僕らの色02
今日は決勝当日。
会場は街にある大きな闘技場でやるらしい。
まあそりゃこの国で一番の学院にいる新入生たちの最強を決める大会。
つまり今後のために各所優秀な子を見つけたいわけだ。
時間はお昼一番。つまりはそれまで時間があるらしい。
それに学院のAブロックの優勝者はAブロックの会場を。
BはBの会場を時間まで使っていいらしい。
まあだから僕らはとりあえず起きて、そこに集合しようってなっていた。
っと言っても僕とミストは同じ部屋なのでセレナと集合するためみたいなところはあるけどね。
まあごちゃごちゃ言ってても仕方ないので向かうことにする。
問題なく僕らも起きているしね。
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「おはよう二人とも!」
「おはよセレナ。元気だね」
「うん、待ちに待った決勝だしね」
「まあそうだけどさ、緊張とかあるじゃん」
「それよりも楽しみなのが勝ってるからね!」
「そっか、ミストは?」
「俺か?あー、特にないな。なにも思わない。過程の一つだしな」
まあ確かにそうか。
目指しているのはこの国での圧倒的強さ。
そう考えるとここで勝つのは当たり前にしなきゃならない。
それにミストは本気で目指しているし、自分がそうなれると信じている。
だから何も思わないんだろう。
負けた時点でおしまいみたいなところあるしね。
いやだから緊張しているのが僕なんだけどさ。
ミストはそこらへん関心なさそうだしね。
自分の世界が全てって感じ。
悪い意味では無くね。
「で今日どうする?この時間ってさ、練習とかしてしてていいよってことでしょ」
「まあそうだな。でもまあこうして暇つぶししてていいだろ」
「そうだよね。下手に疲れてもね」
「セレナもそれでいいか?」
「うん、二人に合わせるよ」
と言うことでこの時間を有効活用できているのかは定かではないが、僕らは特に何もしないという選択をした。
「そう言えばミスト昨日のあれなんだったの?私よくわかってなくてさ...」
あ、ここで聞くのね。
試合終わった後にでも聞くかと思ってたよ。
まあ暇だしね。僕には関係ないというか困らないしいいけど。
「あれは先代凍竜の、ネビアの契約者の力だ」
「やっぱそうなんだ...」
「なんだレオンにでも聞いたか?」
「なんで僕...まあ予想通りと言うか、その予想を昨日伝えたけどさ」
「ってことはお前の色の理由も同じってことだよな?」
「え...」
だよね...そうなるよね。
僕答えたくないんだけど。
いまじゃないよねこれ。
一から説明しなきゃだよね?
「まあそう。うん、それであってるよ」
うん、とりあえずこれだけでいいよね。
「だろうな。俺がそうだし、予想はついてた」
「だよね。昨日見て僕のこともわかってたんだって思ったよ」
「まあお互い無駄な詮索は無しだ。俺も全部を話しているわけじゃないしな」
「うん、それでお願い」
「だそうだ。セレナもそれでいいか?」
「え?私?私はそれで大丈夫だよ?二人がそれでいいなら」
「あ、でも一つ聞いていい?」
「なんだ?」
「使用制限ってあるってことでいいよね?」
「ああ。使い過ぎると体が痛む」
「やっぱりそうなんだ」
「まあお前は日ごろから言ってるしな」
僕は恩恵。ミストは借りているって状態だけど、実際は同じなのかな?
ってかさ、僕の恩恵だよね?
なんで頭痛とかするのさ。おかしいでしょ。
「じゃあ当分は僕もミストも使いこなせるようにするってのが目標かな?」
「そうだな。そうなる」
これでこの後、大会後の目標も明確になった。
いやまだ決勝すら始まっていない、終わっていないし気が早いかもだけどね。
でもこのチームで負ける未来は見えない。
みんな全力でやれば勝てる。
僕も負ける気はない。
「そろそろ向かった方が良さそう?」
「うん、そうしよっか。遅れたりしたらやだしね」
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僕らは会場に向かって歩いた。
すみません、二日間休みました。
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