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三人でした

考えるべきことは多い。

でも何よりもまず目の前の大会でいい結果を出す。

これは僕たちの目的にも関わってくることだ。

誰も見ていない、認められていない最強になったところで僕らの目標にはなんの役にも立たない。


そう考えると大会とかで実績を残すって言うのは学生の僕らができる数少ないことの一つだと思う。


「ねえミスト今日はいつも通りの練習?」


僕らはいつも通り登校していた。

最近は会話は少なかったけど、今日は流石に気まずいし話しかけた。

いや無言でもいいけどさ、セレナにあった時変な空気だったら嫌じゃん。


「ああ。特に変える気はない。他にやるようなこともないしな。」

「まあそうだよね」


うん、予想できた答えだし、話もこれで終わっちゃったよ。

僕もしかしてコミュ力無い?


「安心しろ、セレナも知ってる」

「え?そうなの?」


なに心配した僕が馬鹿みたいじゃん。

「お前に言ってセレナに言ってないわけないだろ」

「いやまあそうか。うん、冷静に考えればそうだよね」


うん、まあその通りだよ。僕とよりセレナとの方が付き合い長いだろうしね。


「ねえミスト聞いていい?」

「なんだよ」

「力を借りているってどういう状況なの?」


どうしてもこれだけ気になった。

どんな状況なのか、本来のどのくらいの割合の力を借りれているのかとか、今後必要な情報になるよね。何より気になるし。


「どういう状況か。俺も知らん。だが7、8割は借りれているはずだ。そうでもなきゃ名剣なんて持ち上げられないさ。この年で五天竜に期待されるって言うのはそんくらいの力がなきゃ説明できない」

「そうだよね。それともう一つ。僕について。僕はどのくらい強くなれる?ミストの役に立つ?」


足手まといだったら嫌だ。それにこの国で最強を目指すんだ。

僕の才能が、実力がミストにとって必要なものなのか...


「役に立つ。俺はお前に言ってなかったが元から利用するつもりでチームを組んだ。俺の目的のために必要だからな。三人で組むことが必須なうちではセレナともう一人必要だった。実力だけなら他にもいたかもしれない。だが俺はお前の才能にかけた。

最初模擬戦をした時から、お前は練度は足りていないが常人ができないような魔素化による加速、それに普通とは違う雷の色。何もかもが特別で、しかも練度はとんでもなく低いのに五天竜候補の俺と互角。ま、他にも色々あるが知ってる限りお前が適任なわけだ」


い、いやなんかここまで褒められると照れるな。

まあ僕の内面は考慮してなさそうだけど。


「それさ、僕の内面を知らずに決めたように聞こえるけど...」

「その通りだけど?」

「え?もし僕が信頼できない奴だったらどうするさ?!」

「いや別に最強になるために利用するだけだからな。仲間になる必要はなかった」

「ま、まあ確かにそうだけどさ。まあいいよ。結果として話してくれたわけだしね!」

「文句ねえなら俺はそれでいいさ」


相変わらずこういう場面は苦手そうだな。

かっこいいんだし、照れずに笑ったりすればいいのに。

もしかして妹にはそういう場面見せるのかな?

想像したらちょっと面白いな。


なんて考えてたら置いてかれた。

「ま、待ってよミスト!!」


.

.

.


「そっかレオンに話したんだ」


その後教室でセレナと合流した。

僕にミストが話してくれたことを伝えた。

もちろん具体的なことは言ってないよ。

妹のことは秘密にしなきゃいけないからあまり口に出せない。


「うん、それでよかったと思うよ。この三人でやっていくんだし隠していても仕方ないよ」


セレナは納得してくれた。

ミストのことだしセレナは別に僕に話したところで何かを言ってくる人じゃないけどね。


「それにしても言うの早かったね?」

「まあ聞かれたからな。なんのために強くなりたいか」

「そうなんだ。なんで聞いたのレオン?」


ん?ここで僕か。

「うーん。僕は特に強い思いがあるわけじゃなくてさ、他の人はどうなんだろうと思ってね」

「そっか。そう言えば私もミストもレオンのことよく知らないよね?」

「まあそうだな」

「え?僕のこと?それを言うなら僕も二人のことよく知らないけど...」


どうにか話を逸らしたい。

この話の後に、そう言えば僕リンに生み出されたんだよね!なんて言えたもんじゃない。


「まあいいさ。今後話す場面がるだろうさ」

「まあミストがいいならいいけどさ」


よかった。ミストが止めてくれた。こういう時察しがいいと言うか、よく見ているよね。

相手のことを。こういう気遣い多い気がする。

僕は助かっていることが多いよ。

本当なんでこんな言い方しかできないんだろうってとこだけだよミストの欠点は。


「まあこの話はこういう場では今後なしにしよう。もし何かあれば俺から声を掛ける。

逆に何かあれば俺に声を掛けろ」


流石リーダー。

「「了解」」


ん?今ロウがこっちを見ていた気がする。

でも具体的なことは何も言っていなし気のせいかな?




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