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凪のフリーデン加入
「ねぇ……」
「なんだ、九条」
「暇なんだけど」
「知るかよ」
「というわけで、考えたのよ」
「帰るわ」
「聞きなさいよ!」
「……なんだよ」
「フリーデンで四対四の勝負ってどう? 二対二を二回やる形式」
「やりたくねぇ……」
「専用魔道具、使ってみたいし。傷は私が治すから」
「待て。四対四ってことは八人だぞ?」
「いるでしょ、あなたの知り合いに。フリーデン並みの化け物」
「誰のことだ?」
「あの指輪を作った子よ」
「凪!? いや、なんでだよ」
「彼女、魔法を“体系化”できてるわよ。あの魔道具を見れば分かる。私達は感覚で組み上げてる。でもあの子は違う。完全に頭脳だけで組んでる。……あれは化け物」
「……確かに。あのレベルの魔道具、見たこともない」
「上司にはもう推薦しておいたわ。フリーデンに」
「は!?」




