脳筋スタイル
翌日。
朝起きたら、隣のベッドにミスト…
いや当たり前なんだよ?相部屋なんだしね。
当たり前だけど、当たり前じゃない。
初日だしね。慣れてないのは仕方ない。
慣れていこう。
と、そうこう考えていたらミストも起きたようだ。
「おはよう、ミスト」
「ん」
寝起きが悪いのか悪くないのか。
まともな返事じゃないけど、声色的に機嫌が悪そうではない。単に朝に弱いだけかな。
「じゃあ準備していこうか」
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教室に着き、いつもの場所にミストと座っている。
「二人ともおはよう」
朝から元気なセレナ。
まあ朝弱そうに見えないしね。
いや弱くてもそれはそれで可愛いんだろうけどさ。
「おはよう、セレナ」
「…はよ」
うん、さっきよりはマシ。
多少朝の挨拶に近づいたね。
それでも酷いけど。
「そう言えばさセレナのこと聞きたいんだけど」
「え?…」
うわ、やってしまった。
昨日のミストとこれじゃ同じだ。
よし冷静に。冷静に行こう。
「え?戦い方とか得意な魔法とかについて」
うん、大丈夫だな。これで。
「あー、うんいいよ。戦い方とか魔法に関しては昨日の模擬戦で戦った通り、拳と水魔法で戦うよ!
つまりこのチームは全員前衛ってことだね!
うん、最高なチーム!」
なるほど。拳で戦うところから察すればよかった。
セレナは常識ある普通の女の子と思っていたけれど、脳筋だなこれは。違いない。
「そ、そうだね。契約者とかについて聞いたりしても平気?」
もしかしたらこう言う場ではマナー違反なのかもしれない。自分の得意な点であり、弱点にもなり得るからね。
「まだ人少ないし別にいいよ。それに学院の人にはそのうちバレるしね。私の契約者は黒姫。水の竜精霊だね。まあ見た目は蛇に近いんだけどね。
今度見せてあげるよ」
「そうなんだ。ありがと。
3人とも契約者がいるってことはもしかしてかなり強いのかな?」
「そうだね。ポテンシャルだけなら最強かもね?」
やっぱそうなのか。頼もしいな。
「全員前衛だけどな」
ん、ミストさんが本当のお目覚めを迎えましたね。
「まあでもいいんじゃない?少なくとも私は最高だと思うよ?」
え、セレナさん。いつもと調子が違いすぎません?
「僕は集団戦とかしたことないからあんまりわからないけど」
うん、実際わからないんだよね。
「まあ別に悪くはない。だがベストは2人前衛、1人が後衛兼サポートだな。後衛1人がカバーすることによって前衛2人が全力を出せる。
だかまあ俺らの場合全員が前衛。それに学院内に限れば一人一人がそれなりの実力だ。となれば一対一の構図に持っていけば、後衛に近接を持ち込める。
流石に俺らレベルの前衛とやりあえる後衛がいるとは思えない。つまりは人数有利に持ってけるわけだな」
なるほど。やっぱミスト解説丁寧だな。わかりやすい。
「そういうことなんだ。ありがと」
ん、待てよ。てことはチーム戦だけど個人戦みたいな戦い方を強いられるってことだよね。
急に不安になってきた。
「なに不安そうにしてんだよ。何回も言ってるけどなお前は強い。それにお前の強みは…
「みんなおはよー!そろそろ今日の授業始まるよー!」
と言いかけていたら、フィーが教室に来た。
気づいたら他の子もきていた。
思ったより話し込んでいたね。
「続きは後で言う」
「うん、わかった」
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「じゃあまずはね今後の予定から!
突然だけど、1ヶ月後に新人戦。
まあつまり学院の一年生たちのトーナメントをやります!3人1組のチームで先鋒、中堅、大将を決めてもらって二本取った方が次に進めるって感じだね。
まあ詳しいルールはまた近くなったら教えるよ。
あとは今年の冬。年末近くにある学院大会ってのがあってこれは完璧な個人戦。参加は自由。1〜3年が参加できる。つまりは3年生と戦う可能性もあるってこと!大きなのはこんくらいかな」
なるほど。初めの大会?と言うか試合はもう1ヶ月後に迫ってるのか。
「じゃあこのあとは1時間半あげるからチームを組むのと名前とか決めたら、自己紹介したり。まあつまりチームの自由時間!じゃあスタート!」
僕的には後書き無駄に書くの好きなんですが、無い方がいいですかね?連絡事項だけまとめた方がいいって方もいますよね。悩みます。
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