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姫路城の夜

44話目に、なりますわ…バサラって、何者なんでしょうか?本多正信として覚醒したサマン…そしてパンチャ…物語は進みます。

サマンは、食事を取りながら前に見た夢を思い出していた。

三河一向一揆、徳川から去ったあの日の夢、

あの行動は、「寝返り」ではなかったはず…だか…家康様のあの目は…


三河の里々に、鉦や太鼓の音が低く、しかし確実に広がっていく。本願寺の御文おふみを掲げ、門徒たちは「南無阿弥陀仏」を唱えながら結集していた。

私は、甲冑に身を固めながらも、その声を他人事として聞けなかった。

自身が一向宗の門徒であり、幼少より阿弥陀仏の教えを身に刻んでいたからだ。


「主君に背くは不忠。されど、仏の前で刃を向けるもまた、罪深きこと……」私が家康様に言ったセリフ…

私は、家康様の許しを得ず…密かに陣を離れ、一向一揆方にくみした。

徳川にとっては、裏切りと映ったであろう。だが私の内では、「信仰を偽って生きること」こそが耐え難かった。


徳川の攻撃は、苛烈を極めた。累々と詰み重なる死体…寺は焼かれ、鎮圧されていく…


私は悟った。

信仰だけでは国は保てず、力なき正義は潰えるという現実を…仏は救いを約束しているのだろ…だが…まつりごとは、人の手で治める物が…摂理なのか…そして…それは、徳川家康様であらねばならぬ!


「サマン様…」ミッシェルとエマニュエルが声をかけた。

「何か心配事でも?」

「いや、遠い遠い…昔を思い出していただけだよ!」

「なら良いのですが…」ミッシェルが言った。

「また…こうやって集う…不思議なえにしだよ…本当に…」


「聞いてぇ…みんな…予定を言うわね…」

満里奈が叫んだ…

「明日、可能なら復活のポイントまで移動…バサラ達を回収…したい…わね!その後、転移陣でミーミル湖畔まで飛ぶわ…」

「可能なら…ビカラとディーノを仲間にしたいと…考えている…リン!ハイラ!どお?」


「問題ありません…」ハイラが言った。

「次…武田の動きだけど…パンチャ?引き続き情報収集を頼めるかしら?ジン一郎達は結界を見る事が、出来ないみたい…」

「かしこまりました。」パンチャが言った。


「フランソワーズ!みんなのケガはどう?」

「大丈夫ですが…リン達とハイラ…シンダラの戦闘服はまったく問題ありませんが…ニション、ココル、右近の戦闘服は駄目かと…」

「おやおや…淫乱メキラの服がねぇ…意外に丈夫だとは……」サマンはため息をついた。


「満里奈様…ハイラとシンダラをベースに戦闘服を作って差し上げては?黒のレイン達…白のリン達で…」サマンが言った。


「そうね…作っちゃう…?フランソワーズはいる?あとはレインとパンチャかな?」

「ありがとうごさいます。誰も突っ込まないんで…アハハハ…革ジャンは無いですよねぇ!」レインが言った。


「えっ!!戦時の中でも…戦闘よりも…ファッションを優先する…勘違い野郎って思ってました。エナ様も…あ〜あいつ…そのうち死ぬね…って言ってたぐらいですから?アハハハ」パンチャが言った。

「あっ…はははっ…」レインは膝をつき…皆んなを見た…皆んなは、目を背けた

「言ってくれよぉ!」


「あとフランソワーズ殿も、エナ様が…初見で…何あの淫乱女は!ポロリもあるよね!的な昭和のテレビ演出って古くない?って言ってました。下着だけって?変態なの?露出狂??あははは!」パンチャがすっと言った。

フランソワーズも膝をつき…皆んなを見た…皆んなは、今度も目を背けた。

「言ってよぉ〜!」


「でも…パンチャはなんで…角兵衛獅子の格好なの?」リンが言った。


ギャハハハ!ヴァネッサが我慢の限界を超えて笑いだした。

「角兵衛獅子ってギャハハハ!」

「えっ…ニッカーボッカーじゃないんですか?鳶職の方なのでは?職人?」ココルが言った。

「アハハハ…言ったら駄目よ!ココル!アハハハ」アイリスが笑いだした。


パンチャは崩れ落ちた…

「100年前から…ダッサイって思ってたけどね」ステンノーが言った。 

「ぐふっ!」

「ヤクシャーニーが振り向かないのは…その角兵衛獅子の服のせいじゃない?」エウリュアレが……ドドメを差した!

「本当に…言って下さいよ…気にはなっていたんですから…本当に頼んます!」


アハハハ…「じゃあ…レイン達は、ハイラ、シンダラをベースに作るわね!」 

「フランソワーズ?パンチャはどっち?」

「リン達をベースに…お願い!でも、グライアイじゃないんで…薄い青と黒のラインで…。」フランソワーズは言った。


「あっパンチャ?あなたは、女物?男物?どっち?」

「女物で!アハハハ!胸には、マークを入れて下さい。」パンチャが言った。

「コラァパンチャ!近衛師団のマークを入れるとは!ダメでしょ?丸の中に角の文字にしなさい!」ステンノーが言った。 

「角兵衛獅子じゃねーし!」

「そうそう!気高い近衛師団のマークはダメ!鳶って文字が合ってるわよ!」メドゥーサが言った

「なんだとぉ!俺は戦士だぁ!職人じゃねーし!蛇女ぁ〜やる気かぁ、くぅらあ!」パンチャがドスをきかす!


「あのね!なんか…誤解してない?そのマークって私の花押よ…解る花押?…私のサイン…独立部隊…魔導騎兵師団のマークなんだけど…私の私立部隊よ?なんか誤解してない?」満里奈が言った。


「えっ!???それは…あの…満里奈様…本当ですか?」リンが驚愕の顔を隠せない…

「嘘も何も…ほら…」満里奈は自分の花押を書いてみせた。

「えっえっぇ!!そんな…確かにエナ様が…いた…ような?」リン達は、頭を抱えている。

「あっ!でも…いや?多分…私…途中で殺されたと思うんだよねぇ…私が目覚めた時…そ

んな感じだったから!…その後にエナが吸収したのかな?アハハハ…家康死亡ってね!有り得ないでしょ?」

「でも…その、あの…記憶がはっきりしないのよねぇ…」満里奈も頭を抱える。


「その部隊にサマン様もいましたよね」ミッシェルが聞いた。

「あぁ~いたね…確かにいたねぇ…懐かしいね…」サマンがボソリと呟いた。

「ミッシェル?私は、女だった?」サマンが呟く。

「ハイ、女性でした。統括隊長です」

……


「サマン様?」ミッシェルが、再度、声をかけた。

「………なんだ?この違和感…なにかが引っ掛かる…感じ…何かを忘れているような?魔導騎兵師団?満里奈様が司令?独立遊軍?私が隊長??あの…マーク…忘れていた。家康様の花押だ…間違い無い!…まただ…記憶が抜けて…無理矢理つなぎあわされた感じ…」


「満里奈様…魔導騎兵師団でしたか?もっと長い名前だったような…!アハハハ」


「部隊の名前?魔導機兵師団は12の部隊になっていたはず…第一魔導強襲大隊、あ〜第二魔導騎兵大隊、あと…第三装甲魔導大隊、第四連立獣化大隊…第五戦術歩兵大隊、第六攻城大隊…第七空挺偵察戦略旅団…第八兵站中隊なんかあったような…?あっ!第十二司令統括近衛部隊を忘れちゃ駄目ね…纏めて…特別近衛魔導機兵師団でしょ?エナ-コール連合軍の中で…完全独立した…強襲特別師団…きへいは、騎馬の騎じゃなくて、機会の機ね!」

「で?敵は?誰でした?」

「アハハハ…忘れたのか!正信?アハハハ…太閤豊臣秀吉…魔王豊臣秀吉だよ!」


「エナ様が…魔王じゃないく?そしてさらに、敵ではなく…??ちょっと待って下さい。頭が、追いつかない…」ハイラが言った。

「確かに…バイシャ様達にとっては魔王か…我々にとっては…エナに殺さる度に、レベルアップしていた…何故か物資が村に残された…満里奈様の言う通り…意図的に殺されていたのか?」レインが言った。


「歴史になぞらえた…仮想世界がここなら…織田信長としてエナを見た場合…徳川たる我々には、同盟者なの?」リンが言う…


「皆んなが、今、言ってくれた通り…この世界は、ただの転生した世界ではなく…リアル戦国乱世よ…各自に使命が与えられています。そして…私の名前…徳川家康として…最大の敵は太閤豊臣秀吉!大阪夏の陣までの戦い…天下を二分した戦い…豊臣方から見たら…徳川家康が魔王じゃないかしら?」


全員が唾を飲み込んだ!「だから豊臣秀吉?そうなので魔王?彼は、何処にいるのですか?誰なのですか?」ハイラ叫んだ…


「エナは探している。豊臣秀吉と!明智光秀を…まだ解らない!」満里奈が叫んだ。

「サマン?パンチャ?進展はあるのか?その為のミーミル湖侵攻だろ?」


「ミーミル湖にいるディーノ、もしくは、ビカラが浅井長政だとすると、そこには、豊臣秀吉、明智光秀が揃うはず…金ケ崎の撤退…浅井長政の裏切りで、信長公は、窮地に追い込まれまた…その時の殿しんがりは、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康…」サマンが

言った。

「ハイラ…シンダラ…聞いてくれ…私は、バサラが明智光秀なのではと考えている。」サマンが言った。「さらに…バイシャが豊臣秀吉…」


「私も同意見です。可能性は高いかと…以前から私もバサラを考えていました。」リンが言った。

「……バサラが明智光秀…魔王を斬った英雄…そこから…歴史から名前が消えた…」ハイラが…言った。


「まだ解らないけどな…以前、バサラが言っていた…仲間は全滅…破れかぶれの玉砕戦法!!バサラ、ハイラ、シンダラでエナに特攻をかけ…相打ちに…それを…誰も見ていない…知らないはず…たが!誰かが伝えた…そして…死んだはずの私は生き残り…英雄に…有り得ないだろうと…」レインは、ハイラ、シンダラを見ている。


「シンダラ…シンダラ…覚えてる?私には記憶か無い…エナと戦っていたのは…解る…シンダラ…シンダラ…教えて…レイン隊長ぉレイン隊長ーー!…隊長もいましたよね…エナと戦ってましたよね…」ハイラはうずくまった。

「ハイラ様…私は、サマン様直轄魔王親衛隊にいました。多分…あなた達の、敵だったはず…聞いて下さい…エナ様は、誰にも斬られていません…250年前から一度もです。サマン様!どうですか?」ミッシェルが言った。


「私にも解らないのだよ…あなた達の伝承と…我々の事実が、喰違っている…」サマンが、言った。


「なら…バサラは…?解らない…」ハイラが言った。「確かに本能寺で明智光秀は、織田信長を斬る事は、叶わなかった。死体を見つける事が出来なかった。なので…天下を治める事が出来なかった…3日天下などと言われた。」ハイラが呟く。

「ただ!私の名前は、細川ガラシャ…明智の娘…玉…娘の私からすると………すると……あっ…何故か私の体が…バサラを拒絶する…英雄だから?…って思ってた…遠い存在だからって………あっそうか…父だからなの?…満里奈様…満里奈様…教えて下さい。」

ハイラは泣き崩れた。



「ただ言える事は、もし!バサラがエナ様の所に転生してきたら…ほぼ間違いなく…明智光秀でしょうね…」サマンが言った。


「考えてもしょうがないわ!今は、英気を養い…明日に備えましょう…復活のポイントに……多分いるわよ…バサラ達は…」


ージン一郎…か?ー

ーー復活のポイントを見つけました。ーー

ーで?バサラは?ー

ーーいません…ただ…私達が見つけるより早く復活してたかもしれません。ーー

ー暫く監視を続けてー

ーー了解しました。ー

ー2〜3日中には、到着するー



ーサマン様ー

ーー何人かの復活を確認しましたが、いまだバサラ一行の復活はありませんーー

ー了解した、エナ様にも報告しておけー

ー解りましたー

ーー監視を続行ーー


大浴場…

「あのね…アシュラさん…いつも思うんだけど…なんで…貴方は女風呂?」アイリスが、言った。

「私はリン姉様の護衛ですから…一時のも離れる訳には行きません…」アシュラが言い放った。

「リン姉来てねーよ」ヴァネッサが言った。

「あとで来るってさ、ミッシェルとエマニュエルもだって」アイリスが言った。


「それよりも…おい!そこの奇面組!なんで…風呂に入っている?」アシュラが突っかかる。

「アハハハ!私には、権利がある…みよ!私のボディを!私は、童顔巨乳のスペックをもっている。さらに!これだぁ!童顔…三つ編み!ガハハハ」

「ヴァネッサぁ!立て…うわぁ~下品…女って言うより…もはや主婦…おばさん?」

「なんだとぉ…」ヴァネッサが言った。

「アイリスぅ!立て……あちゃぁ~貧相…ストロー?」

「てっメェ〜」

「ココルぅ!立て……合格!…ココル…君は童顔巨乳団への入団を許可する。」

「ありがとうございます」ココルは素直に喜んだ!

「ニション!立て…これは…一発合格!」

「入団を許可する。」

「ありがとうございます。」


「蛇女ぁ!立てぇ…メドゥーサぁ……………貧相!下品!野蛮…論外…退場ぉ!」

「……なにも言えません……」メドゥーサは泣き出した。


「こら!私の妹にやってくれたわね!」ステンノーが立ち上がった。

「……ステンノーさん…あなたは、規格外だから。メジャーリーガーは……私達の舞台に来ないで下さい。ねぇ皆んな…」皆んなは、目を閉じた…「だがぁ!エウリュアレは、下品ね!粗雑?まぁ論外ね…」

「あのねぇ!…パンチャ…ならば!リン姉様に判定して貰うってのはどお?」エウリュアレが言った。


「アハハハ!レジェンド!まさに都市伝説級の女リン-アターナーかぁ!…望む所だ…その伝説の裸体を!拝ませてもらおう〜〜じぁ〜ね〜かぁ!勝負だぁ!かかってこいやぁ!おら〜」パンチャは、タオルを、振り回しまわした。


「おい!パンチャ!裸眼でみたら…目が潰れるぞ!いいのか!」アシュラが言った。


「けっ!アバズレ女の裸体?そんなもんで、目がどうにかなる訳がぁねーだろ!おとといきやがれってんだ!この唐変木がぁ!ガハハハ!ブァハハハ!」


扉の向こうから何人かの声がする。ミッシェルとエマニュエル…そして…リンの声…


アシュラはうやうやしく扉を開けた。

「女神…リン-アターナー様のご入場です。」…ガラガラ…

「あら皆んなどうしたの?」リンが言った。


「まっ、まっ眩しぃ…これは……有り得ない…めっめっ…目の、前に神が…まさに…めっがぁみ…女神…アターナー…」


パンチャは悟った。……

彼女は戦場に立ちながら、血に染まることはなだろう。その瞳は炎ではなく、冷えた星のように輝き、その姿は力ではなく秩序そのもの…アターナーの美しさとは、知が剣より鋭く、理が炎よりも強いことを示ている、これが美の完成形なのか……それが…リン-アターナーなのか…


「パンチャ…敬礼を…アターナー様であらせられます。」

「…リン様…ご尊顔を拝し奉りまして…恐悦至極です。もし、お許し頂けるなら…この湯船の隅にて、湯を拝借させて頂けたら幸いです。」

「???はい…どうぞ…なに?好きにして…アハハハ」


ガラガラ!

「あら?皆んな何してるの?」

満里奈が、入ってきた!

ドッカーン!「目が、潰れルゥ!、神々しくて見れ、ません…!ウギャー!溺れるぅ!眩しい!!」

「これが!契約の箱…アークから発せられたと言われる!!臨在のシェキナー神の降臨の光なのかぁ!」


アハハハ「大袈裟ねぇ!湯船で寝ると危険よ!アハハハ」満里奈が言った。


不定期でアップしていきます。評価、レビュー…お待ちしております。満里奈達の活躍に、ご期待下さい

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