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カルキュレイション ワールド 109頁

ーー南林道・後方〜ガウル&ドベル〜ーー


(ガウル)「戦況が掴めぬが俺たちはここで林の中を通る敵を殲滅すればいいんだな」

(ドベル)「へっ!俺はいくさが出来れば構わないぜ!」

(ガウル)「ならばこれより兵を二分し迎撃に当たるぞ!」

(ドベル)「おう!」


ガウルとドベルは兵を二分し両脇の林の中へ消えて行く



ーー鶏王軍・南関所ーー

卓上の地図を睨むスワロウ


(スワロウ)「ケロン隊長!これより兵を千と四千に二分し、林の進行を願います!」

(ケロン隊長)「準備は整ってるケロ!これより進行を開始するケロ!」


ケロン隊長は兵団に戻って行く



ーー南林道・シェイパード&ダルメンーー

二人はそれぞれ闘気を纏う


(ダルメン)「雷霊らいれい・サンダーボルト‼︎」


ダルメンの闘気が黄色に変わり帯電する


(シェイパード)「纏え!炎霊えんれいほむら!」


シェイパードの剣に炎が纏われる


(ガネーシャ)「御準備が整った様で…御好きに来なさい‼︎」

(シェイパード)「行くぞ!ダルメン‼︎」

(ダルメン)「あぁ‼︎」


シェイパードとダルメンが呼応し

〝バチッ〟

ダルメンが姿を消す


(ガネーシャ)「ー‼︎」


ガネーシャは気がつくと吹き飛ばされている

〝バチッ〟


(ガネーシャ)「(二撃目か…ー‼︎)」


〝ドーーーーン!!〟

ガネーシャにダルメンが追撃する

辺りは砂埃が舞う


(ガネーシャ)「大したスピードですね」

(ダルメン)「ほぅ、受け止めるか…だが好都合だ…‼︎」


ガネーシャは四本の腕で帯電するダルメンを捕まえている


(ダルメン)「ハァァァァァ‼︎」

(ガネーシャ)「ヌッ…‼︎」


ダルメンの帯電する電気がガネーシャに移っていく


(ダルメン)「ジゴ・スパーク‼︎(自己放電)」


〝ドーーーーン‼︎〟

ガネーシャが光り大爆発を起こす

辺りは爆風により樹々が倒れる

〝ボフッ〟

砂煙の中からダルメンがシェイパードの位置まで戻る


(シェイパード)「とばし過ぎだダルメン」

(ダルメン)「六武神相手だ、これくらいせねば倒せんだろ」

(ガネーシャ)「ブォーーーーン!!!」


ガネーシャの鼻息で砂煙が消し飛ぶ


(ガネーシャ)「なかなか効いたぞ…次はこちらの番ー‼︎」


シェイパードがガネーシャに向かい走りだす


(シェイパード)「火炎斬り‼︎」


ガネーシャの切り口が発火する


(ガネーシャ)「ヌッゥ…‼︎」


ガネーシャは倒れそうになるも踏み止まる


(シェイパード)「畳み掛けるぞ!ダルメン‼︎」

(ダルメン)「当然だ!」


ダルメンは再び帯電しガネーシャへ向かいだし

シェイパードもガネーシャ目掛け斬りかかる


(ガネーシャ)「風霊・暴風障壁‼︎」


ガネーシャを中心に暴風が吹き荒れシェイパードとダルメンを吹き飛ばす


(シェイパード)「ぐわッ!」

(ダルメン)「ぐぅッ‼︎」


シェイパードとダルメンは木に打ち付けられる


(ガネーシャ)「おやおや、将軍クラスがこの程とは…ーん?来た様だな」

(シェイパード・ダルメン)「ー‼︎」


両脇の林を大軍のカエルが樹々を伝いランドックへ進軍して行く


(シェイパード)「奴等はガウルとドベルに任せるぞ!」

(ダルメン)「あぁ!こいつはここで仕止める!」


シェイパードとダルメンは再び闘気を纏う

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