調査隊!準備完了…蓑虫姫送り出す。
探索の準備は順調ですわ!伝説の剣、槍、矢…さぁ出発です。
翌朝、満里奈は、村外れに工房を作った。ここでは、ウルカヌス、フランソワーズと資材の研究や、新しい武器の研究をするつもりだ。
「満里奈様、素材はこれで良いですか」ウルカヌスが聞いた…
「鉄を鋼鉄に変える…それを刀にするんだけと…その刀に特殊能力ってつけられると思う?」満里奈が聞いた…「特殊能力って言うと…物語で出てくる。魔剣、聖剣、魔法剣の類いですか?」フランソワーズが呟く…「満里奈様の知識の中のマンガとかだと…特殊な鉱石が出て来ますよね!オリハルコンとか…ミスリル鉱石とか、魔鉱石とか…」
「そんな鉱石は、多分無いよね?考えたんだけど、剣に理りを与える事が出来るなら、剣に名前を与えてみると…聖剣になる?」「やってみる…価値は、ありますね」ウルカヌスが言った。
「鋼よ貴方に名前を与えます。貴方は、レイヴァテイン剣、槍、矢、狡賢いロプトルに鍛えられ、死の扉の下より引き上げられた。レーギャルンの匣の中でシンモラと共にあり、九つの堅牢な鍵で固く閉ざされている、冥界の門の下でルーンを彫られし武器…ヴィゾーヴニルの尾羽を捧げます。我に従え」
「こっこれは!この武器は何?炎の剣…光の剣…なの?炎の槍…光の槍?光矢?」フランソワーズが目を見張る…聖剣?聖槍?聖矢…神々しく、美しい。「満里奈様…バサラ達を呼びましょう!」「そうね!呼んで!」
「しかし…自分で言うのも、なんだけど…上手くいったのかしら?さて…次は、双眼鏡ね!」
鉄とガラス「貴方に、名前を与えます。貴方は、双眼鏡です。私に従え」「お〜ぉ!これが双眼鏡ですか?」ウルカヌスが覗く「こっこれは!信じられ無い…大きく見える…フランソワーズ!見てみろ…」「あんなに遠くの木々が直ぐ側に見える…これは…便利ですね、バッコスが近く見える…あれは、バサラ達ね!」フランソワーズが喜んでいる。
「満里奈様…保存食が出来上がりました……これは…この剣と槍、矢は?光の武器ですか?」バッコスが驚いている。
「満里奈様…他には作れないのですか?」続けてバッコスが聞いた。「私の勉強不足…詳細に誰が打った鍛えた…とか…覚えて無いんだよね!多分…この剣はエクスカリバーって言っても、エクスカリバーって名前の、良く切れる剣が出来るだけなんだよね、なんか…あったかなぁ??あっ槍なら…あ〜ったんだっけ」………「鋼よ…木々よ…貴方はロキより命じられ、スキーズブラズニルと共に作られし槍、ドヴェルグの鍛冶師、イーヴァルディの息子達によって作られし槍…その柄は、トネリコの枝より作られた。穂先には、ルーン文字が刻まれし槍…名はグングニル!我に従え…」……「これは…この槍…は?で?これは…船??なんじゃこりゃぁァァァァァ!」
「満里奈様?これは…船は??いや!この槍…は?船??」バッコスが腰を抜かした。
そこには、何百メートルもあろうか!巨大な帆船が出現していた。アメリカ海軍のフォード級はありそうな帆船!到着したバサラ達も固まっている…「満里奈様?これは…山ですか?船ですか?街ですか?」
シンダラが言う…「帆船??名前は?」
満里奈自身も固まっていた。固まった口から言葉が漏れる「スキーズブラズニルよ」「ででででも…大丈夫…折りたたみ式だから…折りたたむと…ほら!抜群の収納力」…「なんですってぇ〜!嘘ぉ〜〜〜っ!あり得ないぃわぁ!!」あのお淑やかなフランソワーズが絶叫した。5人が卒倒している。
満里奈が「バサラ!シンダラ!ハイラ気を確か持って!呼んだのは…あなた達に装備を渡す為だから…」
「装備ですか?」ハイラが声を絞りだす…「で、何でしょうか?」
「3人共来て!これよ!」
「なんでぇ〜すかぁこれは?こ、これは?信じられ無い!こっこれは??何?」ハイラ
「眩しい!」バサラ
「神器ですか?」シンダラ
「レイヴァテインの剣、槍、矢よ、」満里奈が答えた。
「誰が何を持つ?決めて!」
シンダラが「満里奈様…私に槍をお授け下さい。」
ハイラが「私に剣をお授け下さい。」
バサラ…「ハイラ?剣は俺じゃないか?」
「そう言うと思ったわ!なら!私が一太刀、あなたに浴びせます。躱せたら…貴方が剣を持って下さい。それでどう?」
「了解した。手加減は無用だぜ…ハイラ」
「あなたの本気を見せて、バサラ」
二人は、少し離れた場所に移動した。
「二人共!遺恨の無い様に、立ち会え」シンダラが言う。
「あの…」満里奈が言いかけた直後!
躱す?避ける?そんな言葉を簡単に打ち破る…巨大な炎の刃がバサラを襲い…彼は消し炭になった。
「馬鹿め!この剣の力量を推し量られ無いとは…間抜けなヤツ!アハハ!私の勝ち」
「満里奈様…私に剣をお与え下さい」
…満里奈は思った…「恐ろしい子」
「あの…ハイラさん…他の装備もチェックしません?」シンダラが恐る恐る尋ねる…「そうね」
「双眼鏡かぁ!で?これは、鉛筆??オゥ!紙…水筒…非常食、ナイフ…これは…?」「あっこれね!紙と鉛筆は大事よ!簡単な地図を作って欲しいの、で…これはコンパスと万歩計」
「良い?あの光…太陽とするわね…私の元いた世界は、東から太陽が昇って、西に沈むのね…これは…この針は、常に北を指す様に作ってあるの!だから…東はあっちね!あなた達には、生まれの森を東に行って貰うわ!私達の歩幅は、大体60センチ…何歩歩いたかで…大体の距離が解る…それを測る機械が万歩計!それを元に、この紙に地図を描く」
「成る程!」シンダラが頷く「姫…素敵すぎます。」ハイラが頬を赤く染めて言った。
「むやみに歩いてもダメですからね…成る程、地図、素晴らしい」シンダラが感心して…いる。
「あとは…簡単な薬を渡しておくわね、いちいち死んだら…スタートに逆戻り…効率が悪いから、治せる物は薬で治してね!」フランソワーズがウィンクまじりて伝える。
「あとは…何か必要?」
「可能なら毛布かな?以前…ちょっと東に行った時、寒かった様な気がします。」
「羽毛の寝袋を用意する」
「…光?が必要…夜に」
「あっランプを作ってあるから大丈夫よ…そうそう!これは…凄いのよ!見たらシンダラ!腰を抜かすわ!ジャジャーン!マッチでーす。」「たのきんの?」
「そんな訳…ないでしょ!これ…簡単に火を起こせるのよ!ちょっと一本出して、横でこすって見て」
シュッ「これは…凄い!本当に凄い…でもどうやって!?」
「火事の焼け跡からね!ちょっとね」
「満里奈様…素敵過ぎます。愛して…ます。」ハイラが、目を潤ませる
「さぁ!準備が出来たら!出発よ!頼んだわよ!」
遠くから、何かが聞こえている。
「てぇっめぇ~っ反則だろ!かわせるかぁ!ボケぇ〜!本当に死んだと思ったぞ!ハイラぁ!もう一度勝負だぁー」「あら?意外に早いね、復活」皆んなが笑った。
シンダラが頭を下げ…「満里奈様…装備受取ました。そして、お聞きしたいのですが、もし、交戦やむなしとなった場合は、どうすれば良いですか?この武器があれは…ある程度は、戦えますが…」「情報収集が今回の任務なので、出来れば戦いたくは無いわね…野党のような輩の場合と、国や部族の兵士だと対応は変えないとねぇ…国や部族なら共闘したいのが本音…でも、やはり…現状の把握が最優先かな?あの羅刹とどの様にやり合っているのか?…あとは…名前かな?」
「名前ですか?」ハイラが真剣な眼差しで聞く。
「こっちの人間ってほぼ転生者でしょ?名前が無いままなのか?私の様な転生者がいるのか?知っておくべきね!」
「成る程…それは重要ですね!」シンダラが頷く。
「あと、蘇る所がもしあれば…知って起きたいわ」と満里奈
「その場所を支配出来れば、人を集めるのが…簡単になります」ハイラが…ボソリと言った。
「まぁ今回は、初遠征、初調査…慎重に、気負う事なく…気楽って言ったら語弊があるけど…私の勘だけど…多分、私の様な転生者は近隣にはいないと思う、もしいれば、向こうも調査隊を送るはずだから…」満里奈が言う
「確かに!そうですね!姫…まぁ私に任せておけば…大丈夫ですよ!ガハハ」バサラが笑った。
「バサラ…お気楽ね?」ハイラが蔑む様な目つきで睨んだ。
「まぁまぁ…頼んだわよ!皆んな!」
「お任せ下さい、蓑虫姫様」3人が平伏した。
「レインを呼んでくれない?グングニルを与えたいから…」
さて…もう二振り…作れるかな?「鋼よあなた達に名を与えます。かつて干将に(候天伺地、陰陽同光、百神臨觀、天氣下降)を整え炉を開き、温度か低く成りし時には、彼の師の夫婦で炉中に身を投げて鉄を溶かし。更に妻の莫耶が自身の爪と髪を入れ、さらに童子三百人に、ふいごを吹かせ溶けし鋼より生まれし、魔剣、干将、莫耶…我に従え」
「これは…この刀は…なんと…表現すれば、呪いの剣ですか?」ウルカヌスが言った。
二振りの刀が、怪し光を放ち…テーブルで輝いていた。
「満里奈様…お呼びですか?」「レイン来たわね!レインに槍を…グングニルの槍を授けます。」
「こっこの槍は?槍?光の槍?」「レインあの森の岩に向かって投げてみて、」
「解りましまた。岩にですか?でも、投げ槍は、自分は得意では無いです、当てられるかな?…更に結構距離がありますね」
レインは、槍を手に取り、大きな岩に向かって投げた。ジャッ!!その槍は、まっすぐ岩に向かい…粉々に巨石を砕いていた。「なんと…あの岩を一撃で!凄い破壊力…えっ?後の木々も、粉々になっているのか?あの辺り一帯…」岩の周りの木々も含めて、更地になっていた、まさに爆弾でも、炸裂したかの様だ。
「その槍は、絶対当たるの、決して外さないわ、そして…戻ってくる。」満里奈は告げた。「おっ!槍が」レインの足元に突き刺さる。
「どう?グングニルは?」満里奈が笑った。
「そして…配下の3人に、レイヴァテインの剣、槍、矢を与えます。」「この武器は?まさに神器ですね。ありがとうございます。満里奈様…謹んで拝領いたします。」レインは傅き、頭を下げた。
「これで、一矢報える!」
探索は、どうなるののでしょうか?バサラ、シンダラ、ハイラは、どんな世界をみるのか?満里奈達の活躍にご期待下さいませ!




