カルキュレイション ワールド 170頁
仰向けのマシュー
(マシュー)「⋯⋯(風の防御で和らげたけど長期戦は不利だね⋯向こうは無尽蔵の体力⋯ダラダラやってられないね!)」
起き上がるマシュー
(マシュー)「ギアを上げよう⋯」
フロア一帯が吹き荒れる
(マシュー)「“天啓”それは精霊と契約をせずとも使える精霊術⋯風土や継承、様々な条件で天啓を授かれる⋯だから僕にとっては呼吸のように意識しないで使える力だよ⋯ゆえに初動が早い⋯けどその霊術を鍛錬し磨き上げればその性質を次のステージへ昇華できる⋯霊昇⋯」
(からくり将軍)「ピピピ⋯危険ヲ感知⋯追跡爆撃弾全弾射出」
“ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド”
放たれるミサイル群
(マシュー)「ー!嵐巻!!」
迫るミサイルを歩みながら嵐を放ち全てのミサイルの軌道を壁へと逸らす
“ドドドドドドドドドドドドドドドドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!⋯”
(からくり将軍)「射程範囲センサー感知⋯最大出力⋯」
(マシュー)「遅いよ⋯嵐刃!!」
からくり将軍を真っ二つに斬るマシュー
(からくり将軍)「ピピピ⋯ピ⋯ピ⋯」
“ガシャーーン”崩れるからくり将軍
(エアル)「マシュー!」
階段を上がりエアルが駆け寄り禅輝達も合流する
(マシュー)「みんな無事だったかい?ん⋯?君が噂の黒鉄君かな?」
(禅輝)「あぁ⋯道中話は聞いた、ありがとう仲間を守ってくれて!」
(マシュー)「いいさ⋯それより六武神は強いよ」
(禅輝)「おう!あんたは休んでな、後は任せろ!!」
(エアル)「わたしもマシューと残るよ、傷の手当てをしたい」
(ヤマト)「旦那!俺達もここに残り二人を守る!必ず勝って戻って来てくれ!!」
(禅輝)「おう!」
禅輝は一人階段を登っていく
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ーー数十分前・朧城F2ーー
“ゾクッ”禅輝の気配を感じる武蔵
(武蔵)「いや、要らぬ心配だったねぇ〜芭蕉、メインデッシュの前に前菜は片付けてくれよ」
(五十嵐)「前菜扱いかよ!舐めやがって!」
芭蕉に駆け出す五十嵐
(芭蕉)「ー!(此奴まだスピードを上げるか!?)それなら儂も本気を出すぞ!」
芭蕉も後退しながら五十嵐に応戦する
(五十嵐)「オラオラオラオラオラ!!」
五十嵐も攻撃を仕掛けながら芭蕉を追う
(芭蕉)「追跡と殴打では体力が持たぬのでは?」
芭蕉は旋棍で攻撃を防ぐ
(五十嵐)「るせぇ!ハァハァ⋯(ことごとくあの旋棍に防がれるしコイツのバックステップの幅とスピードで離されそうになる⋯)」
傍観する武蔵
(武蔵)「芭蕉のあの長い脚は武器にもスピードにも活きる、彼には勝てないよ」
“ビュン”矢を放つ蒼葉
“ギン!”太刀で防ぐ武蔵
(武蔵)「⋯(重くなったか⋯)」
(蒼葉)「私達をみくびると怪我するよ」
(武蔵)「それは楽しめそうだ」
ニヤリと笑う武蔵




