表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/66

エキドナとの再会

65話目になりますわ…リン達は、エキドナと再会します。しかし、大きな陰謀が、蠢いている事が判明しました。同じ頃…満里奈は、バイシャ達との会談に望みます。

石垣山城…

「さて…バイシャの城に行きますか?」満里奈が、呟く…

レイン、フランソワーズ、サマン、ハイラ、シンダラ、ニション、ココル、フェリオサ、ミッシェル、エマニュエル、ステンノー、エウリュアレ、メドゥーサは椅子より立ちか上がった。


「聞けぇ!これより、バイシャ殿の城に向かう、」満里奈…徳川家康が一声いっせいを上げた。

「この度のミーミル湖、小谷城攻略において、我々がエナ様と共闘した事は、知られていると考えるのが、自然だろう。」

「バイシャ殿の城には、アヴァロー殿、ハマーン殿、も来ているはず…やもすれば、戦闘となるかもしれない。最悪なのは、巴殿が既に、三人と同盟を結び、合従軍がっしょうぐんとして布陣している事だ。」

家康は、拳を振り上げる。


「だが!怖れるに及ばず…我を信じよ!我々の道の先にある物を信じよ!我々が為さんとする事を信じよ!我々の力を信じよ!」

家康は、手を振りかざした。


「厭離穢土欣求浄土!」

家康は、叫んだ……!「我々がこの世界に希望をもたらす者ぞ!」


「旗を掲げよ!」

「正信!転送の準備!」

「忠勝!直政!元忠!頼宣、頼房、輝政!そして秀忠!心せよ!」

「忠勝!馬引けぇ!」


「…秀忠?頼宣???誰だ?」皆がざわつく…「たわけ!ニション 秀忠!お前の事だ!うつけがぁ!!エマニュエル、紀州頼宣!臆する事は、許さぬぞ!」


ニションと…エマニュエルが泣き崩れた。

「父上……我々にお任せ下さい。」


「出陣じゃ!」

14頭のグルファクシ、騎上の戦士達…それぞれが雄叫びを上げた。

「盃を割れ!出立じゃぁ!」

ガシャーン14枚の盃が割れ…巨大な転送陣が皆を包み…飲み込んでいく…行き先は、バイシャの国。



リン達は、徒歩で獣人達の村を探していた。

「リン…ジン一郎の報告だと、確かこの当たりだよね。そう言えは、ジン一郎とジン二郎は?…もしかして…武田かぁ…まぁいいわ…で最初にエキドナと会ったのはこの辺り…」アイリスが辺りを見渡す。


「アターナー姉様…これは!」シモーヌが声を上げた。

草木が生い茂る林…中に…

「獣人の成れの果てか…」リンが呟く


「リン…良く見ると…住居は…そのまま?戦闘も無く…暗殺?手際が良いね……で…白骨化…結構前に殺された…?この当たりの時間は…」

「暗殺に近いわね…確かに…時間?速いわ…どれくらいで白骨化するのかしら?」 

リンが骨をみて回っている。


「これは、全員…胴体と首が離れている…つまり」

ヴァネッサが指で首をかいた… 

「恐ろしい手練ね…」


「ちょっと待て…生き物がいるわ…」リンの目が赤く光る…

「リン姉様…あそこの祠ですね」アシュラが指差す。


リンとアシュラの目が赤く光る…

…「いるのは解っている。出てこい!」アイリスが声を出す。


「でてこぬなら…祠ごと破壊するが…良いな?リンが言った。」


………何かが飛び出した。

「……狼か?」ヴァネッサが言う…

「ジャンヌ…拘束!」リンがジャンヌを見た。

ジャンヌの目が赤く光る。

「ギャーン」その獣は金縛りにあったように…動けない…

「アターナー姉様…狼ですね…ん?狼?オオカミって言うより…ショウカミね…いやいや犬か?」ジャンヌが言った。


「これは、エキドナの犬?」シモーヌが小さい狼をヒョイと持ち上げた。

「ブサイクな狼ね…さぁ!食べましょうか?」シモーヌが言う、


「えっ…狼って食えるの?犬もそうだけど…美味いのか?シモーヌ?」アシュラが言った。

  

「ペム姉…食べた事あるわけないでしょ!冗談よ!」シモーヌがやれやれって顔している。

「メドゥーサならいざ知らず!!」

シモーヌが言った。


「アハハハ…アハハハ…メドゥーサなら美味くありません…!肉が硬い!臭い!筋っぽい!です…とか言いそうね!」シモーヌが笑った。


「昔は、貴女も食べた事あるでしょーが、四つ足は、イスと、テーブル以外…全部制覇したぁ!って豪語していたのは、ジャンヌでしょ!」シモーヌが言った。

「あらあら…シモーヌさん?何千年前のお話?…私は変わりました。私、知ってますのよ!こっそり食べてるの知ってますからね!アハハハ…お下劣なシモーヌ!」


「食べてません!!」シモーヌがジャンヌに牙を剥いた!


「あの……ぉ!そろそろ降ろしてもらえませんか?」

「えっシモーヌ?なんて言った?」ジャンヌがシモーヌを見る…

シモーヌは狼を見つめている。

「??しゃべった?」そう言って全員を見る…

「ギャー気持ち悪い!死ねぇ!」

シモーヌは、森に向かって…放り投げた。

「まてまてぇー!俺だぁ!エキドナだぁ!!!ヘスペリデスゥ!!」


「なにこれ?えっエキドナ?」ヴァネッサが…小さい狼を見つめる…

「リン姉…これは?」アシュラが目を見張った。

狼が地面に落ちる…

「グルグルゥ…」狼が牙を剥いた。


「だよね……気のせい…最近、疲れてるし…」リンが、言った。

「そうそう…私もジャンヌの喘ぎ声がうるさくて…眠れないのよ…」シモーヌが言った。

「何何?ヘスペリデスちゃん…えっ誰よ!誰?」アイリスが食いついた。 

「知りたいですか?エニューオー姉様!それはぁ!」

「ちょっとシモーヌ!!何言ってんの!やめてぇ!ギャーギャーギャー!」ジャンヌは走り回ってる。


「ヘスペリデス!おいコラ!ネタは上がってんだよ!いい加減…ゲロして楽になれ!」ヴァネッサがジャンヌの前に立つ!


「共犯は誰だ?あ〜ん!!田舎のお袋さんが泣いてるぞ!さぁ…吐け!吐いて楽になれぇ!ヘスペリデス!!……カツ丼食うか?」ヴァネッサが詰め寄る!


「………独りで…慰めてました。アターナー姉様が…近くにいるだけで…体が…疼いてしょうがないんです。でも!刑事さん聞いて下さい!シモーヌなんか!毎日やってます!…1日3回してます!嘘じゃないです…私見ましたから!」

「ギャーギャー!何!言ってんのぉ!ジャンヌ!!うっぎゃー!わーわーわー!」

クールなシモーヌが地面に転がっている。

「アハハハ!ありがとう!ヘスペリデス、ラドーン…私も大好きよ!!じゃ…一緒に寝る?」リンがメドゥーサを見つめた。

「えっアターナー姉様…私の目…知ってます?」ジャンヌがリンを驚きの顔で見ている。

「当たり前…ジャンヌが、威嚇と狂乱でしょシモーヌが威嚇と怠惰…知ってるわよ!」

「あれ?言ってない?私にグライアイのどんな目も効かないのよ!」リンが胸を叩いた!

「ウッソォ!」全員が声を上げた。


「あのぉ〜そろそろ良いですか?アターナー姉様?」


「ギャーまたしゃべったぁ!この妖怪めえ!」アイリスが剣を構えた。

「待って…この狼…妖怪なんかじゃない!」

ジャンヌが言う。

「そう!言って下さいよ!ヘスペリデス!」

「クーベラの新しい魔導兵よ!」


「クーベラめぇ…一晩中…エキドナの魔導兵を寄越しやがったと思ったら…今度は、犬かよ!」「死ねぇ!」シモーヌが蹴り飛ばした。……

「キャワーーーン」

「あれ?爆発しないぞ?」

「ラドーン!ナイスキック…グフゥ」

エキドナ犬は、立ち上がる。

「キャンディ!出番よ!」

「おや??あれ?嘘!あらあら…スキュ…」

「どっりゃあぁぁ…!だめぇー」リンがエキドナを投げ飛ばした。

「なる程ね…アハハハ…スキューバダイビングをやっていた頃の…ビーチの女神ににている!」

「でしょ……キャンディは可愛いのよ!」キャンディがアシュラに飛びついている。


……「本物の……エキドナ………の犬?」皆んな宇宙人を見ているような目をした。

「本物ね…エキドナ…で?何をしているの?って言うか?転生に失敗した?」アイリスがマジマジとエキドナ犬を見つめる。


「いやぁ…不覚を取った!」エキドナか呟く…

「あれ…なる程…エキドナ…会話と犬の口の動きが違うわね…?」ジャンヌが言った。


「やっと解った?グライアイの仲間だけに、伝わる念話…このエキドナ様だけが持ってる…能力!俺とだけ、脳内で会話出来るのさ!!」


「で?なにが…どうなってる訳?」リンがエキドナ犬を見て言った。

「まず…シトクって知ってる?昔、バイシャの所で…傭兵してた野郎なんだけど…なかなか強い野郎だよ!目が3つあるのが特徴…」

「意外と馬があってさぁ…暫く、ニライカナイの俺の所にいた事もある…で!俺が、開発した宝具…自分の記憶や能力なんかをコピー出来る石…これを補完しておけば…例え死んでも…自分が、この世にすぐに生まれ変われるんじゃないかなぁ〜って思ったけど…そんな石を…秘密で、コツコツと作って訳…そしたら…どこから漏れたか知らないけと、シトクが襲って来た!」

「完成したの?その宝具は?」ヴァネッサが聞く。

「出来たけどね…ぇ」

「でも…アハハハ!無理無理!本体が消えたら…宝具も〜ただの石さ!」


「本体さえ…生きていれば…その石にエキドナの魅惑の目コピーすれば、洗脳が可能かぁ…グライアイの血脈じゃなくても使えるって訳?あと、自称…誰ってフェイク情報も流せるって事?で…そっか…貴様…クーベラとシトクって奴に拉致監禁されて…その作り方をポルキュス一派にゲロした…訳ね…」リンが犬を睨む…


「イエーース!当ったりぃー!でね、このは、色々…解剖や実験したりして、俺の記憶を入れてある訳よ!…で!この俺本体は、シトクに連れ去られて……多分…何処かの城の地下牢にいます。」

「クゥーンクゥーン!」


「あんたの村の虐殺は、シトクって奴の仕業?」ジャンヌが聞いた。

「そう…目が3つあるって言ったでしょ…3つ目に…金縛り見たいな、変な能力あるのよ…グライアイとはまったく違う系統ね…」エキドナ犬が呟く。


「エキドナ?ポルキュスにあった?」リンが聞いた。

「あってません…多分、メビロス島にいますね…」

「じゃ…カリュブディスはあった?」

「げっ!カリュブディスって生まれてるの…って………あぁ……あり得るね!了解」リンを見ながら…エキドナは言った。


「リン姉様…カリュブディスなら…この森にいたよ…カリュブディスは、白髪が…めちゃくちゃ長くて…大食いの女?男?でしょ…北の方に歩いていたから…探してこようか?」


「あっあっ…アハハハ…この森に?いるの?キャンディ!」

「いたいた…見つけたら!ぶっ飛ばせば良いのかな?キャハハ!多分…私の友達でしょ?」キャンディは、笑っている。


「キャンディは、カリュブディスと喧嘩した事あるんだ…」アシュラが聞いた。


「あるよ!私の全勝だから…つまんないんだよねぇ…弱すぎる訳…アターナー姉様と逢って…キャンディは理解したの…上には上がいるって事に!キャンディは、賢いからね…」


「それと…ビカラに目を与えたのは?誰?」

「それは、多分…クーベラだね。」


「シトクってバイシャ殿の武将って事は、ポルキュスの裏に、バイシャって事はあり得るの?」リンがエキドナ犬を見つめている。

「それは、解らないよ…」


--満里奈様…エキドナ発見の詳細です。--

---で…エキドナって何処にいるのかしら?--

--エキドナ本人がいないんで…確認は、出来ないですが、黒田官兵衛たと…すると…有岡城でしょうね…

---シトクが、荒木村重??---

---有岡城は、摂津…もしあるなら…メビロス島に向かう途中か…これはエナ様に伝えておくわ…

--満里奈様、バイシャ殿の黒幕説……満里奈様…気を付けて下さい--

--あっ、そうそう…キャンディがカリュブディスを見たそうです。ニライカナイの森を北に向かっていたとか、--

---カリュブディス?生まれていた??--

--解りません、'探しますか?満里奈様--

---一応…当たってみて!---

--了解です。--


エキドナ犬は、森を見つめている。

遠く昔に向かって…


天正6年(1578年)摂津・有岡城。

その城壁の奥で、ひとつの“歪み”が生まれていた。織田の配下であったはずの荒木村重が、突如として主君に牙を剥いたのだ。

その報を受けた黒田官兵衛は、静かに立ち上がる。「殿…私に説得させて下さい。」


秀吉は、苦虫を噛み潰したような顔をした。

「官兵衛よ…説得しても無駄かもしれないが…それでも行くのか?信長様は、一度でも背けば、許してくれそうにない御仁だからなぁ…」

「なればこそ…私が説得してみせます。」官兵衛は自信があった。


そして、信長の怒りが天を焦がす前に、

かつての同盟者を説得すべく、ただ一人、有岡城へと向かった。

天正6年の冬………官兵衛は有岡城についた。…だが、城門をくぐった瞬間――空気が変わった。「そうか…そこまで…追い詰められていたか………」

村重の瞳は、もはや人のものではなかった。

猜疑と恐怖に侵されたその魂は、すべてを敵と見なしていた。

「……お前も、織田の犬か」

その一言とともに、官兵衛は捕らえられた。

連れ込まれたのは、光なき土牢。

湿った石壁、腐臭、滴る水音。

時は流れず、ただ“削られていく”。

肉体は衰え、脚は腐りかけ、

だが――その精神だけは、決して折れなかった。


天正7年(1579年)1年が過ぎた。

一方その頃、外の世界では別の闇が動く。

「黒田官兵衛は、寝返ったに違いない…!」

その疑念が、信長の耳に届いていた。

怒りは冷酷な決断を生む。

人質として預けられていた嫡男・松寿丸に、死の影が迫る。

しかし――竹中半兵衛という、もう一人の知将が、その幼き命を闇から隠し、密かに守り抜いた。

運命の糸は、まだ断たれていなかった。


やがて、織田の軍勢が有岡城を包囲し、炎が城を呑み込む。

崩れ落ちる石壁、響く断末魔。

その地下深く――

“影”となりかけていた男が、ついに解き放たれる。

官兵衛は、もはや以前の姿ではなかった。

やつれ、痩せ細り、片足は自由を失っていた。だがその眼だけは、異様なまでに澄んでいた。すべてを見通すような光を纏っていた。


不定期でアップします。満里奈達の活躍にご期待下さいませ…感想など…頂けたら幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ