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厄災…来る…蓑虫姫絶体絶命

3話目です。満里奈の名付け作業も順調ですが…何かが迫っています。個性豊かな仲間達逃げて!

「さて!皆様…残りの方にも名前を…名前を貰った人から…居酒屋萌に入店下さいねぇ…」「レイン、クリスチーヌ、ランス?適正ってあるのかなぁ?私は、薬師?薬剤師って言うのかしら?傷を癒す薬草や、解毒の草、服の素材になりそうな草花を集められる人材が必要だと思うの…

あと、集落や転生者の探索専門人や…戦士?レインの配下に出来る感じの、戦闘に特化した人達や、農業や土木、地質、鉱物に特化した人を考えているのだけど…」クリスチーヌが!手を叩く…「薬草や毒を嗅ぎ分ける子がいます。あの子です。」黒髪ロングに切れ長の目…スレンダーな体躯、メー◯ルに似てるわね。ドキッとするぐらい妖艶…あっ唯一藁葺き屋根の家の子だ!成る程ぉ…「貴方に名前を与えます。貴方は、フランソワーズです。私を愛し、薬師として私を支えなさい…私に忠誠を」

「満里奈様、私はフランソワーズ、私はあなたの下僕です。永遠の愛と忠誠をささげます。」えっちょっと待って!その格好ぉ…セクシー過ぎませんか?黒の下着に、コートだけ?まぁさっきまで全裸だったけど…露出面積が100%から90%ぐらい?クリスチーヌが激怒した。「フランソワーズ!あなた…満里奈様を誘惑するつもり?私が許しませんよ!」「誘惑ですか?クリスチーヌ様…笑止…色香を纏うのは、おなごの性…元より…私は満里奈様の物…満里奈様がこの体をお求めなら、私は喜んでこの身を差し上げます。それで…誘惑?誘惑ねぇ…こんなのが誘惑?…か…し…らぁ?」フランソワーズは、手から何かを吹いた。途端にクリスチーヌは、目をトロンとさせ…「フランソワーズ様、私はあなたの下僕です。」「クリスチーヌ!命令よ、私は、ステーキと言う物を所望したいわ!何か獲物を取って来なさい…」クリスチーヌは森に駆け出して行った。「さぁ満里奈様…オホホホ、ステーキが楽しみですねぇ」満里奈は…苦笑した。


さて…次は、探索…捜索の担当ね!

レインが指を差しながら、

「3人いますよ!彼らと、彼女です。」3人共白髪?いや…女性は銀髪かな?小柄な彼ら、彼女だね…「それでは、あなた方に名前を与えます。貴方はバサラ、探索…調査…追跡…情報収集…そう!忍びです。貴方は、シンダラ

二人とも私に絶対の忠誠を!ハイラ、貴女は私を愛し、私に絶対の忠誠を…」

3人は平伏し、「バサラ、シンダラ、ハイラ…我々の命は、姫の為に…」バサラは、紫の鉢金を巻き、白髪の髪が逆立っている。シンダラは、黒と黄色の鉢金を…白髪短髪に巻いている。黒の軍服みたいだけど?ハイラは、銀髪に白のリボン…白い忍び装束??ゴスロリパンク?クールね渋いわ。しかし、皆んな瞳が黄色?迫力あるわね…「蓑虫姫様…私に発言の許可を」…「何?ハイラ」「私に、この3人のリーダーを務めさせて下さい」

「なぜなのかしら?」

「コヤツら、特にバサラは私の水浴びを覗いていたり、胸を触ったり、襲われた事もあります。理性を獲得した今、冷静に過去の行為を考えると、バサラは、女の敵です。万死に値します!」

満里奈は、笑った、「理性を持った3人…では

私が聞きます。嘘は許しません、バサラは、ハイラが大好きですね?好きで好きでしょうがないですね?

答えなさい…解るはずです」バサラは油汗を流し始めた。

「えっ?好き?大好き??大好き??えっ?俺??あっ?へむ?くすき?」「おい!バサラ…認めろ!男らしく…ガツンと言え!今なら解るだろ?どれ程ハイラを愛しているのか、何度眠れぬ夜を過ごしたか!ハイラの笑顔か見たくて、ハイラに笑って欲しくて…でも解らなかった!どうすれば良いのか解らなかった?だろう…バサラ!男になれ…今のお前は翼の折れたエンジェルだ!それでも飛ぶんだバサラ!」シンダラが焚きつける!「バサラ!バサラ!バサラ!」何処からか…「バサラコールだぁ!」

バサラは、ハイラの前に立ち、「ハイラさん、好きです…僕と付き合って下さい、」「ごめんなさい…」おっとぉ!大どんてん返し!「バサラ撃沈〜ん」人を想う事を知った初日の失恋であった。バサラは…涙で頬を濡らしている。

満里奈は言った「バサラ、理性、愛情を知った今日からが、あなたの人生、そして…本当の恋路の始まりです。リーダーはあなたですよバサラ…見事、ハイラを射止めて見せなさい」「解りました姫様、精進致します。」

ハイラの目は、遠くを見ている「はぁ〜っため息も覚えました。」…18歳なの?


「さて…レイン…貴方の部下には?誰を推すの?」レインは答える…「もう決めてますよ、この子達です。」3人の女性が前に出た。鮮やかな茶髪のソバージュの子、ベージュの髪を団子にしている子、銀髪のショートボブの子…背の高い美女…3人組か…

「じゃ貴女から…貴女はアイリス-エニューオー…レインを助け…身を敵を殲滅し、名を轟かせよ…貴方達の剣で斬れぬものなど無い…私を愛し、私に絶対の忠誠を…貴女は、リン-アターナー…貴女は、ヴァネッサ-ミネルヴァ…私を愛し、私に剣を捧げよ!」3人の女性達は、平伏し…「私達の命を捧げます。」甲冑に身を包んだ3人娘…「我ら、三姉妹…永遠の忠誠を誓います。アイリス-エニューオー、リン-アターナー、ヴァネッサ-ミネルヴァ誓います。」美しい…女神の誕生…満里奈は聞いた…「で?誰が長女なの?」「えっ?」「それは、私でしょうね、アイリスが言った。美しいさ、プロポーション、満里奈様も私を最初に名付けしたし…私…リン、ヴァネッサの序列で良く無い?」「ちょっと待て!この…貧乳!立て板に水をを体現して欲しいわ!更に貴女は、下の毛の手入れが甘いわね、更に、脇毛の処理も甘い…満里奈様やレイン様の好みじゃないわね…残念ながら…私が長女ね」ヴァネッサが言った。「なんだと?マシュマロ女?あなたは、まさにボンレスハム化してるわ…!ブラジャーが肉に沈んでるの…みっともない…あなたはには、焼豚用の、たこ糸がお似合いよ…慣れない下着は脱いで…全裸で過ごせば?って言うより…全裸がお似合いね、原始人!」アイリスが笑いながら言った。「誰が原始人だぁー?」ヴァネッサが睨みを利かす。「やめなさい…二人共、怒るわよ!」リンが睨みを利かす。「リン姉…冗談だよ…なぁアイリス?」「そうそう…冗談よリン」「私が長女のリンです。」あっさりと…リン、アイリス、ヴァネッサで序列が決まった。


「しかし個性が豊かになるわね…」満里奈は、笑いながら呟いた。

「さて…あと二人…ですよ…満里奈様、どんな仕事があります?」クリスチーヌが聞いた…「クリスチーヌ?帰ってたの?で、何それ?子鹿?」「何故か?森で獲物を狙ってまして?記憶が無いんです」クリスチーヌは、首を傾げている。「でも…良い獲物ね…夕食が豪華になるわ…あっ料理人のスキルを持った人…必要じゃない?ランス、どお?どお?」「必要ですね…萌だけだと…大変でしょうし」ランスが頷きながら言った。

「あとは、土木って言うか?建築?この集落の設備を充実させたいじゃない?娯楽も含めてさぁ…」「防御や防衛の観点からも必要ですね」レインとランスも頷く。

二人の男が前に出た…二人とも大きいわね…厳つい顔の黒髪アフロヘアーの男、金髪パーマの優し顔の男…「黒髪アフロの男…あなたの名前は、ウルカヌスです。この拠点の発展!設備の充実、道路、下水、上水の拡充…防衛ライン、防御施設の設置など…土地全般の為…尽力しなさい。私に絶対の服従を…」

ウルカヌスが平伏する「おまかせ下さい満里奈様、ご要望とあらば、万里の長城だろうが、江戸城だろうが、ノイシュヴァンシュタイン城だろうが!ディ◯ニーランドであろうとも!作ってみせます」「期待してるわ…」


最後の1人

さて…「あなたは、世界の料理を極めしシェフ、名前はバッコス、料理は元より…酒、保存食、お菓子、ジュースなどにも精通し、栄養のバランスまで考えられる食のエキスパート、私に絶対の忠誠を」

革ベスト、ジーンズ生地のシャツ…ジーパンのウルカヌス、白いコック姿のバッコスが跪き、満里奈に頭を垂れた。バッコスが、「酒ですか!良いですね…我らは、口にした事はありませんが、興味深いですね、酒の製造には、酵母が必要です。探索チームと連動し、採取の打ち合わせをしていきます。本日は、萌様を手伝ってまいりますので…失礼します。」

ウルカヌスが言う…「レイン様、防衛ラインですか…なんとも途方も無い話しですね…あの軍団からの防御?検討もつきません」

「あぁ、俺も同じ思いだ、まぁ…飯でもくおう…味覚とやらを試してみるのも…一興だろう…楽しみだ」


居酒屋萌の店内

木製のテーブル…椅子…満席状態

「皆様ーっ!皆様は、本日…味覚を大幅にアップグレードしました。料理と言う物を始めて…口にするはず!これ!まさに!神の味と感じるでしょうね、酒は間に合いませんが、存分に堪能して下さい。箸の使い方は?解りますねぇ?食事のマナーも覚えてますねぇ…じぁ…掛け声です。1〜2〜3頂きます!」満里奈は掛け声をかけた!

「なっなっんだこれ?美味い美味い美味い美味い美味い!神の味?これは…信じられ無い!美味いぃ?これがアムブロシアーなの?これが美味いって感覚か?なんて表現すれば良いのか?マジで!ぱねーすっ」

色々な叫びが飛び交う!「さいこぉー!美味いぃ…」「今日は食べて、ゆっくり寝て下さい…」満里奈は頭を下げた。「満里奈様!蓑虫姫様、万歳!万歳!」皆様!満里奈がついでに発表した。「明日を満里奈歴元年とします。日がくれ…朝になれば…満里奈歴元年の1日…すなわち…元旦です。365日で1年とします。30日で1ヶ月と定めます。よろしいでしょうか?」

「異議なぁぁ……し、賛成」


その頃…、…

西の果…巨大な城…そのこに住まうは、羅刹の王

「エナ様…今日の侵攻はどの様にされますか?」

「東の地に…新たな転生者が落ちたでしょう?なんか…面白い女みたいね…中々の能力を持ってるみたいだわ…今日が初日でしょ!どうしましょうか?」「止めておきますか?」…エナと呼ばれた…王?女王は、言った「是非に及ばず…全軍侵攻…東の森のヤツらを皆殺しだ!絶望を…苦痛を…愁嘆を…教えてやれ!」

「ゲート開け、全軍出陣!グルファクシ、ガルダも出せ!全て破壊し、焼き払え…希望は絶望から生まると言う…理りを教えてやれ!…行くぞ…私も出陣する…ニライカナイの森へ」


居酒屋萌…

「満里奈様…明日から忙しくなりそうですね…」レインが串に肉を刺しながら…言った。「そうよレイン…まず…は探索と情報収集かなぁ!レイン?聞きたいんだけど…敵?鬼?羅刹って言ったかしら?なんなの…どおして戦ってるの?」

「私にも解りませんが、知識を得た今…考えると、領土を広げるとか、そこの資源を奪うとかでは無いですね…言ってしまえは、心を挫くって言うか、絶対支配者であるって事を伝える?とか?結局、生き返るんで…死が全てではないのですよ?解らないですね…もし、今の感覚で死を迎えると何か解るかも?以前は死んだぁ〜ぐらいしか解らなかったですから…、アハハ」


「………レイン?この臭いは?…な…に……?」

「満里奈様…息が苦しい…」クリスチーヌが喉を押さえる

バサラ、シンダラ、ハイラは「これは…この気配は…レインさ…ま…や…つ…らです」

リンとアイリス、ヴァネッサが店を飛び出した「奴らだ!奴らが来る…見て…きます。」

フランソワーズは、真っ青になって震えいる。恐怖…そう…恐怖が近くに来ている。


ガシャーン!窓ガラスが割れた…「うわぁ~」バッコスが叫んた…そこに…は…リンの生首が転がっていた。リン?「ドッガアァァーン」炸裂音!アイリス、ヴァネッサが木の壁を突き破って店内に投げ込まれた。

バサラ、シンダラ、ハイラは「クソがぁー」

飛び出していく。外が突然明るくなった…全員が外に飛び出す。そこに…は、巨大な金色の馬にまたがった鬼?悪魔?が何百と群れをなしている。バサラ達は、真ん中で燃えている。声を出す訳でもなく…馬のいななきすら無い…静寂と死、破壊と蹂躙…巨大な鎌を持った黒い剣士が襲いかかる…瞬殺…満里奈と萌を除く全ての首が落ちた…


金色の炎を纏う馬…グルファクシ…馬上に禍々しい…鎧に身を包んだ女性と思しき姿…「お前が満里奈か?そして…萌?」

満里奈は、恐怖と怒り…悲しみ…「やめて下さい。」ガルダの炎は、集落を燃やし尽くそうとしている。「やめろぉ!お前!殺してやる…必ず殺してやるぞ」満里奈は、泣き叫んだ、

「笑止…それは、叶わぬ思いだ!」女は言う…巨大な足が…萌を踏み潰した…萌は…原型をとどめ無い肉塊となった。「ウギャー…うぉあーぁー」もはや、泣き叫び崩れるしか坑なうすべを持たない己に絶望する。


…満里奈は、左右の視界が離れて行くのを認識した。右目が左の顔を認識する。刀が上から下へ滑るように…流れて…行った

かすれる意識の中で…


「嘆くなら、己の業を恨め…たわけ者が…」

女の王の声が聞こえていた…




不定期でアップします。満里奈の活躍を楽しみにして下さい。

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