代償
ありきたりな最悪な物語。
それが僕が体験したことだった。
嘔吐し絶望した。
きっかけは同じ大学生で同棲してる彼女が事故にあったことだ。
僕は絶望しベッドでずっと寝ていた。
入っていた風呂どころかご飯すら気力がなく食べていなかった。
そんななか僕の前に浮きながら悪魔があらわれた。
「やあこんにちは。
悪魔だよ。」
悪魔は邪悪な笑みを浮かべそういった。
「早速だけど願いを叶えてあげよう。
勿論悪魔だから代償はもらうけど。」
「急になんだよ。それに代償を貰って。」
俺は驚きながらいった。
「そうか。そうだよね。急にこんなこと言われても困るか。
まず悪魔は暇なんだよ。
なんでもできるから。
苦労することもないし。
楽しいこともない。
だから表情が変わるこもない。
誰かと関わらないから声の出しかたも忘れてただ死を待つばかりの人生なんだよ。
だから本みたいに人間界におりて夢を叶えてあげようと。
さあ願いをいいたまえ。」
俺は少し考えた信じていいんだろうか?
「本当に悪魔で願いを叶えられるのか。」
「勿論。どんなこともできるよ。」
悪魔がそう言うとテーブルなど僕含め家にある物全て浮かんだ。
僕はそれを見て悪魔なんだと確信した。
「だったら彼女を生き返らせてくれ。」
「彼女?
ああ事故で亡くなったんだ。
彼女のこと大切なんだね。」
「ああそうだよ。
大切で大好きな人なんだ。だから」
「どういうところが好きなの。」
「優しくて、賢くて強く尊敬できるところとかが好きなんだ。」
「ふうん。」
「なあどうしてそんなこと聞くんだよ。」
「え、好奇心だよ。
決めた。彼女から一つなくなるかわりに一日生き返らせてあげる。
じゃまずは」
そして彼女は生き返った。
どうやら事故がないことになって普通に今までどうり暮らしてることになってるらしい。
「ねえ今日休みだし何かで遊ばない。」
彼女はそう言った。
「そうだな。
映画でも見に行くか。」
「いいねいこ。」
彼女はそう言った。
「映画好きだもんな。」
「映画というより人が作ったストーリーが好きなんだ。ほらアニメとか小説とか。面白いから。」
「面白いか。どう言うところが好きなんだ」
「ええっと笑えたり。感動したり。普段味わえない感情が味わえるしそれに誰かとそれについて話すのはそうゆう風に感じるんだとか、やっぱりそうだよねみたいに楽しいところとか?」
そんなことを話してると映画館についた。
2人で見る映画を決め映画を見た。
今日デートをしてみてわかったことは悪魔と契約したとうり彼女は確かに頭が悪くなっていたところだ。
質問の返答が変だったり。
街中の漢字を読み間違えてたりすることがあった。
次に僕は美を奪った。
そして起きたとき彼女顔に包帯をぐるぐると巻いていた。
火事で火傷をしたという設定らしい。
彼女と話しをしても愛想笑いばかりでどこか暗かった。
「暗いけど大丈夫。」
「今日周りから怖がられて。
街中であった子どもにも化け物とか言われて。」
「そんなことない。
優しくて俺の大好きな人だ。
化け物なんかじゃない。」
「ありがとう。私も大好きだよ。」
俺はそれを聞いてなんにも思うことが出来なかった。
昔なら泣くほど嬉しかったはずなのに。
その夜彼女は自殺した。
でも死ぬことはなかった。
悪魔曰く今日1日は生きれるらしい。
でも自分はそのまま殺すことを選んだ。
日記
きょう好きな人とえいがにいった。
たのしいふりをしたが、内ようがわからないところがあった。
ほんもかんじがわからなかったりないようがむずしく読めなかった。
がんばってしらべながらよんで4ページ読めた。
びょうきなのか心配になった。
好きな人もわすれてしまうのだろうか。
きょう失ぱいばかりしてしまった。
まわりにめいわくばかりかけ、人のきもちをわかってあげられず怒らせてしまったりした。
よかれと思ったことが悪いほうにいってしまったり。
なんでなにもできなくなったんだろう。
なんてダメな人げんなんだろう。
私がいないほうがいいんだろうか。
私は好きな人のまえで自分のきもちをつたえた。
好きな人は私のことを好きといってくれたけどうそだとわかった。
りゆうはなくいつもいるからうそだとなんとなく思った。
なぜこうゆうときばかりきもちが分かるのだろう。