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カルキュレイション ワールド 162頁

気を失っている蒼葉


(五十嵐)「やろぅ…許さねえ!」


五十嵐の脚に闘気が漂う


(武蔵)「…?いったい何だい?」

(五十嵐)「いくぜぇ……号!!」


足裏の牙が加速を促す


(五十嵐)「牙咬(がこう)!!」


指先が牙に変わる


(武蔵)「早いっ!くっ!」


武蔵は太刀で食い止める


(五十嵐)「(初見でこのスピードを…!!)」

(武蔵)「いゃ〜びっくりしたよ…円月(えんげつ)ー!?」

(八戒)「大地旱魃(だいちかんばつ)!!」

(武蔵)「おいおい仲間事やる気かい!?」


五十嵐の背後から迫りくる斬撃


(五十嵐)「いや、受けるのはお前一人だよ!うぉぉぉーー!!」

(武蔵)「ー!!」


五十嵐は武蔵の太刀を掴み斬撃の迫りくる背後へ向かい投げ飛ばす


(武蔵)「なんて怪力だ??予想外だね…ぐっぅ!!」


武蔵は放り投げなれ斬撃が命中し

岩山へ吹き飛ぶ

”ドカーン……ガラガラ…“

崩れる岩山


(五十嵐)「ナイス八戒!!」

(八戒)「ハァハァ…いやこの程度で倒せれば苦労しない」


“パンパン”

着物の埃を払う武蔵


(武蔵)「………久しぶりに”痛み“を感じたよ、いい連携だね」

(八戒)「畳み掛けるぞ!!」

(五十嵐)「おう!」


八戒と五十嵐が武蔵へ向かう


(武蔵)「円月斬り·三日月(みかづき)!!」


三日月形(みかづきがた)の斬撃が迫る


(八戒)「斬撃は俺が抑える!」

(武蔵)「やめたほうがいいよ、その斬撃はー」


八戒が斬撃を柄で抑える


(八戒)「ー!ぐぁ!!」

(武蔵)「障壁を乗り越える」


八戒は斬られ倒れ込む


(五十嵐)「八戒!」

(武蔵)「自分の心配をしなよ円月斬り·半月(はんげつ)

(五十嵐)「ぐふっ!!」


半月の威力は周りの岩山までもを吹き飛ばす


(武蔵)「ふぅ」


武蔵は辺りを見渡す


(エアル·ヤマト·八戒·五十嵐)「うっ…くっ…!」


フラフラになりながら立ち上がる

ヒガマルとニシオはただそれを見つめる事しかできない


(武蔵)「へぇ〜まだやるの?じゃあここらで終わらせようか」


武器を構える武蔵


(エアル)「(数では有利…あの太刀の外から攻める!)風霊·荒巻(あらまき)!」


エアルが手のひらに竜巻を作る


(ヤマト)「これでいくぜぇ!キングコング…」


武蔵に向かい腕を3倍膨らませ走り出す


(五十嵐)「俺が取り抑えるッ!…号!!」


高速で走り出す五十嵐


(八戒)「一刀砲!!」


八戒は薙刀から斬撃を飛ばす


(武蔵)「無駄だよ…円月斬り…」


武蔵は地面に太刀を突き刺す

“ゴポゴポッ”

太刀が地面に吸い込まれて消える


(ヤマト)「パンチャー!!」

(五十嵐)「(抑える!!)」


二人が近付く


(武蔵)「満月!!」


”ズババババババ!!“

無数の斬撃が四人を襲う


(五十嵐·ヤマト)「がはッ!!」

(エアル·八戒)「ー!!ぐっ!」


エアルと八戒の技も虚しく打ち消され

斬撃を受け四人は倒れ込む





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