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カルキュレイション ワールド 153頁

巨大化したメデューに対し凛と立つエアル


(エアル)「それならこっちも全開だ…いくよリフル!風霊·翠色冷光剣すいしょくれいこうけん!」


エアルの声掛けに呼応する様に風が吹き

“シューー”

細剣の先端一点に風が集まり青く光る


(メデュー)「一点に全てを賭けるか…突きの一辺倒か?」


エアルは突きを繰り出す構えをする


(エアル)「(マシューの様な移動が出来ない以上相手の隙を伺うしかない…)」

(メデュー)「仕留めろ!ガラガラ兵!!」


砂の中から数体の兵が現れエアルに飛び掛かる


(エアル)「邪魔!風霊·鎌鼬かまいたち!!」

(ガラガラ兵達)「ぐぁー!!」


エアルは武器を持たない手から風の刃を放ちガラガラ兵達を一掃する


(メデュー)「やはり雑魚では(らち)が明かないな…しかし動けないなら好都合!土霊·地盤流砂!!」


エアルの足場が崩れ始め流砂が起こる


(エアル)「くっ!」


エアルは咄嗟にその場から飛び跳ねる


(メデュー)「もらったぁ!!」

(エアル)「ぐっふぅっ!!」


機敏にメデューが動き拳が空中でエアルを捉える

”ガシャーン“

エアルは岩場を崩し倒れ込む


(エアル)「ぐっぅ…ハァハァ…(なんて力と機敏さ…)」

(メデュー)「仕留める!!」


間髪入れずメデューはエアルに接近し拳を振り下ろす


(エアル)「くっ!風障!!」


メデューの拳をエアルの手のひらから風の壁が作られ弾く


(メデュー)「ぬぅッ!?無駄な抵抗を!!」


よろめくメデューを見逃さないエアル


(エアル)「今!」


メデューに向け光る細剣を突き出すエアル


(メデュー)「見くびるな!」


“バキッ”

その細剣の切っ先を掴み細剣をるメデュー


(メデュー)「ー?切っ先が光っていない!?」

(エアル)「くれてやるわ!あなたを止められるなら!!翠色冷光拳すいしょくれいこうけん!!!」


エアルの拳が青く光りメデューを貫く


(メデュー)「霊力を拳に移したか…」

(エアル)「ハァハァ…瞬時に移せるかどうかは賭けだったけどね…」

(メデュー)「ふっ…あとは任せたぞオロチ…」


倒れ込みデータ分解が始まるメデュー


(エアル)「私もルドルフ様の元へ戻らなけ…れば…」


”ドサッ“

疲れて倒れ込むエアル


(エアル)「あれ…身体が…フー少し休み向かいますルドルフ様…」


休息するエアル



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