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第2話 白馬の王子様? 

○自由都市 東地区 酒場「バッカス」


 東地区の一角にあるこの店はカウンターを入れても20席程しかない小さな店であったが、荒れくれ者の多い傭兵ギルドのある西地区と違って商業地域である東地区に存在しているため客層も商人が多いのが特徴だ。

 狭い店内でありながらも喧嘩や諍いが少なく、静かに酒を飲めることから隠れ家的な意味で俺もよく利用しており、今や店主とはすっかり顔馴染みの仲となっている。

 先程の光景が頭から離れなかった俺は商事ギルドには戻らずに、少し早い時間であったがこの店に顔を出すことにした。


「おう、今日は随分早いな」


 声をかけてくれた酒場の親父に対し、俺はいつもの定位置であるカウンターの席に座ると同時に


「エールを頼む......」


と答える。


「ちょっと待っててくれ、先客がいるもんでな」


 そう答える親父の視線の先には店内のテーブル席で酒盛りをしている商人達の姿があった。


「旦那のお目通りに叶う娘がいなくて残念でしたね」

「全くだ、どいつここいつも媚びへつらうか恐怖で縮こまってばかりでつまらん」


 どうやら奴らは今日の奴隷市目当てにやってきたようだったが目当てに叶う娘が見つからなかったのでご機嫌斜めのようだ。


「冷めた瞳で儂を見下すような少女がなんでおらん!!」

「旦那、奴隷にそれは求めるちょっと無理があるのでは......」

「うるさい!!」


 手下(悪者っぽいので)に諫められても旦那と呼ばれた豚面の商人は涙ながらに声を荒げる。


「お前達には分からんだろうが儂を上目遣いで見下す、心の中で儂を罵る、そういう娘をそばにおいてゾクゾクする気持ちが良いのだ。5年前に買った娘もはじめのうちはそんな態度で接してくれたのだが、3年もすれば逆に儂にすり寄るようになってしまってゾクゾク感が無くなってしまったんだぞ。これがなんとも悲しいことか......」

「奥様のことをそういう風に言わなくとも......」

「だまれ!!まあ、あれはあれで良い女で息子も生まれたから良かったのだがな。」

「十分幸せじゃないですか!!」

「うるさい!!出会った頃の感覚をもう一度味わいたいんじゃ!!」


 ハーレム化計画か? 豚面に似合わず愛妻家なのは分かるがどちらにしろゲス野郎には違いないだろう。 ロリコンの気持ちは正直言って理解に苦しむ。 ニホンでは間違いなく犯罪者に分類されるであろう。


「あいよ!」


コト......


 俺の座るカウンターに親父が陶器のジョッキに注がれたエールを置いてくれた。 俺はそれを一気に飲み干し、


「プハア、キクう!」


と声を上げてしまう。


「どうしたんだ? いつもと違って顔色が悪いぞ?」


心配して声をかけてくれた親父の言葉に俺は


「ちょっと嫌なことがあっただけだよ」


と答える。


「まあ、今日はお前さんが嫌っている「奴隷市」の日だったからなあ。大方嫌なもんでも見ちまったんだろ」

「そんなところだ......」

「やれやれ、まあ俺もあの光景はいつ見ても嫌だな」


 俺の気持ちを察してか親父は腕を組みながら言葉を続ける。


「この街と違ってよその国の奴隷の扱いはひどいからなあ。さっきもどこかの国の商人が買い取った奴隷の少女を鎖で引っ張っていたぜ」

「反吐が出るよ.....」

「違いねえ、俺がこの街は奴隷を鎖で縛るのを禁止していることを伝えたら「お前に言われる筋合いはない!」なんて言いやがったぜ」


 この親父はなぜそこまで奴隷に対する扱いに不満を述べてるかというと彼もまた元奴隷だったからだ。

若い頃にこの街の酒場の店主に従業員として買い取られ、店での働きぶりが認められ店主が亡くなったときの遺言で奴隷身分から解放された口なのである。

 この街の奴隷の扱いは周辺国と比べれば天国で一定の生存権や財産権が認められており、主人の遺言や市民との結婚、主人に買い取られたときの金銭を支払うことなどによって「解放」されて市民として生活できるのだ。

周辺国にも奴隷身分から「解放」されることもあるがそれは市民と奴隷の間に位置する「解放奴隷」という身分になるだけであり、市民が持つ参政権が認められておらず、財産権も制限されたものであった。


「奴隷制度か......」

「奴隷が重要な労働力なのは分かるが奴らだって同じ血の通った人間だ。犯罪者ならともかく生活のために身を落とした子供だっているんだ。俺はあいつらが不憫でしょうがないぜ......」


 子供の頃の辛い記憶を思い出してか親父はズビッと鼻をすする。

そんな会話をする俺たちであったが息を切らせながら店内に入ってきた一人のチンピラの存在によって状況が一変することになる。


「旦那!良い奴隷が残ってましたぜ!!」


 奴はテーブル席にいた豚野郎に声をかける。


「もう終わったんじゃなかったのか?」


 豚野郎がチンピラにそう答えるも


「まだ売れ残りがいたんですよ!それも旦那の好みに合いそうな娘でさあ」


 チンピラは広場で見たという少女の特長を豚野郎に説明する。 俺は親父との会話を中断して聞き耳を立ててしまう。 するとチンピラの言う少女の特徴は俺が先程広場で見た少女と全く同じであることに気づいてしまう。


「本当にそうだろうな?お前の目は節穴だから信用できんが......」

「めめ、滅相もない!今度ばかりは確かです。店の親父の話だと美人だが愛嬌を全くふるわなかったから売れ残っちまったらしいんですわ。」

「ほほう、随分と生意気な娘のようだな......」


 チンピラの言葉に豚野郎は目を輝かせ始める。 その姿に横目で見ていた俺は一瞬、寒気を覚えてしまう。


「ちゃんと奴に買うことを伝えたんだろうな?」

「いや、そのう、一応相談してからにしようかと......」

「馬鹿野郎!だからお前はいつも役立たずって言われるんだよ!!」

「ひ!?」


 豚野郎はテーブルを思いっきり叩くとチンピラは涙目になりながら


「今すぐ買ってきますので金を......」

「てめえに大金を預けるほど俺は落ちぶれちゃいねえ、俺が直接買いに行く」


 豚野郎はそう言うと同じ席に座っていた二人の手下と共に店を出ようとする。


「!!」


 俺は無意識に席を立ち上がると同時に先程まで話をしていた親父に


「金は後で払う!!」


と言い残し豚野郎より先に店の外に出る。


「おい!?」


 親父の言葉を無視し、俺は工具箱の中から油(切削用)の入った瓶を取り出すと同時に酒場の出入り口にビシャ!!っとばらまいた。


「おわ!?」

「な、なんだ!!」

「いてえ!!」

「だ、旦那、お、重いです......」


 案の定、豚野郎達が油に足を滑らせて団子状に転び合っているのを尻目に俺は商事ギルドに向かって走って行った......




○商事ギルド


カランカラン......


「あ、遅かったですね。姉さんが心配してましたよ」


 俺がドアを開けると受付にいた青年が声をかけてくる。


「そんなことより急いで俺の金を卸せるだけ卸してくれ!!」

「は!?何を突然......」

「いいから早くしろ!!」

「ひ!?」


 俺が普段は見せない気迫で迫ってきたことに彼は驚いていたがすぐに


「わ、分かりました。ちょっとまって下さいね.....」


と気を取り直して金庫に向かい、程なくして


「今日卸せる分はこれだけですよ」


と言いながらジャラジャラと金貨の入った袋を持ってきた。


「これで足りる!サンキュー!!」

「ちょ、ちょっとサインを!!て、どこ行くんですか!?」


 青年の声もお構いなしに俺は金貨を分捕ると、それまで持っていた工具箱を受付の机の上に置いたままにしてその場を後にする。




○広場


「やれやれ、結局売れ残っちまったな......」


 先程の黒髪の男性がいなくなった後に通りすがりの別の男性が私を見て「うちの旦那の好みだ」と言い、「旦那に聞いてくる」と言ってその場を後にしたがいつまでたっても来ないので奴隷商は諦めて店仕舞いをしていた。


「せっかく買ってもらえると思ったが期待はずれだったな」


ため息混じりに声をかけてきた彼であったが


「まあ、良いだろう。お前には次に来る娘共の世話をしてもらうとするか」


と言い残し、私を檻から出すと同時に首輪に鎖をつけて馬車の荷台に乗せる。


すると......


「ちょ、ちょっと待ってくれ!!」


 馬車が出発しようとした矢先に一人の男性が馬車の前に立ちふさがった。


「あ、あんたは......」


 奴隷商が驚くのも無理はなく、その男性は先程「購入」を断った黒髪の人だった。


「金は持ってきた.....いくらだ?」


 突然の彼の言葉に奴隷商は驚きつつも


「お、おまけして金貨30枚でいかがでしょう?」


 日中に売っていた他の少女の値段は金貨20枚だ。 黒髪の男性の行動に驚きつつも奴隷商は冷静に値段をふっかけてきた。


しかし......


「ここに金貨50枚はある、早くその娘をよこせ!!」

「へ!?」


 驚きを隠せない奴隷商に彼は金貨の入った袋を投げつける。


「こ、これは......」


 奴隷商は袋の中に金貨が50枚入っていることを確認すると


「ま、毎度有り難うございます!!」


と言葉を濁しつつも笑顔で答える。 それもそうだ、金貨一枚で一家四人がこの街で2ヶ月生活できる金額だ。

 生活費で十年分に近い金額を王侯貴族に見えない彼が私なんかの為に払うなどふっかけてきた奴隷商人ですら想像できなかったであろう。


「礼はいらんから早く「契約」させろ!!」

「は、はい!!」


 彼に急かされ、奴隷商は私を馬車から降ろすとすぐに私の首輪に詠唱をかけると


「ではお客様、「契約」を......」

「ああ」


 奴隷商に言われ、彼はそのまま私の首輪に詠唱をかけ、正式に私の所有権を得た。


「無事に契約が済みました。本日はお買い上げ有り難うございます」


 奴隷商が営業スマイルを送るも彼は怒りの表情を見せて


「もうお前に用は無い、とっとと失せろ!!」


と奴隷商人に罵声を浴びせた。


「そ、それではまたのご利用を~」


 彼に恐れを抱いたのか奴隷商人は馬車に乗ると同時にそそくさとその場を後にする。

そして、広場には私と彼の二人だけが残されていた。 私がどう声をかけようか迷っていると 


「てめえ!!旦那の獲物を横取りしやがって!!」


 私達が振り返った先には4人の男達(一人は豚とよく似ていた)の姿があった。

彼らが怒っている理由はよく分からなかったけど確実に言えるのは私の隣にいる彼が私を買い取ったことに不満があるようだった。


「店の前にバラマかれてた油もてめえの仕業だってのは分かってるんだぞ!!」


 男達はそう言うとそれぞれが腰に差していた剣を抜き、切っ先をこちらに向けてくる。

私はその光景に驚き、足がすくんでしまったのだが隣にいる彼は黙って私を背中の方に押しやる。


「お前達、落ち着くんだ」

「でも.....」


 4人の中で豚に似ている人が先程まで罵声を浴びせてきた男達を制止すると同時に彼に近づき、


「いくらで買った?お前さんの目的は金なんだろ?」


と声をかける。 どうやら彼はこの人より先に私を買い取って高く売りつけるつもりだったようだ。

 謎が解けた私は彼がどういった交渉術を駆使してこの人から金貨50枚以上のお金を得るのか興味を持ってしまう。


しかし......


「金貨100枚積まれてもこいつは売らない。」

「なんだって!?」


 彼の言葉に豚に似ている人だけでなく、私まで思わず耳を疑ってしまった。


「二度も言わせるな、こいつは売らないって言っただろ!」


 唖然とする一同に対して彼は再び口を開く。


「貴様、随分この娘に執着しているようだがこいつを見れば考えが変わるだろ?」


 豚に似ている人は懐から金貨の入った袋を取り出し彼に中身を見せる。


「ここに金貨が60枚ある、相場の3倍だから文句は無いはずだ」


 さっき支払った金貨50枚より多い、あまりの金額に私は驚いてしまったが彼は


「いらん。」


と言い捨ててしまう。 その言葉に豚に似ている人は我慢の限界がきたのか


「これ以上値段をつり上げるならもう容赦しねえ、野郎共やっちまえ!!」

『おお!!』


 豚に似ている人の指示で三人の手下達は一斉に襲いかかろうとする。 そんな中、彼は怯えるわけでもなく腰に差していた金属製の工具を抜くと同時に男達に対して身構える。


しかし......


『ピーーーー待ちなさい!!』


 今まで聞いたこともない大音量の声が広場に響きわたり、広場にいた一同は驚いて動きを止めてしまう。

私が声のする方向を振り返るとそこには樽を半分に割ったような物を口に当てている若い女性の姿があった。

 


◇◆◇◆◇



『これ以上交渉で揉めるようなら商事ギルド会長の権限でこの街で商売できないようにするわよ!!』


 赤い髪と瞳を持ち、背が低く(胸もあまりない)、眼鏡をかけて子供のような外見をした女性の拡声器越しの声は太く、威厳に満ちており彼女の言葉に少女を守っていた男の表情から初めて焦りの色が伺える。


『正当な交渉で得た取引に対して武力で奪い取る行為は商人として許されざる行為です。武器を収めなさい!!』


 女性の言葉に反応して少女を守っていた男は手にした工具を腰に戻すも男達の方は武器を収めずに


「あの女は何を言ってるんだ!!」

「そんなデタラメ信じられるかってんだ!!」

「あんなガキが会長の訳がねえ!!」

「お嬢ちゃんはとっととお家に帰りなさい」


とそれぞれ罵声を口にする。


「おいおい......あの女の指示に従った方がいいぞ」


 急に大人しくなった男が武器を向ける男達に忠告するも最早手遅れだったようだ。


『な、なんですってええええ』


 男達からの罵声を受け、怒りを見せて髪を逆立てる彼女の背中からは黒い妖気のようなものが漂っている。


『フー!もう容赦しないわ!!私に逆らったことを後悔させてやる!!ギッタギタのメッタメッタにして............』


 拡声器でよく分からない言葉を連発する彼女を無視して男達は武器を持ち直して再び少女を守る男に視線を向ける。


『ま、待ちなさい!!話は終わってないわよ!!』


 叫び続ける彼女であったが後ろから一人の青年がやってきたことにより状況が一変する。


「はあ、はあ、姉さん、一人で飛び出しちゃだめですよ!」

『ピー!!うるさいわね、今取り込み中よ!!』

「せめてこれは持っていって下さいよ、今日は余所から来た商人も多いんですから」

『ちょ、何をするの!?』


 青年はそんな会話をした後に強引に彼女が持っていた拡声器を取り上げると


『アーアー、皆さ~ん!この街に来たばかりでご存じ無いでしょうがここにいるお方は正真正銘、この東地区を束ねる商事ギルド会長のフィリア・メルカトール氏です。この腕章こそが証拠です!!』


と一同に伝えると同時に紋章の刻まれた腕章を私達に見せる。

 その紋章は相対する二羽の鳩がオリーブの葉をくわえて中央の塔に向かうような絵柄であったが、それこそ商人なら誰でも知っている商事ギルド会長であるメルカトール家の紋章であり、それを見た瞬間に男達の表情がみるみる青ざめていき、カランカランと武器を手放して会長と呼ばれた女性に対し許しを乞うがごとく地面にひざまづいてしまう。


「申し訳ありません!!」


 男達を代表して豚面の男が謝罪の言葉を述べる。 地面にひざまづく男達を前にして彼女は腕を組みながら口を開く。


「分かれば宜しい!!だがお互い商人なら分かるでしょう?」

「と言いますと?」


 彼女は背中のリュックから最近この街で使われ始めたソロバンを取り出すと同時にパチパチと弾き始め、


「私に対する罵声、罵り、無礼な発言、子供扱い、無視、私が受けた心理的ストレス......」


 先程男達から受けた非礼の数々を計算し始め、弾き終わったと同時に


チーン!


と側にいた青年の持っていたトライアングルの音によって金額が発表される。


「金貨35枚が妥当ね」


「な!?」


 あまりの金額の高さに豚面の男は言葉を失ってしまう。


「これでも安い方よ?それとも何?この街で商売ができなくなってもいいの?」


 ソロバン片手に笑顔で大金を要求してくるフィリアに睨まれ、男達はタジタジとなってしまう。


「何グズグズしてるの?いい加減に払うか払わないかハッキリしなさい!!」


 男達の態度に苛立ちを感じてか彼女は更に強気になって慰謝料を要求し始める。


「ぐぬぬぬぬ......わ、分かりました」


 フィリアの気迫に観念したのか豚面の男は彼女から言われた金額を懐から取り出すと側にいた青年に渡す。


「分かれば宜しい、今後ともこの街での商売を認めるわ」


 慰謝料を受け取ったことで機嫌を良くしたのかフィリアは男達に立ち去って良いことを伝え、彼らは豚面の男を先頭にスゴスゴと引き上げていった。


「儲かっちゃった~♪」

「姉さんホドホドにしなよ......」


 弟から金貨の入った袋を受け取り、ジャラジャラとした感触を楽しみつつフィリアは小躍りしていた。


「ふふふ、この金貨の音はいつ聞いても飽きないわねえ......」

「姉さん、姉さん」

「あ~もう、この輝きが私を魅了させるのよ~」

「姉さん!!」

「何よ!!今良い気分なんだから!!」

「......もう逃げられちゃったよ」

「な!?」


 彼女が辺りを見回すと、先程までいた男と少女の姿が見あたらず、逃げられてしまったことに気付いてしまう。


「なんで止めなかったの!?」

「姉さんが欲を出して慰謝料の計算に夢中になったからだよ」

「探しに行くわよ!!」

「ちょ、ちょっと僕にはまだ仕事が残ってるんだけど!!」


 フィリアは嫌がる弟の首根っこを強引に掴むと同時にそのまま男の行方を探し始めるのであった......

 マジメにストーリーを設定したいので次回は一週間後に投稿できるようにします。

文才の乏しい作者ですが応援よろしくお願いします。


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