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今回の標的

明日はまたギルドにミストと行く感じ。

正直まだ迷いはあるし、覚悟を決めきれてるわけではない。

でも殺さないってわけではないし、そもそも殺す気がないなら戦士って言うか戦うことを諦めた方がいいって話だよね。


でも殺すことに躊躇いがあるんじゃなくて殺した後の心境に問題があるって感じだよね。

そりゃ殺して清々しい気持ちになれるわけでもない。正直吐きそうだ。

慣れるしかないのかな。

翌日の朝だ。

目覚めは最悪。

そりゃあんなことを考えながら寝たらそりゃ目覚めも悪い。仕方ないね。


「おはよミスト」

「ああ。起きたか。気分悪そうだな??」

「そりゃね。まだ覚悟決めきれてないって言うか考えをまとめきれてないって言うかね。心残りが」


憂鬱そうな顔していたんだろうね。

鏡でも見たら多分死にそうな顔が写ってそうだよ。


「まあでもとりあえず数をこなすしかないでしょ。だからって戦うのをやめることにはなりたくないからね」

「そうだな。じゃあ行くか」

「うん」

まあ流れはこないだと同じ。

歩いてギルドに向かってミストが選ぶ。

でまた飛行場?みたいなところにでる。

うん、今回も僕は足だ。

いやまあ連れてってもらっているんだし文句はないけどね。ギブアンドテイクだね。


「今回はどんなの行くの?」

「今回はゴーレムだ。これならお前も特に何も思わないだろ?」


気遣ってくれたらしい。ありがたい。

確かにゴーレムみたいなTHE無機物って言うか非生物みたいなのなら、抵抗はない。


「うん、それなら大丈夫だと思うよ」

「ならいい。行くぞ」


行くぞって僕が連れてくんだけど…

「ニドヘグルお願いね」

いつものようにニドヘグルを呼んで向かう。

場所は前回と同じ森。

こないだは見かけなかったけどどこにいるんだろう。

前回よりも奥に近いところで降りた。


「なんか一気に山っぽくなったね。森ってより」

「まあ実際山に近づいてるしな」

「だよね」


うん、当たり前のことを聞いてしまったね。

冷たいってより当たり前の対応だったよね。


「今回は二人で一体をやる。ゴーレムはでかいからな」

「なるほど。強いの?」

「こないだのよりは手応えがあるな。強いと言うより硬い。その一言に尽きる。」


なるほど。

これは初の協力プレイってことかな?

それはそれで楽しみ。

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