表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124/163

カルキュレーション ワールド 124頁

(冴)「これであとは俺の能力で天琊から神矢のデータを取り出せば事が進む」


冴刃が白鳳に向かい歩きだす


(白)「やれやれ、勝手に終らすなよ」

(冴)「ー!」


仰向けの白鳳が話す


(八戒)「くそ!やつは不死身か!?」

(蒼)「なんてやつなの!?」


八戒が武器を構える

白鳳はゆっくり立ち上がる


(白)「雷霊(らいれい)雷轟電撃(らいごうでんげき)


白鳳の(てのひら)から無数の電撃が八戒を襲う


(八戒)「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」


蒼葉直ぐ様矢を構え放つ


(蒼)「八戒!!」

(冴)「カスタムポイント・ダウンボム」


冴刃は放たれる瞬間蒼葉の弓に触る

放たれた矢は白鳳の足元に軌道が反れる


(蒼)「えっ!?なんで!」

(冴)「問題ない!軌道を書き換えた!」


〝ドーーン〟

地面が爆発するも白鳳は距離を取り爆風をしのぐ


(白)「ぐぅぅ!」


電撃から解放される崩れる八戒


(八戒)「ハァハァ…助かったぞ」

(白)「小賢しい真似を!雷霊・放電針(ほうでんばり)!」


白鳳の放つ無数の電撃が冴刃と蒼葉に迫る


(冴)「おいおい、女とケガ人にする事かよ!」


冴刃は地面を隆起させ壁を造り障壁にする


(冴)「くそ!さっきの(いかずち)も誤算だった!!まさか精霊術が使えるとはなァ!」

(蒼)「そうよ!神術が切れればチャンスだったのよね!あいつ全然元気じゃない!?」

(冴)「神術(しんじゅつ)は本来、(わざ)の大きさに比例して体力を消費する!それに対して精霊術(せいれいじゅつ)は精神力を削り技を繰り出すからな、あいつ程になれば半端な精神力じゃないだろ!」

(蒼)「それじゃ困るのよ!勝ち目無いじゃない!!」

(冴)「だが精神つうのは体力からの影響も出るからな、どちらにしろ限界は近いはずだ…」


放たれ続ける放電により二人の隠れる障壁はボロボロになってゆく


(白)「ふぅ、そろそろ一思(ひとおも)いに消してやろう!雷霊・充雷(じゅうらい)あッぅぅー!」


白鳳がひざをつく


(白)「うぅ、身体がー!」

(冴)「(せがれ)ー!!」


冴刃の叫び声より早く禅輝は白鳳に拳を繰り出していた


(禅)「おらぁぁぁぁ!」

(白)「ぐッお!」


禅輝の拳が白鳳を殴り飛ばす


(禅)「さぁ!決着つけようぜ!」

(白)「ハァハァ…貴様などこの身一つで充分だ」


白鳳がボロボロのスーツとワイシャツを破り捨てお互いに拳を構える






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ