最強の友達
キメラVSリンキ達の戦いは終わりを迎える。
盗人リンキは強力な力を取り入れてキメラと互角以上の戦いを見せる!!
そしてキメラの力を手に入れたリンキは、元々あった潜在能力をさらに覚醒ッ!?
お楽しみに
リンキは上半身に龍のようなあざができた。そして超がつくほどの速さでキメラに向かった。
リンキ「さっきより遅いぞ!!!俺に心臓喰われて!!弱っちまったな!!!」
と、キメラの胴体を体当たりして体を持ち上げる
リンキ「力が増すぜ!!!今最高に心地よい!!心地よいぞ!!!!」と投げ飛ばす。
キメラは「ガクルルルルルルル………」と威嚇。
リンキは宣言する。
「あと4分程度か。それまでに殺してしまえばお前は爆発しないッ!俺が殺してやるぜ…!」
少女は呆れた。「ハイになってる?まあ新しいことができるようになったら最高の気分となるんだろうか。ましてはキメラの力だ。喜ばないわけがない!!!」
ヴァルトは胸の痛みを感じながらも起きた。「いてててて。クッソ!体動かねえ!リンキは…どうなっ…た」全身の筋肉の限界まで体力を使い果たしたので体が全く動かない。
少女は勝利を確信し、言った。「後ろ...みてみな」
ヴァルトは見た。超次元のレベルで戦うリンキとキメラ。つまり…怪物2匹を!!!
「なんだあれ…あいつって空飛べたっけ。そんなのどうでもいい。俺の戦いはもう終わった。俺はあいつは勝つと信じる。だから次は争いのない平和な時に起こしてくれ!!」
リンキはキメラの腹を殴り、空へ吹き飛ばした。それに追いかけ、殴り合い、キメラがリンキを掴み、地面へ叩きつける。約300メートル上空からの落下である。ゆえにキメラの再生力、防御力を持っても
リンキ「あれ…意識が…先生……。」
――20年前――
リンキ「ヘーンだ!!!俺のこの技に出し抜かれたな!!馬鹿ども!!!」と今日の家族の食べ物を得るために市場で盗みを働いた。だが、その時とある人にぶつかって人生は変わった。
リンキ「どけよ!!ジジイ!!!!」
ジジイは「誰がジジイじゃあああ!!!!」と片手で地面に埋める。「全く最近の若者は…礼儀がなっておらん。」
リンキ「おいジジイ金出せやオラ。家族養わければならねんだよ!!わかったらさっさと!!この手を離せ!!!」
ジジイ「甘えるな!!!!この世界は残酷だ…。だからこそ強いものに従うんだろ?お前は弱い」
リンキ「何が言いたい?クソジジイ」
ジジイ「衣食住全て揃えてやる。」
リンキ「本当か!?助かるぜ!クソジジイ!!」
ジジイ「ただしここで働いてもらうぜ…クソガキ!!!」
(色々先生に教えてもらった。正義の盗みとか変なこと言いだしたので時々逃げ出して、その度に埋められて…。)
リンキ(あれ………そういえば何故先生がいるんだ……?確か先生は…)
リンキは先生が殺される瞬間を見た。
先生を殺した覆面「私たちは龍を探している。だけど今見つけたんだ。一緒に来てくれ……。きっとお前の中に龍がいるはずなんだ。私と一緒に世界を救おう。」
先生「ついていくな…逃げろ………そして元気でな…。」
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(何者かに後ろから刺され…殺されたはずだ……。敵はどんな姿だったか…!!!この残酷な世界をッ!!!!この怒りをッ!!!!思いだせ!!!!!再び何もできないのは嫌だッ!!!!そうだ…龍は……俺だ…。)
ドンッッッッ!!!!!!と地面が波のように揺れる。キメラは人間の潜在能力を極限まで引き出し、改造したものである。その恩恵を受け、リンキは覚醒した。
「くっ…くっ…くっ!!!!!!あはははははははは!!!!!!」リンキはキメラを地中に埋めた。
(もっとだ!!!もっと埋めろ!!!!!!そうだ、こいつを殺せ…!!!!)
そして殴り、地面により強く埋め込んだ。
黒い翼を生やし、堕天使のように舞う。キメラは体の4分の1を失い、リンキに迫ってきた。まさに今この戦いは終わりを迎えようとしている。
リンキ「闇に授かり血として生まれよ…その運命を我が身に宿せッ!!!!」
リンキはあざがだんだんと全身に広がり、それと同時に力を増した。空に手を当てて、巨大な黒模様のドクロが黒い霧と共に現れた。
カタカタカタカタカタカタカタカタ
「滅べ。証印ー黒龍の舞ッッッッ!!!!!!!」
黒い霧がキメラの周りを囲み、半径30メートルで円状の結界が作り出される。まるで龍の卵のように。そして龍が空に舞うように槍が下からキメラに突き刺さる。
ドクロがカタカタと骨がぶつかり合うような音を鳴らして動き、結界ごと掴み、貪り食う。
リンキ「あはっ。死ねやおらああああああああ!!!!ハハハハハハ!!!!ハハハハハハ!!!!」
少女は疑問に思う。「ただキメラを食っただけで、なぜここまで力を増すのか…。何故なのだ。あとついでに私の語尾も何故コロコロ変わるのだ!」
ヴァルトが寝言を言う。「それは単純に切り替えができているんじゃねーの?それか人格が2つあるとか?」
少女は考えた。「人格……2つ……。か…。なにか思い出せない。忘れちゃいけないはずの…なにか。というか君のその言葉は本当に寝言なのか?それにしてはぁ頭がいつもよりちっと回りすぎている気がするんだが。」
「はぁ…はぁ…………完食だあ♡!!!!」
リンキは体の内側から熱を発し、力の使いすぎか…腕の形が崩れ始める。そして肉の破片も砂とかしていく。
リンキは「使いすぎか…少し寝る。」と地に降り、気絶するように寝た。
少女はウーロンに話しかける。「場所を移動しよう!この場所はきっともう知られた。そうだな…私の故郷の村へでも行こうか!」
ウーロン「ピュウ!!!!!」
少女「やはり綺麗だな。この景色。最ッ高だ!!!!そこをずっとまっすぐ行けば村が見えるはずだ…!!!それにしても風が気持ちいいな………ひゃっほーい!!!!」
少女は言った。「見えたぞ!!!懐かしいな。それじゃあ疲れたし、私も寝るとするか」
ウーロンは村に降り、そのまま眠りにつく…。まるでお泊まり会でもしているかのように皆仲良く昼寝をしているのである。
…………………
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リンキが一番最後に起きた。「もう朝か。」
ヴァルトが来た!!!「お前いつまで寝てんだ!!!はよ来い!!!!たまたまここで今!お祭りやってんだ!!!」
リンキはめんどくさそうに「マジか…頭いてんだ。静かにしろと伝えとけ。」と言った。
ヴァルト「お前どういう神経してんだ!ほら、せっかくエイリちゃんの故郷に来たんだぜ!?もっと楽しもうぜ!!」とツッコミ。
リンキは疑問に思い、「エイリって誰だ?」とヴァルトに聞く。
ヴァルトは教えた。「ほら、一緒にウーロンとここまで来た女の子!」
リンキ「ああ…あの変なやつか。今どこいんの?」
ヴァルト「ああ、家族に会いに行ってるらしいよ」
エイリの家で
エイリ「母さんただいま。」
エイリの母は泣いて抱きしめた「おかえり....。どこ行ってたの!?アンリは一緒じゃないの!?」
エイリから涙が出てきた。「あれ…アンリって誰だっけ?」
エイリの母は少し怒り、心配そうにしながら言った。あんたの妹だと…………………。
なろう始めてから知ったんだけどポイントみたいな制度があるらしい。ブクマとか感想を書かれたりすると僕の作品にポイントが入るらしい。
覚醒シーンに力を入れたので、面白かったらブクマや感想などお願いします!!!