表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
123/163

カルキュレイション ワールド 123頁

禅輝と白鳳互いにぶつかり合う拳


(禅)「爆衝・紅蓮…」

(白)「フランマ・ハスタ!(炎槍)」

(禅)「ぐぉ!熱ちぃ!」

(白)「ふん!」

(禅)「ぐっ!!」


白鳳が禅輝を蹴り飛ばす


(白)「貴様のその技、そう何発も使えないんじゃないか?〝波〟を一点に集中させる〝渦〟は体力の消耗が激しいからな」

(禅)「はぁはぁ、三発…」

(白)「ん?」

(禅)「それが一日に放てる今の限界だ」

(白)「ほぅ、この私相手に手の内を明かすとはな」

(禅)「へっ!承知の上だ!こっちは朝から連戦だからな!次の一撃で最後、けど俺はお前に勝つ!!」

(白)「面白い…この創造主である私に勝つだと?身の程どを知れ!!」


白鳳から圧が放たれる


(禅)「うっ…ー!!」

(八戒)「化け物だなこの威圧感…だが黒鉄、貴様の退かぬ姿、熱きものをもらったぞ」


八戒が禅輝の前へ出る


(八戒)「黒鉄!俺が奴の攻撃を捌く!貴様はその一撃を叩き込め!!」

(禅)「おう!」

(白)「不愉快だ、一瞬でケリをつけてやろう」


白鳳は炎に包まれ神々しい鳳凰の姿に変わり舞い上がる


(冴)「白鳳の二度目の変身、もう限界な筈だ、短期で終わらせる狙いなら余力が残されてない証だ」

(禅)「今度はあのゴム野郎も居ないぜ!おっさん!」

(白)「あの程度も倒せねば話にならぬ!ムルトゥス・グロブス!!(多段炎弾)」


無数の炎の玉が辺りに降り注ぐ


(冴)「倅!白鳳に向かって走れ!!」

(禅)「おう!」


禅輝が炎の玉の先の白鳳に向かい走り出す


(八戒)「炎は任せろ!凱風!!」


八戒も禅輝を追いかけ迫る炎の玉を次々と風の渦を飛ばし軌道を変える


(禅)「切り抜けたぜ!白鳳!!」

(白)「ここまでだ!灰となれ!!フランマ・ウェントゥス!!(炎焼風)」

(禅・八戒)「くっ!・ぬぅ!」

(冴)「そのまま進め!!領域サークル!隆起!!」


白鳳の翼から炎の風が禅輝と八戒を包み込む


(白)「ふふふふ、遅かったな冴刃!」

(冴)「……」

(禅)「おっちゃんならちゃんと間に合ってるぜ!」


隆起した地面を足場に白鳳の頭上を捉える禅輝と八戒


(禅)「爆衝・紅蓮拳!!」

(八戒)「空衝大旱魃(くうしょうだいかんばつ)!!」

(白)「ー!しぶとい!インフェルヌぅぅぅぁぁぁ(まずい…ちからがぁぁ)」


白鳳は元の姿に戻る


(冴)「尽きたか」

(蒼)「いけーー!!」

(禅・八戒)「オラァァァ!!」


〝ドーーーン〟

爆発と斬撃が白鳳を捉え地上に叩きつける


(禅・八戒)「いでェ!・ぐふぅ!」


禅輝と八戒も地上に落ちてくる


(禅)「ふぅぅ…やったな…もぅ動けねぇぞ」


仰向けで空を見上げる禅輝


(八戒)「ハァハァ…同感だ…大技を使いすぎた」


八戒は薙刀を支えに立ち上がる


(禅)「冴刃のおっさん、これで神矢を取り戻せるよな!」


禅輝は空に向け拳を上げた






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ