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紫に近づける。

昨日は楽しかったな。

協力して討伐。

もしかして僕思ったより協調性あるのかな。

まあ多分ミストが一緒にいて気楽と言うか馬が合うからなんだと思うけどね。

はっきりと言ってくれるところが大きいかな。

考えていることがちゃんと伝わるし、気遣いもしてくれてるからね。


さて今日は二日目何をするのかな。

昨日はほとんど僕の精神面を見て、相手を選んでくれていたけど今日はどうなんだろう。

まあ目的が合って選んでいるというよりかは、練習のために戦っているだけだろうしね。


「おはよ、ミスト」

「ああ」


ミストの朝はいつもこんな感じ。

不機嫌なわけではない。

これが平常運転。

朝が弱いってほどじゃないけど、こういうテンションだよいつも。


「今日は何にいくの?」

「ん?決めてない。行ってから決める」

「な、なるほど...」


まあいつも通りかもしれないけどさ。

ある程度目途は立ってるんだろうけど、候補がいくつかあるって感じなのかな。


「準備したら行くぞ」

「うん...」


いや準備できてないのはミストだけどね。

僕は先に起きてたし...


.

.

.


「じゃあ行くぞ」

「うん」


いつも通り歩いてギルドまで向かってる。

特に会話はない。

いや相部屋だし、チームも同じ。それに加えて休日も大体一緒にいる。

そりゃ会話もなくなるよね。


「よし選ぶか」

「うん。まあ僕はわからないけど」

「だろうな」


ミストが掲示板を眺めている。

僕もそれに倣って見ているけど、まあわからない。

そりゃ目に見えた基準がないから選ぶ基準がわからない。

黙ってみているのが正解だよね。


「今日はこれにしておくか」

「どれどれ?」


紙に書かれている内容を見る。

まあ詳しいことはわからないけど、標的ぐらいは理解できるけどさ。

今回は...

「コカトリス?」

「ああ。初めてだよな?」

「うん」

「まあようは鳥だ。」

「いやそうなんだろうけどさ...もっとなんかないの?」

「いやーないな。鳥だしな」

「まあ普段から竜と触れ合ってる僕らからしたらそうなんだけどさ。

ゴーレムの時にはもっとなんかあったじゃん」

「ああー、まあほぼ鳥だが蛇との混合体だ。まあようは竜のなり損ないってことだな」

「なるほど。まあそういうことなら説明が雑だったのはわかるけどさ」


まあそんな感じでいつも通り飛行場へ向かう。

正式名称はわからないけど。

まあ伝わるし、いいよね。


「じゃよろしく」

「はいはい...」


いつも通り僕がニドヘグルを呼んで飛んでいく。

今回もいつもの森らしい。


まあもちろん飛んでる時も会話はない。

あ、でも聞きたいことが

「どこら辺にいるの?あと数がどのくらいなのかな?」

「ある程度集団でいる。今回は六匹がノルマだ。

集団でいるが母数自体は少ないかもな。なにせ所詮は竜のなり損ない。竜公国で生きていくにはひ弱な存在だよ。まあそれでも無力な一般人には害となるけどな」

「なるほど。まあそうだよね。」

「ああ。だから街に近めのところにいる奴を探して狩るのが目的だ。

人に被害が出ないようにするためにな」

「了解!」


いつものごとく森に降りて歩いて探す。

もちろん闇雲に。

そりゃ鳥だからね。

空を飛んでいるんだから足跡とかの手掛かりはない。


「まあ特徴的な鳴き声をするから近くにいたらわかる。

それに肉食だ。人を見たら基本襲ってくるから心配ない」


それって心配しかないような...

確かに探す手間はある程度省けるけどさ。


探すこと10分くらいかな。

僕には聞こえなかったけどミストが。


「走るぞ。武器構えておけ」

そう言って声が聞こえただろう方向に走り出した。


僕も後を追いかけるように武器を構え、身体強化をした。


「いたぞ。そろそろ向こうも気づくはずだ。遠距離でとりあえず数を減らすぞ」

「了解」


前には多分10羽前後いるよね?

思ってたより多くて確認している暇がない。


「きたぞ。数を減らしたい。全力でやれ」


その掛け声と共に僕は準備をする。

先行してきたのは三羽。


これなら二人で落としきれる。


「雷撃・四閃」

「氷刃」


氷の剣と雷の槍が四本ずつ並ぶ。


僕らはなんの掛け声もなく同じタイミングでそれをコカトリスに向けて放った。


「よっし」

問題なく直撃。

向こうから向かってくるのも合って当てやすかったのが良かった。


それにいつもよりシュガールの雷を意識して放ったおかげもあって威力も問題なかった。

ただいつもより少し疲れたかもしれない。

全部を倒しきっているわけではないし、気は抜けないけど。

いい勉強になった。

僕にはまだ使いこなすことはできない。

せいぜい少し借りるくらいじゃなきゃ数は使えない。


使い時ってことだね。重要なのは。


「残りは俺らも跳ぶ。いいな?」

「え?飛ぶの?飛べないよ僕」

「跳躍だ馬鹿」

「あ、そうだよねごめん」


まあそりゃそうか。

雷をシュガールに寄せたせいで少し冷静じゃなかったかも。

それに僕らから近づかなきゃ今度は避けられるだろうしね。

つまりは…


「ここからが本番?」

「ああ」

明けましておめでとうございます。

長い正月休みを終えまして、今日からまた更新していきます。

評価、ブクマ等々お願いします。

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