鬼嵐に迫る


(鬼嵐)「ー‼︎」


その斬撃に気付くと鬼嵐は飛び上がりそれを躱す


(キャミィ)「もらったァァァァ‼︎」


キャミィはすかさず空中に飛び上がり鬼嵐の腹部に蹴りを決める

地面に叩き落ちる鬼嵐


(八戒)「ナイスだ!キャミィ!!」

(キャミィ)「(…浅い)…来る!」

(鬼嵐)「グギャーーーーー‼︎」


鬼嵐が砂埃を巻き上げ八戒とキャミィに突っ込んで来る


(八戒)「だが!先ほどより確実に速度は落ちている!」


八戒が薙刀で鬼嵐を防ぐ


(八戒)「今度は俺だ!舞い上がれ!凱旋乱風がいせんらんぷう!」


八戒は薙刀を回転させ竜巻を起こす

その中では無数の風の刃が鬼嵐を切りつけながら上空へ飛ばす


(鬼嵐)「………」


動きのない鬼嵐


(八戒)「これで最後だ!」


八戒は深く腰を落とし上空へ飛び上がる


(八戒)「一撃渾身…氷斬ひょうざん‼︎」


しかし鬼嵐が眼を見開き突っ込んで来る八戒に口から炎を吹き出す


(八戒)「ー‼︎」


咄嗟に八戒はマントで自分を覆い炎を防ぐ


(鬼嵐)「ギェェェェェェェ‼︎」


鬼嵐は間髪入れず大きな爪を振り二発の爪撃を飛ばす


(八戒)「グッ…!」


八戒はそれをまともに受け地面に叩き落ちる


(キャミィ)「大丈夫⁉︎」


直ぐにキャミィが駆け寄る


(八戒)「……大丈夫だ…、キャミィ試したい事がある、ここは任せてくれないか…」


八戒は血を流しながら前へ出る


(キャミィ)「…」


キャミィは黙ってそれを見つめる

〝ギュッ〟

八戒は薙刀を強く握り締め鬼嵐を見た



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