表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/163

カルキュレイション ワールド 104頁

禅輝達は〝神矢〟と〝天琊〟の関係を知る


(冴)「それでも(せがれ)、〝白鳳神矢〟として戻すか?」

(禅)「……」

(蒼)「禅輝…」

(禅)「俺はそれでも今の〝天琊〟がしようとしてる事は許せねぇ!この世界のアニマ達を支配しようなんて絶対させねぇ!」

(冴)「ふっ、〝仁〟と同じか…やはり親子か…よしわかった!お前達に協力してやる、俺の能力なしでは話にならんからな!」

(禅)「ありがとよ冴刃のおっさん!」

(冴)「おっさんじゃねぇよ!…まぁいい今日はここで休んでけお前達、外はもう夜だ」

(禅・八戒)「ありがとよ!」「感謝する」


禅輝達は山小屋で夜を明かす



ーーその夜・ランドック城・玉座の間ーー


(犬兵)「報告!南の関所が鶏王けいおう軍により破られました!」


玉座の間に衝撃が走る


(イマクニ)「兵を割いているこのタイミングで仕掛けて来るかコカリス…!直ちに将軍ニ名とドベル、ガウルを南の関所へ向かわせ鶏王軍の侵攻を阻止せよ!!」

(犬兵)「ハッ!」


犬兵が玉間飛び出して行く


(イマクニ)「(…さいわい鶏王の兵力五千に対抗できる余力は残している)」


玉座で考え込むイマクニ

すると

〝ガシャーン〟

突然玉座の間の窓ガラスが割れる


(イマクニ)「ー⁉︎貴様はコカリス!!」


大きな窓辺に巨大なコカリスが止まる


(コカリス)「んふ〜♪おひさ〜♪イマクニちゃん、突然ゴメンなさいね」

(イマクニ)「夜襲とは大胆に出たな、兵力差を知っての行動か?」

(コカリス)「もー♪強がりはダメよ♪今の犬王軍が手薄なのは知ってるんだから〜♪」

(イマクニ)「だとすればそこを全力で叩くと隣国〝猿王えんおう〟軍からの防衛兵力が手薄になるのでは?」

(コカリス)「だ・か・ら・夜襲なんじゃな〜い♪夜は情報伝達が遅れるでしょ♪だから早急にこのお城落として帰るのよ♪」

(イマクニ)「……(全軍で攻め込んでいるにも関わらず、その大事な指揮を自ら取らない理由は…向こうに自分と同等又はそれ以上の実力者がいるからか…だとすればこちらは時間稼ぎ!)ならば!ハァァァ!」


イマクニが拳に力を溜めると人の顔からブルドックの顔へ変わる


(コカリス)「あらあら♪…向こうには行かせないわよ!」


コカリスは巨大な翼を広げイマクニに向かい羽ばたいた



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ