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カルキュレイション ワールド 56頁

日が昇り宿屋にガウルがやって来た


(ガウル)「準備が早いな」


外には禅輝達が待っていた


(禅)「おっす!ガウル!」

(蒼)「おは〜よ〜ガウル〜」

(ガウル)「黒鉄、このむすめは何かあったのか?」

(禅)「まぁ、ちょっと色々あってな」

(ガウル)「…⁇」


禅輝は苦笑いし蒼葉の目はまだ開いてい無い


(ガウル)「まぁいい、それよりも黒鉄、これより我々も先に出発しているドベルの軍と我が兵が合流する為〝ランドック〟に向かう道の途中にある〝ミミズトンネル〟の出口で落ち合う段取りになっている、それ故我々も急ぎ出発するぞ」

(禅)「おう!俺も早く犬王と話をしてぇしな」


禅輝は勢いよく返事をし歩き始める


(ガウル)「しかし黒鉄、気は引き締めておけ、街を出れば直ぐに山林だ、獣も多い地帯だ」

(禅)「そうだな、蒼葉があの状態じゃ心配だからな、気をつけるわ」


禅輝達は話しながら街の中を山林へと向かう



暫く街を歩くと

(禅)「…‼︎」


禅輝は辺りから視線を感じた


(ガウル)「黒鉄…」


ガウルも同様に察する


(禅)「あぁ、おそらく昨日の奴だな、今度はお仲間も一緒か」

(キャミィ)「そのよね、四、五…九はいるわね」


禅輝とキャミィが話す


(蒼)「だったらこのまま森まで誘導して、街の被害を無くしましょ、今度は相手も本気みたいだし」

(禅)「そうだな、相手の出かたを伺うか」


禅輝達は気配を感じながら街を抜け森の中へ入る


(禅)「蒼葉、そろそろ暴れていいか?」

(蒼)「そうね、ここまで来れば被害は無いわね」

(禅)「よしゃ‼︎キャミィ‼︎ガウル‼︎暴れるぞ‼︎」

(キャミィ)「ホント不快だったわ‼︎」

(ガウル)「我慢するのもしんどい物だな」

(蒼)「さぁ!ドンドンやっちゃって!」


禅輝達は振り返りる


(カーチャ)「わざわざ街から離れてくれて有り難いぜ!これで俺たちも仕事がし易いってもんだ‼︎さぁ‼︎昨日の借りを返さしてもらうぜ‼︎」

(カーチャの部下達)「ガァーー‼︎」「ウォーー‼︎」


次々と襲い掛かってくるハイエナ達


(キャミィ)「禅輝!蒼葉は昨日の特訓で憑神を使い切って今は使えないわ‼︎アタシ達でフォローしながら闘うわよ‼︎」

(禅)「え⁉︎そうだったのか⁉︎ただの寝不足だと思ってたぜ」

(ガウル)「ならば、一人頭ひとりあたま三匹だな」

(禅)「楽勝だぜ!って、ガウルお前武器が無くて大丈夫なのか⁇」

(ガウル)「フン、いらん心配だな、俺は本来体術戦の方が得意だからな」

(禅)「あー良かった、俺が壊しちまった手前、罪悪感があったからよ、お陰でスッキリしたぜ」

(ガウル)「話はそこまでだな、来たぞ‼︎」


刀を持ったハイエナがガウルに斬りかかる

しかしそれをサラリと躱し裏拳をふところに決め掌底で吹き飛ばす

禅輝にも刃が斬りかかる

〝キーン〟

禅輝は憑神を纏わせた腕をクロスさせ防ぐ


(禅)「そんな刃じゃ、俺は切れないぜ」


一方キャミィにもハイエナが襲い掛かる

しかしそんな刃をステップしながら躱し


(キャミィ)「瞬転豪脚‼︎」


キャミィの回転蹴りがハイエナを捉え吹き飛ぶハイエナ


(禅)「二人ともやっぱしやるなぁ!俺も負けてられねぇぜ!」


奮起する禅輝

そして各々ハイエナと対峙する



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