パンチャとヤクシャーニー
55話目になりますわ…小谷城に潜入した。リン達…様々な難題をクリアーしていく…そこに…予期せぬ…女が現れた。
彼女達は、無事、調査を完了出来るのか?
何…何…このデタラメな波動は…かろうじて…殺気では無い…なに?なに?攻撃は出来ない…攻撃をしたら…ここは三階…外に出るのは無理だろうな…なんて狡猾な…
「詰みかも…」リンが、言った。
「殺気ではない…でも…殺意がある…この波動…我々が攻撃したら…魔導兵達は、私達だけを狙う…この不死の何千って言う…ゴーレムを躱して…脱出は、不可能でしょ…」リンが大きく…ため息をついた。
「裸の私に殺されるなんて…笑っちゃうわね…」「レイヴァテインの弓を最大火力で壁に向けるわ!壁には…大穴があく…でも…すぐに、壁は修復するわ!隙は一瞬よ…誰か…抜けて…」リンは皆んなに言った。
「いた!こいつだ!」
「顔…見えた…誰?これ?えっ?何?誰?」
アイリスが、困惑している。
「何!アイリス!誰なの?ディーノ?ビカラ?」リンが叫ぶ…
「違う違う!知らない…でも…なんで?どうして…?誰?あの女?髪を振り乱した……山姥?妖怪?でも…有り得ないわ…」アイリスは、リンとパンチャを交互にみている。
「アイリス様?誰なんですか?何が見えるんですか?」ニションも叫んだ…
「………………リン…あ〜…私達と同じ礼装戦闘服を来ているの…満里奈様の花押がついた…礼装戦闘服…色はパンチャと同じ黒と紫…パンチャ!あんたこの服を…ネットがなんかで…販売した?」アイリスが睨む!
「まさか!これは誉れですよ!絶対、手放しませんよ!で…ネット?何処にあるんですか!」パンチャが言った。
「じゃ?コスプレイヤー?我々に憧れる…」
アイリスが…ボソリと言った。
「あり得るわね!」リンが…重く言った。
「有り得ないでしょ!コスプレなんて、」
アイリスが突っ込む!
「顔は解る?」
「ええ…よく見ると…綺麗な女性よ…寝不足のアマゾネスって感じ?やたら…胸と尻を強調してるわね!野性味がある…オッパイと尻の妖怪ね!そうよ!これ!妖気よ妖気!陰気な妖気!昔のステンノー達に似てるわ、陽気にヘラヘラと笑いながら…ラテン系?…リオのカーニバルみたいに…胸と腰を振りながら…歩いてるわ……ラテン妖怪ね!間違い無いわ!」
「陽気な妖気?……?」パンチャが言った。
「アハハハ…上手い事言うわね!陽気な妖気?」アイリスが笑う…
「ちょっと待って下さい。」
「あ〜髪は黒?切れ長の目!原始的な美しさ?」パンチャは言う
「そう、そう…現代的じゃないわね…」アイリスが言った。
「あ〜あの〜ヤクシャーニーです。多分…なんで?私と同じ服装???」
階段を登る音がする…
女が現れた。妖怪?では無い…妖艶な美女が立っていた。
「…なんだ…パンチャ!まだ死んでないのか?また…私の裸を想像したわね!いやらしい眼で…私を視姦して…土下座して謝りなさい。」 その、女性はパンチャを見るなり…毒づいた。
「やはり、ヤクシャーニーか!ヤクシャーニー!なんで?ここにいるんだ?あと…礼装戦闘服は?どうした…?」
ヤクシャーニーは、するりと、パンチャの横に立ち…がっちりと腕をつかんだ。頬は赤く、やっと最愛の人に巡りあった感が満載だ。
「エナ様に、小谷城の調査を命令されたのよ…あと…この服?エナ様に頂いたの…前の全身網タイツ?あんたの趣味だったでしょ?でも、この服の方が、変態パンチャが興奮するらしいから…エナ様が気を使って…!エナ様に感謝しなさい…さらに、エナ様に頼んで…あんたの好きな!胸と尻を強調して貰ったわ!アハハハ!見たなら、パンチャ…早く死になさいよ!この変態!ジロジロ…、私の胸と尻を見てるんじゃないわ!触りたいの?二人の時は、ヤクシャーニー!触らせてくれよぉ〜って懇願するものねぇ…ゴミムシ!死ね!」
「お前!なんだよ!人を馬鹿にしくささって!」パンチャが怒鳴る!
「あらあら…強気ね!ミジンコの分際で!」
ヤクシャーニーが横から見上げた。。
「あの〜お二人さん?夫婦漫才中、申し訳ありませんが…紹介して頂けませんか?」リンが言った。
ヤクシャーニーは、口では、パンチャをけなしているが…
パンチャの腕をつかんで、ぴったり寄り添っている。夫婦の様ね??何?ツンデレを超えてるわ………
「ヤクシャーニー!こちらが…グライアイの長女!リン-アターナー様だ…で、同じくアイリス-エニューオー様…ハイラ大将、アニラ大将…こいつは、エナ様直轄夜叉軍、四天王の人…ヤクシャーニー将軍だ!」
ヤクシャーニーは、パンチャの腕を抱き締めて…離す様子はない…
「あなたが…リン様ですか…ヤクシャーニーと申します。」「所で、パンチャ…いい加減…離れてくれない?殺されたいの?あなたの傍にいると…殺意が湧くわ!しゃがんで、私の足を舐めなさい。忠犬パンチャ」
ヤクシャーニーは、潤んだ目でパンチャを抱き締めている。
「離れろって言ってるでしょ?キモいのよあなた!洗ってない犬の匂いがするの!早くお腹を見せて…服従のポーズを取りなさい!そうか?私の匂いを嗅ぎたいのね?パンチャ?ならお願いしなさい……パンチャ!私の下着を下さいって!」そう言って…さらに…体を寄せる…
「……あの?ヤクシャーニー殿…こっちに来て頂ける?」アイリスが言った。
ヤクシャーニーは、パンチャを強引に引き摺りながら…アイリスの方に来た。
「あ〜あのぉ…パンチャを離して…お一人で…こちら…に…来て頂けません…か?」アイリスが再度言った。
「パンチャ!いい加減…離れなさいよ!アイリス様が、呆れているわ!離さないなら!今日は、ご飯抜きよ!ほら…パンチャ!リン様達に、失礼でしょう…」そう言って、ヤクシャーニーは、足を絡め…パンチャの腕を強制的に自分の腰に回した。
「……パンチャ?パンチャ?何?何なの?なんかの…三文芝居?何を見せられてるの?新しい劇?なんかの設定?罰ゲーム?あなた達の…プレイ??」リンが呆れている。
「アハハハ!なんでしょうね!ずっとこんな感じなんですよ?意味不明でしょ?嫌いなのか…、好きなのか?わから無いんです。いつも、いつも罵詈雑言…まぁ可愛いヤツですけどね…」パンチャは照れ笑い…苦笑い…泣き笑い…
「ヤクシャーニー中尉!貴様、パンチャ少佐の事が、死ぬほど好きであろう!言え!!」
リンの眼が赤く光った。
「ハイ!隊長!私、ヤクシャーニー中尉は、パンチャ少佐を死ぬ程、好いております。」ヤクシャーニーは敬礼した。
「今から、色々聞く!素直に答えろ!良いな!」
「ハイ!」
「いつからパンチャ少佐を好きだなんだ!」
「ずっと前からであります!一目惚れでありました。」
「一目惚れ?」
「ハイ…一目惚れです。」
「パンチャ少佐が、襲っできたらどうする!」
「24時間…365日!いつでも大丈夫であります。絶対に拒みません。私の体は、パンチャ少佐の物です。ベルサイユでは、ほぼ毎日、襲われておりますので…問題ありません。」
ギャハハハ!アハハハ…全員がわらい転げている。なにそれ!毎日?
「リン!私も聞いてよい?」アイリスが言った。
「ヤクシャーニー中尉!パンチャ少佐と離れていると…どうなる!」
「ハイ!精神が、不安になり…膨大な妖気が漏れる為!エナ様にいつも怒られます。後、'"パンチャパンチャが居ない"と叫び続けるので、エナ様に…殴られた事が何度もあります。1週間目あたりから!妖怪じみて来るので…エナ様に、殴られます。あと、自慰行為が止まりません!ハイ!」
アハハハアハハハ!パンチャ!なに?愛し合ってるねぇ〜!ギャハハハ!皆が笑い転げている。
「…ヤクシャーニー中尉!前にクーベラ少尉に告られた事があるな?」リンが、言った。
「ハイ!あります。一回は細切れにして殺しました。!2回目半殺しにして、土に埋めました。3回目は顔が判別不可能まで殴り倒して!叩き出しました。」
「おい!パンチャ…クーベラって…なる程ねぇ…」リンは、パンチャを見た…
「そうだっのか!だから…クーベラは失恋のあまり、脱走したんだ。」パンチャは座り込んだ…アハハハ…
「ヤクシャーニー中尉!何故?パンチャに悪態や罵詈雑言を言う…素直に接する事をしない?体はパンチャを求め…言葉は拒絶する…相反する態度?何故だ!ヤクシャーニー中尉!」リンがズバッと聞いた。
全員が、固唾を飲む……!
「…………それは、かなり前ですが…こう言う女王様プレイが興奮すると、パンチャ少佐が言ったからであります。……彼の趣味を素直に実行しておりました。ハイ!」
「おい!パンチャ?なんだそれ?」リンがパンチャを睨む…
「あれ?そうなの?えっ…まさか…何十年も前だぞ!」パンチャは眼を丸くする。
「……パンチャさん?パンチャさん!てめーの、性癖かよ!おい!パンチャ!舐めてるな?舐めてるだろ?いっちょ前に…悩んでる体を装いやがって!おう!」ハイラがパンチャに詰めよった。
「普通に、愛しあいたいか?ヤクシャーニー中尉!」
「自分は、実は、非常に照れ屋なので…人と話すって事が全く出来ずに仲間内でも…浮いてました。そのため、部下の皆んなに、苦労を掛けてました。…そんな時…パンチャ少佐が、女王様風に部下と、接してみたらって言ってくれたんです。最強の将軍…厳しいが、背中で語る女将軍、お陰で…部下達も私を信頼してくれるようになりました。そして…パンチャ少佐や、黒夜叉大将と接する事が出来るようになりました。パンチャ少佐には…感謝しかありません。最近は、こっちが普通になっちゃってアハハハ…でも夜は、普通に愛しあってますよ!パンチャ少佐は、私の最愛の人であり、恩人です。」
「私のパンチャへの気持ちです…パンチャ愛を、叫んでもよろしいでしょうか?」
「許可する。ヤクシャーニー中尉!」
「はい!隊長!私こと!ヤクシャーニーは、パンチャの事が好きで!好きでたまりません!!!慕う!恋をする!愛してる!全てを凌駕しております!この恋慕の気持ちは、もはや不退転もいっても、過言ではないです!ハイ!Je t'aime à la folie.(狂うほど、狂おしいほど愛してる)…Je t'aime de tout mon cœur.(私の心の全てであなたを愛している)…Je t'aime passionnément.(情熱的に愛してる)であります!隊長!」
そう言ってヤクシャーニーは敬礼した。
「ええ…話しやないかい!泣かせるなぁ!ヤクシャーニーちゃん!健気や!ええ…おなごや!こんちくしょう!涙が涙が!止まらねーぜ!約束をねぇ…健気に守り続けている。」リンが!号泣した。皆んなも泣いている。
「ああ!ええ子や!大事に、せんとなぁ…あきまへんでぇ…パンチャはん!」アイリスが言った。
「パンチャさん!素敵な関係ですね…」
ニションが、羨ましそうだ…
全員が、ヤクシャーニーの健気さに涙した。
「だ……、そうよ!パンチャ!」リンが涙を拭きながら言った。…眼が元に、戻る…
「ヤクシャーニー!俺も愛してるぞぉ!!」
パンチャが言った。
「えっ??あれ?私寝てた??…で何、何?突然大声で…愛してる?嬉しくなんか無いわ…大嫌いなパンチャ?…!死にたいのね、パンチャ?愛してるですって?よく言えたわね!私は、あなた事なんて!ゴキブリ以下としか思ってないわ!大嫌いなのよ!この世で1番嫌いだわ!あなたぐらい嫌いな人はいないわ!」そう言ってヤクシャーニーは熱いキスをした。
なにそれ……ギャハハハ!あんた…面白わ!アハハハアハハハ!アイリスが腹を抱えて笑った。
「今度!パンチャとヤクシャの新喜劇ってやって!ギャハハハ…」
……
「さて…ヤクシャーニー殿…この城のあなたの見立ては?」
「リン隊長!…あれ?スミマセン…何言ってるんだ??私は、外から…天守までを見て回りました。四獣結界は、確かに強力ですが、それだけです。ただ…天守を突き抜けるように…謎の塔があります。隊長、気になる何かがありましたか?」ヤクシャーニーは言った。
「ヤクシャーニー中尉…ご苦労…確かにあった。上に伸びる…謎の部屋?煙突?」リンが言った。
「ヤクシャーニー中尉、ディーノとビカラを見たか?」
「ハイ、隊長、5階でテレビを見て笑ってました。今も見てると考えられます。」
「…、テレビ?なんだそれ?」パンチャが言った。
「ヤバい…ね…監視モニターね…皆んな…ゆっくり出口に向かうわよ…」リンが小声で言った。
六人は、ゆっくり階下に下り始めた…
魔導兵は動かない…一階についた。
「なんか音がしない?」アイリスが、眼を飛ばす…「ぎゃーーー!リンが、リンがこっちに向かってるぅ!!!」アイリスの目は、狂ったように向かってくるリンの軍団が見えた。
「えっ!、だだっだっゅつうぅ!!」リンが、叫ぶ
「撤退!撤退!」
城が揺れた。全ての魔導兵が起動し始めた…。「うわぁ~!逃げろ!リンが襲ってきたぁ!レインが来たぁ!」
「リン様を、一体確保だぁ!」
「あんた馬鹿?」
リンは、レイヴァテインの矢を最大火力で放つ!何百の魔導兵か消しとんだ!「これでも喰らえ!」アイリスもレイヴァテインの剣を振った。業火が魔導兵を襲う…何百の魔導兵が、ドロドロに溶けた。
「今だぁ~抜けるわよ!」
リンと、アイリス、ハイラのレイヴァテインが炎を放ち続ける。
「ハイラ!ニション!壁を割って!」
ニションが、烈帛の声を出す!
「はぁ~…………!!ふん!」
外壁が粉々に砕ける。
「再生が始まる前に…でるわよ!」
「脱出ぅ!!」
「にっげろぉ!!」
「あのコーナーを抜けろぉ」
「あ〜リン様を、捕まえそこねたぁ!」
「ひぇーなんですかぁ〜!」
「さぁ…逃げましょう」
後ろには,レインの顔のゴーレムと!全裸のリンが無数に迫っていた。
不定期でアップします…。評価、感想など頂ければ幸いです。




