表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/164

カルキュレイション ワールド 29頁

ーー地下一階ーー


(トノガエル)「それが白鳳との初めの出逢いゲロ」


話終わるトノガエル


(キャミィ)「無茶苦茶な奴ね…白鳳神琊」

(トノガエル)「お願いゲロ‼︎この戦いワシらは降伏するゲロ、だからワシの仲間達も許して欲しいゲロ‼︎」


トノガエルがキャミィに土下座をしてお願いする


(キャミィ)「良いわ、きっと禅輝達も分かってくれるわ」


キャミィは姿を人型に戻す


(トノガエル)「ありがとうゲロ‼︎このご恩は一生忘れ無いゲロ‼︎」

(キャミィ)「はいアンタの刀」


刀を渡すキャミィ


(トノガエル)「その刀はほんのお礼ゲロ、受け取ってくれゲロ」


そう蛙が言うと刀の鞘をキャミィに渡す


(キャミィ)「あ、ありがと…」

(トノガエル)「それとこれがゴロン達の足枷の鍵ゲロ」


蛙がキャミィに鍵を渡す


(キャミィ)「これこれ!」


キャミィは鍵を受け取り入り口付近の二匹のゴロンに投げた


(キャミィ)「早く仲間を解放してやんな」

(ゴロンA)「ありがとうッチュ‼︎」


急ぎ足で駆けて行った


(トノガエル)「どうしてこの御時世に人間とつるむゲロ?さっき言った〝禅輝〟とは人間の事ゲロ?」

(キャミィ)「んー禅輝は懐かしい匂いがするんだ、だから悪い奴じゃないと思ってね」

(トノガエル)「匂いゲロか…なんだか不思議ゲロね」

(キャミィ)「まぁそれに人間にも興味があるしね…、さてそろそろアタシ達も行きましょう」

(トノガエル)「そうゲロね」


蛙とキャミィは部屋を出た



ーー大広間・現在ーー


(キャミィ)「ーーって話なのよ」

(禅)「そうか、家族か…白鳳…」


禅輝はうつむきながら階段を降りて行く

そしてトノガエルの乗る船の前に立った


(禅)「オイッ‼︎デカガエル‼︎」


そお禅輝が叫ぶと甲板から蛙が降りてきた


(トノガエル)「何ゲロか?」

(禅)「白鳳はまたここに戻って来るのか?」

(トノガエル)「作業は九割以上完成しているゲロ、近い内に必ず」

(禅)「そうか…ヒバナ‼︎」

(ヒバナ)「…??」

(禅)「この船全部燃やすぞ」

(ヒバナ)「了解ヒノ…」


ヒバナは大きく息を吸い込み勢いよく吐き出した


(ヒバナ)「ヒノーーーーーッ‼︎」


ヒバナの炎は船のマストを燃やしその炎は船を燃やしていく

数時間後全ての船が燃え切った

燃え切った船を見届けトノガエルが禅輝に話す


(トノガエル)「お前さんこんな事したら白鳳が怒るゲロよ」


禅輝は拳を握り


(禅)「このまま白鳳の好きにはさせねぇよ」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ