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カルキュレイション ワールド 48頁

ーーヒバナ邸ーー


(禅)「八戒の様子は?」

(蒼)「薬が効いて安静にしてるわ、それよりヒバナが慌て飛び出して行ったけど…何かあったの?」

(禅)「あぁ、俺が情報提供の代わりに鼠王に頼んでヒバナを鼠王軍の総部隊長に任命する様に話を通した」


蒼葉の表情が凍りつく


(蒼)「あんた!これからあたし達どうすんのよ⁉︎帰る手かがり聞かないでどぉすんのよ‼︎」


禅輝の胸ぐらを掴む蒼葉


(禅)「だから大丈夫だって!あてはちゃんとあるからよ、それに前ヒバナが戦い以外で大切な物を守る方法を考えてたからよ…それを実現させる力を与えたくてよ」

(蒼)「ハァー…あんたなりに考えたのね…しょうがない、今回は目をつぶるわ」

(禅)「サンキュー蒼葉」

(蒼)「けど!後でちゃんと当てについて話しなさいよ!」

(禅)「おぅ!」


〝バタン〟


(ヒバナ)「ただいまヒノー‼︎」


ヒバナが帰って来る


(ヒバナ)「兄貴〜‼︎」


ヒバナが禅輝に飛びつく


(禅)「なんだよ⁉︎急にどぉした?」

(ヒバナ)「オイラ今回の〝カトレア海岸侵攻戦〟の任務が評価されて鼠王軍総部隊長に任命されたヒノッ‼︎これで誰にも命令されずに、オイラが戦い以外の解決方法を模索できるヒノッ‼︎」

(禅)「良かったな、これからはお前の正義を貫けよ!」

(ヒバナ)「ヒノッ‼︎」


ヒバナは笑顔で返事した

〝コンコン〟


(鼠母)「さぁ、あんた達今日はご馳走よ!ヒバナの昇級祝いのご馳走、倒れるまで食べなさい‼︎」


ヒバナのおばさんが食事の知らせを伝えに来た


(禅)「よぉーし食うぞ‼︎」


気合いを入れる禅輝

ダイニングにて禅輝・蒼葉・ヒバナ・キャミィは怒涛の勢いで食事を平らげていく

食事を済ませそれぞれ自分の時間を過ごし朝が来る



ーーゴルシップ城ーー

玉間にて悩む馬王ばおう


(馬王)「うーん、どうしたものか…」

(馬楼)「先日派遣した三千もの兵がたった三名に壊滅されるとは、想像以上の強者ですな〝コブラ部隊〟とは」


老馬が話す


(クロ)「一層の事、我が軍の総力で捻り潰せばよい‼︎」


黒馬が強く馬王に言う


(馬兵)「報告‼︎コブラ部隊は〝タイド村〟を奪い〝シルホークがい〟に向かっている模様‼︎」


馬兵ばへいが報告する

老馬が口を開く


(馬楼)「仕方あるまい、こちらも〝三馬神さんばしん〟で対抗致しましょうぞ、馬王様!」

(馬王)「うむ…〝馬楼ばろう〟お前の策で迎え討つ!直ちに〝三馬神〟をここへ呼べ!」

(馬楼)「御意!」


馬楼は頭を下げ玉間を離れた


(馬王)「クロ!コブラ部隊の情報を詳しく調べ上げろ!」

(クロ)「ハッ‼︎」


馬王が黒馬に指示を出し黒馬も頭を下げ玉間を離れた


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