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価値…そして…意味

21 話目ですわ!バサラ、リン達は、それぞれ帰路についています。2組とも…ある結論に行き着きました。それは…

バサラ達は、森の中心あたりまで、歩みを進めた。

「しかし、最近思うんだけど、何だろう?この違和感…俺達って誰と戦ってるんだっけ?」バサラがぼやく。

「それは…鬼でしょ?ある意味、エナを信じる集団と、信じ無い集団の戦いなんじゃない、」ハイラが言う。

「俺も思うんだけど、結局は、生き返るんだよ!で…レベルアップすると、知識や感情、理性なんかを手に入れる…?これって?何?」シンダラも呟く。


「喋れ無い時は、それこそ何も考えられないから…疑問も無いけど…この数ヶ月で…何だろうろ?この違和感…」更に、シンダラが続けた。


「自分…思うんですけど…」スタリオンが声を上げた。

「まだまだ、解らない?知識が無い?そんな…俺が言うのもなんですが、なんか…試されてる?って言うか、何でしょう…育てられてる?」

「あっなんとなく解るわ…」ビニュウが声を上げた。

「こうして、バサラ様とかと話しているだけで……日々…レベルアップしてるのが解るんですよ…前は、恥ずかしいって感情すら無かったのに…今はあります。教えて貰った訳じゃなく…理解出来るんです。」


「私も解る解るわ!」マニュウも声を上げる

「物は落とすと下に…あたり前ですけど…以前と感覚が違うんです。あたり前ではなく…落ちるべくして落ちるんです。だから…別の理由があれば…!例えば、羽毛なんかは、まっすぐ落ちないんですよ!解ります?」


「あ〜解るわ」バットも声を出した。

「今、水は流れる物では無く…傾斜があるから流れてる見たいな…何かの理由だろ?」


「そうそう!」マニュウとビニュウが声を出した。「以前は、バサラ様に抱かれて…気持ち良かっただけでしたが、最近は幸せって感じます。」二人は顔を赤らめる!

「いいやつじゃのぉ~!」バサラが言った途端に!ハイラの回し蹴りが炸裂した。

「ドブロォアフェー!」バサラは、コマのように回っている。「バサラ様ぁ〜」


「つまり…結論から言うと…」シンダラが語り始めた。

「この世界は、転生者だらけ…最初は、まぁ理性や知識の無い者…戦って、ただ死ぬだけ…いや…死んだって事にも気付かないだけかな?」

「そして…次は殆どが…犬死!だけど…犬死には、ある意味、死ぬ必要がないとか、軽率だったとか…無策だったとか…意味のような物がある。」「分からずに死ぬって言うのから、分かっていて死ぬ、の違いかな?」


「…………そして…意味のある死に近づける為、助けている者がいる。」シンダラは、声のトーンを落とした。


「あぁ~!バイシャ様達だ…そして…」

「………満里奈様だ…」バサラは言った。



「死ぬと言う事を実感…そう…様々な思いを持って死ぬ事に意味を持たせようとしている。」バサラが言った。

「これって…何ゲー?死ぬ為の物語?」ハイラは…呟く…「リアルロープレじゃないの?セーブポイントから蘇る的な?」 

「違うよハイラ…これは…人生のやり直しに近いね!」

「ラスボスを倒す事は無いゲーム!ハイラ…そこまでの経験が価値がある。死ぬ価値を見出せ無かった者は消えるのか?生きる意味を見出だせなくてもかなぁ?…そんなヤツらは、もしかしたら消える?…この世界の動物にでもなっている?なんとも…」


「価値のある人生…意味のある人生…成る程ね…解っているけど…自分は、価値が無いと思っても、他人にとっては、価値がある…この事に気付くって難しいわ!」ハイラは、呟いた。 

なんだろう?何かが…頭の中にある事に気付く。

遠い昔の思い出かしら?



彼の存在は、眩しかった。

彼の言葉が救いになり、彼の笑顔が光になる。彼の怒りは、稲妻のようだった。


けれど、自分には、何も無かった。

私には、何も無い…生きている意味がない…そこには、空洞のように広がる虚しさだけがあった。…の時代の女性は、ありがちだったのかな?


それでも、私は、心のどこかで思っていた。

自分に価値がないと思うこの感情さえ、

もしかしたら誰かの孤独と重なって、

ほんの少しの理解になるのかもしれないって思う…

彼は言った。武をもって世の中を従わせる…

その為には、弱音さえ言えない…神すら信じず…自分に非情であり続ける……彼は孤独だった。支えよう彼を…私なら孤独を理解出来る。

「…吉◯…俺は、お前の為生きる。そして、お前の為に死ぬ…二人で1つだ。死ぬな吉◯…我が君…ありがとう…」


「おい…ハイラ!ハイラ!」

「えッ何?バサラ?えッ?」

「おい…おい…立ったまま…居眠りかよ」


「っていいながら!乳を揉むな!ばか!」



リン達は、森の中を進んでいる。

「マジでこの服良いわね!」ヴァネッサが言う。「カッコ良いし…セクシーって感じ」

「姉様…登場のポーズを考えません?ヴァルプルギスの5人姉妹登場みたいな?」 「冴えてるわね!ミッシェル!ナイスアイディアよ!」ヴァネッサが賛同した。

「ポージングは、いいわ!ジョジョ立ちね!」アイリスもノリノリだ。

「私は、こう左足を前に出し…クロス、手を後に回して!胸を張る!顔は斜め上!……どお?」


「貧乳で?それ?」

「誰?今!なんか言ったでしょ?ヴァネッサね!!」

「アイリス…私がヴァル立ちを教えて上げるわ!」ヴァネッサが声を上げた。

「右手は前で…2本指の非ピストルポーズ!胸を強調するように張り…左手は頭後…片膝をついてしゃがみ…スカートがずり上がる…下着が見えるか…見え無い角度のアングルよ!」

「キャーヴァネッサ様素敵ぃー、」エマニュエルが拍手をする。


「馬鹿じゃないの?あなたは、全裸で大股開きが、お似合いよ!」アイリスがボソッと言った。

「なんですってぇ?なんか言った?」

「いや…なんでもないわ…所でリン?サマン様の鬼になる事は、レベルアップって覚えてます。」

「えぇ!気になるセリフよね…」

「でも、実は、最後には、皆んな鬼になるって事なのかしら…」リンは考えを巡らす。


「この戦いって、なんか理性の欠片もなく転生してきて…死にまくって知識と理性、道徳なんかを手に入れて…最後に鬼になる?え〜何それ…」ヴァネッサか声を荒げた。


「たぶん…この世界のほぼ全員が転生者なのかな?この世界って何処にあるの?私がいた世界に似ているような感じがする。パラレルワールド?」アイリスが呟く。


「なんか…ゲームの中みたいだなぁっては思うのよね…」リンが言った。

「あ〜解る解る!死なない所がそんな感じ…」ヴァネッサも続く

 

「例えばゲームだとして、何をするゲーム?」リンが聞いた。

「色々経験するゲーム…あと?バトル?アハハハ…で…死ぬ?いやぁ~消える?何それ?自分で言ってて笑えるわ!」

アイリスが吹き出す。


「「皆んな実は理解しているとは思うけど…名前の事…」リンが語り始めた。


「名前は、自分とは何者かを示す最も根源的なラベルだと思うのよ…

生まれて最初に与えられる社会的記号?、他人から自分を区別するためだけでなく、自分が自分であると感じるための最初の拠り所っていうのかしら?」


「名前って!呼ばれることで世界と接続される鍵って事でしょ?

どんなに才能や個性があっても、名前がなければ存在は社会に認められない。

つまり、名前は他者の記憶の中に生きるためのコード…そして、その響きが人の印象・感情・記憶をつくる。」リンは語り続けた。


「そして…」

「解ってるわリン!満里奈様でしょ?あとエナ様…」アイリスが…絞るように言う。。


「意味を持たない人を、意味のある人に変える…理由のない人を、理由のある者に変える力を持つ人…満里奈様、エナ様…そして、」

「それを、支える人達がいる。」リンは、言った。「鬼が進化の最終形が事実だとすると…つまり…って事は、」リンは、言葉を詰まらせる。

「解るよ…リン!まぁ推論だけどね…それを邪魔してるって立場になるのは…アヴァロー様達って事でしょ?」

「そうなるわね…推測だけど…でも、進化が全てじゃないような気もするし…」


「取り敢えず!ご飯にしましょう!」アイリスが言う。

「村に帰ってハイラ達と情報を擦り合わせれば、何か解るはず。」リンが自身を納得されるように言った。

「所で…淫乱メキラって誰?」ヴァネッサが言った。

「エッ!淫乱?私には、インラーンメ-キラーって聞こえましたけど?」ミッシェルが声を出す。

「アハハハ誰それ?」「イン-ラーメン-キラーじゃない?」ヴァネッサが笑いだした…

「ギャハハハ!笑えるラーメンキラー?大食いチャンプかよ!アハハハ!」

「ラーメン??私の敵じゃないわね!」

アイリスも笑いだす。

「あ〜ラーメン食べたい…小麦が…欲しい」

アハハハ!


「あとは、島には…近づくなかぁ…意味深…」リンは遠く島があるだろう方向を見つめていた。


不定期でアップします。満里奈達の活躍に、期待して下さい。

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