表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/164

カルキュレイション ワールド 79頁

緊迫した空気が漂う


(ヒバナ)「奇襲失敗ヒノ‼︎全隊戦闘準備‼︎ヒノーー!!!!!」


ヒバナは全体に指揮を出しハツネの部隊に目掛け火炎を吹いた

それと同時に禅輝達は縄を解き戦闘準備に入った


(ヒバナ)「兄貴はオイラとハツネを探すヒノ!こっちヒノ‼︎」


火炎を吹きやめヒバナは禅輝を連れて中庭を離れ城内を走り出した


(ガウル)「黒鉄!ヒバナ!頼んだぞ!」

(禅)「おう!!」


去り際に禅輝は応えた


(オルガ)「水遊戯・水衝波すいしょうは!」


オルガが間髪入れずにハツネの兵たちに水の衝撃波を与える


(鼠兵)「ぐぁー!!」


相手の前衛部隊が吹き飛び布陣が乱れる


(ガウル)「今だ!切り込むぞ!」


ガウルを先頭に兵たちが攻め込む


(チランチ)「相手は丸腰だ!迎え討てーー‼︎」


ハツネの兵たちも剣や槍を手に迎え討つ


(ガウル)「皆怯むな!今こそ我らの〝柔拳〟の見せ所だ!」


ガウルは繰り出される槍を躱しつつ犬兵たちに叫ぶ


(犬兵)「隊長!見せてやりますよ我々の日々の成果!」

(犬兵達)「オーーーーー!!!!!」


犬兵たちの士気が高まりハツネ兵たちに向かって行く


(チュー太)「俺たちも負けてられねぇッス!ハムスさん!」

(ハムス)「おう!こっちも気合入れてくぞ!」

(鼠兵達)「オーーーーー!!!!!」


チュー太とハムスにより鼠兵も士気が高まり攻め込んで行く

それを見つめる蒼葉


(蒼)「…あーーこうなればヤケよ!私も戦うわよ!」


蒼葉も憑神で弓を出現させハツネ兵たちの武器を狙う


(キャミィ)「根性あるじゃない」


キャミィが蒼葉の肩を叩き敵兵に突っ込んで行く



ーー城内・廊下ーー

禅輝とヒバナは廊下を走っていた


(禅)「おいヒバナ、玉座に居ない王様の居場所なんか分かんのか⁇」

(ヒバナ)「確証はないけど目星はついてるヒノ、ちまたでは使われていない地下牢の警備が厚く、そこへ向かうハツネの姿が目撃されてるヒノ」

(禅)「そいつァ怪しいな」


走りながら会話を進める禅輝達


(ヒバナ)「あの階段を下がれば地下牢ヒノ!」

(禅)「よっしゃ!」


禅輝は急ぎ階段を降りた


(禅)「!!!」


そこは驚きの光景が広がっていた


(禅)「何だこりゃ…」

(ヒバナ)「兄貴どうしたヒノ…‼︎」


禅輝達の目の前には全ての檻が壊され壁や天井には爪痕つめあとが無数に刻まれている


(禅)「こりゃとんでもない何かが居たみたいだな」

(ヒバナ)「酷い光景ヒノ…奥から光が見えるヒノ」


突き当たりの壁から光が漏れ出していた


(禅)「隠し扉か…」


禅輝が扉を開ける


(ヒバナ)「こんな部屋があるなんて思わなかったヒノ」


目の前には実験室の様な機材や薬品が置かれていた

禅輝達は部屋を調べ机の資料を手に取った


(禅)「…〝ONIARASHI〟⁇」


禅輝が読み上げる


(ヒバナ)「…‼︎鬼嵐!鬼嵐隊長ヒノか⁉︎」


ヒバナが驚きな表情を見せた





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ