捨てた謙虚が私の切り札
悔しい。本当に悔しい。
なんで自分を分かってくれないのか。不思議だ。
こんなに自分を発信しているのに、誰も受信しない。
初めは身近のものから初めて、お金に余裕が出てきたから機材を買って
技術を身につけていって、高性能になったつもりだった。
だから自信があった。だけど現実は違った。
私が作ったものは誰にも見られなかった。
今でも数人の視聴者がいるだけ。私の自信は空回りだったのか?
「あぁ~!違う!悪いのは私だ、私が自分の能力を過信していただけだ!」
そうやって言うことで、落ち着くと思っていた。
だけど、募る怒りは心のずっと奥底に眠り続けている。
野太い根っこのように、張り巡らされる。
私は認めてもらいたい。見てもらいたい。
拒否されても構わない。・・・いや、それは栄えある日本人の癖だ。
謙虚心なんていっそ捨てて本気で叫んでみようか。
「私は人気になってみたい!!」
そうそれだ。
私だけじゃないのは分かっている、私以外にもいっぱいいるだろうし
私以上に努力している人もいるだろう。
今人気になっている元素人であろうと、努力と技術と数少ないチャンスに恵まれた結果であろう。
「くっそぉーー!!」
憎くてたまらない、わかっててはいてもただの運とでしか思えない。
私のほうが努力しているし、努力しているし・・・
「むぅ・・」
自分が哀れで。はしたない。
だけど、がむしゃらに。貪欲に。追い続ける。
たとえけなされたって、私が進む道は曲げない。
茶枝という本名である私の情報社会上の名は貫かれる。
それに・・本当は少し嬉しいこともある。
数人、いる。私を見てくれている人が。
例え立て続けて見ていなくても、私にめぐり合えたチャンスだ。
少なくてもゼロではない。大事にしなくては。
でもせめて、なにか・・。証拠が欲しいとは思っちゃう。
それはほら・・コメントとかそういう・・あぁ、いや。別に。
・・いらないんだから。
どんなに憎んだって、自分を哀れんだって。
諦められないのが、私。
私は私が悔しくて。
それでいて、大好きで。たまらない。




