表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
151/163

カルキュレイション ワールド 151頁

オロチからの光が消える

その姿は蛇の頭が3つ·首元に1匹巻き付き·両腕先に1つずつ·尻尾が二俣で2つ·計8つの頭に変化した


(八俣遠呂智)「これが…」


遠呂智は自身の身体の変化を確認する


(ルドルフ)「名前を書き換える“姓命魂せいめいこん”噂では聞いていたが…人間め厄介な物を」

(八俣遠呂智)「……小手調べだ」


遠呂智はそう呟くと左右の頭の蛇と尻尾の蛇計4匹の蛇がルドルフへ向かう


(ルドルフ)「フン!全て切断してくれるわ!!」


振りまわすルドルフの斧を巧みにかわす遠呂智


(ルドルフ)「切断円刃スラッシュサークル!!」


”スパパパパッ“

ルドルフの周囲のものが全て切断される


(八俣遠呂智)「……(見誤ったか…)」


遠呂智の4つの頭が切断される

しかし切断された矢先に頭が直ぐに再生する


(ルドルフ)「再生など織り込み済みだよ」


ルドルフは遠呂智の懐に接近していた


(ルドルフ)「“黒蹄「超重弾銃マグナム」”!!」

(八俣遠呂智)「超絶硬化·鎧鋼がいこう!!」


ルドルフの拳が遠呂智の腹部を捉える

遠呂智は足で地面を擦りながら吹き飛ばされる衝撃に耐えた


(八俣遠呂智)「ぐふぅぅぅ…ハァハァ…」


遠呂智の腹部からひび割れた鱗が剥がれ落ちる


(ルドルフ)「ぬぅぅぅ…俺のマグナムを耐えるとはな…」


ルドルフも技の衝撃に繰り出した右腕を負傷する

その戦況のタイミングでヒュドラもガラガラ砂漠に到着する


(ヒュドラ)「(見つけた!オロチ!!)」

(八俣遠呂智)「ー!ヒュド様!」


遠呂智に迫るヒュドに気が付くルドルフが動き出す


(ルドルフ)「なにやら面倒な気配だ!接触させん!!」


ルドルフは直ぐ様斧を拾いヒュドラへ投げつける


(八俣遠呂智)「ー!ヒュド様ッ!!」


”ドシュッ“

遠呂智が身を挺してヒュドラを庇い斧から守った


(八俣遠呂智)「ぐふぅッ……さぁ我が肉体へヒュド様…」

(ヒュドラ)「上出来だ我が息子よ」


ヒュドラは遠呂智の口から体内へ潜り込んだ


(ルドルフ)「不穏な気配だな」


傷口が再生していく遠呂智


(ルドルフ)「“ゾクッ”」


再生と共に遠呂智から闘気が滲み出る


(八俣遠呂智)「ぬぅ……俺は……遠呂智だ…あの姿のヒュドなどに乗っ取られてなるものか!!」

(ルドルフ)「野心家め…(だがまずいな、能力が跳ね上がりやがった)」

(八俣遠呂智)「さぁ続きと行こうか?ルドルフ」


遠呂智がにやりと笑う


(ルドルフ)「無事だったか…」

(八俣遠呂智)「ー!」


”バキッ“

突如現れたマシューの蹴りをしっかりと腕で防ぐ遠呂智


(マシュー)「さぁこっちはリベンジといこうかな」

(八俣遠呂智)「雑魚が…」


互いを睨み合うマシューと遠呂智



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ