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カルキュレイション ワールド 108頁

ーー犬王軍領内・南林道ーー

奮戦しているダルメンとシェイパード


(シェイパード)「ー!」

(ダルメン)「敵も馬鹿では無いな」


次第に鶏兵が後退してゆく

すると鶏王軍将軍スワロウと黒いローブの二人が現れた


(シェイパード)「ー‼︎」

(ダルメン)「…久しぶりだなスワロウ将軍!」

(スワロウ)「お久しぶりですダルメン将軍、シェイパード将軍やはりあなた方でしたか」

(シェイパード)「…スワロウ将軍、この侵攻戦は…」

(スワロウ)「…我が軍の総力!〝鶏王軍最後の将〟が命にかえても突破する!」


スワロウの身体にオーラが漂う


(シェイパード)「ダルメン、あのローブは私が引き受ける」

(ダルメン)「ならスワロウは任せろ!直ぐに加勢してやる!」

(ガネーシャ)「御二人は私を舐めてらっしゃるのでは?」


ガネーシャがローブを剥捨てる


(シェイパード)「ー‼︎六武神!」

(ダルメン)「ガネーシャ‼︎」

(ガネーシャ)「まとめてかかって来い!!!」


周囲の空気が痺れる


(シェイパード)「くっ…!ただでさえ王が気掛かりなのだが…」

(ダルメン)「ならば早急に肩をつけるぞ!」


シェイパードとダルメンが構える


(ガネーシャ)「スワロウ将軍!後方に控えている我がカエル兵五千に保護色を纏わせ森を先導願いたい!」

(スワロウ)「承知した!」


スワロウは無線を取り出す

〝カチャ〟


(スワロウ)「ケロン隊長!これより関所から五千のカエル兵を林の中で保護色を纏わせランドック城へ進行願う!」

(ケロン隊長)「〝了解したケロ!〟」


〝カチャ〟

無線が切れる


(スワロウ)「では、ガネーシャ殿私は急ぎ関所に戻り隊列の指揮に当たりますゆえ、こちらはお任せ致します!」


スワロウが羽ばたき上空へ上がる


(ダルメン)「そうはさせん!シールドスピナー‼︎」


ダルメンが盾をスワロウへ投げる


(ガネーシャ)「フン!」


ガネーシャが掌底の波動で盾を弾く


(ガネーシャ)「御任せを‼︎」


スワロウは関所の方角へ飛び去って行く

〝カチャ〟

シェイパードが無線を手に取る


(シェイパード)「ガウル!ドベル!これより両脇の林をランドックへ向かい敵が進行する!各隊別れ迎撃しろ‼︎絶対に王のもとへ向かわすな‼︎」

(ガウル・ドベル)「〝了解‼︎‼︎〟」


シェイパードが無線を切る


(シェイパード)「カエルは任せ私たちはこちらに集中だ」

(ダルメン)「当然!直ぐに向かうぞ!!」


シェイパードとダルメンが静かに白い闘気を纏う

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