現状確認
「俺は左のベッドを使う。お前は右」
部屋に入ると二段ベッドの下が机?みたいになってるやつが左右に一つずつあった。
特にこだわりもないので従っておく。
「りょうかい」
「レオン、お前について知りたい」
え、なにデレたの。怖い。
「え?どう言う意味」
「そのままだ。契約者のこと、使う魔法。
これからはチーム。知らなきゃ困る」
あー、そう言うこと。うんまあそりゃそうだよね。
「僕の契約者はニドヘグルっていう雷の竜精霊だよ」
「まあ、左手の甲にあるしな。予想通り。
念のために聞くが他にいるか?」
これは…どう答えたらいいんだろう。
多分普通はいないし、シュガールの恩恵とか眠ってる超煌星とか言うべきなのかな。
言わない方がいいよね。
「うん、それだけ。使う武器は長めの片手剣。
魔法は竜魔法と雷魔法。隠してるのはないね。
全部入学試験と昨日の模擬戦で使ってる」
「そうか。ありがとう。
俺は氷の契約者、クロセル。武器はお前と同じ片手剣。魔法は竜と氷を使える。他も多少は使えるが基本はこの二つだな。なにか聞きたいことはあるか?」
うん、実に簡潔。無駄な説明がないね。
「うーん。ないね。
あ、魔装ってどういうものなの?使える?」
「俺はまだ使えない。それに多分この学院でも同年代では使える奴はいないと思う」
「そうなんだ。ありがと。あまりよくわからなくて」
「この歳で使えたら天才だよ。本物の。
この国では俺らレベルで十分に天才の領域だけどな」
本当に一言余計だな。まあ本当のことなんだろうけどさ。
「それさ毎回のように言うけど、僕らと他の子の差ってなんなの?周りのことあまり知らないから」
正直わからない。才能の差なのかな?
「一つは契約者の存在だな。これに関しては運だ。精霊に好かれるかどうか、または家で継承するのがいるのか。または契約者を自分で探すか。最後のに関しては実例があると言うだけで、基本はない。だから運だ」
なるほど。だから僕らは期待されているというか、それだけで強いのか。
「二つ目は純粋な練度だな。お前相当剣を振っているだろ?この歳で自分の使う武器をそこまで使えているのがいない。スタート地点が周りより先にあるってことだな」
「三つ目は魔法。これは魔素の保有量、扱い方、イメージ力。どれが欠けていても強くなれない。
全てが同じぐらい強くなければ強くない。
ようは平均値がそいつの魔法の強さってことだな。
イメージ力がなくても、他がとんでもなく強ければどうにかなる場合もあるがな。保有量、イメージ力は具現武装や契約者でどうにかなる場合もある。
その精霊の記憶の魔法や、外部、つまりは戦闘用の魔道具、具現武装による強化などだな。」
「なるほど」
かなり詳しく教えてくれたな。
やっぱり良いやつなのかこいつ。
「まあ今言ったのが俺らにはあって、周りには欠けている。周りの奴らは今からそれを育てれば俺らに追いつくかも知れない。俺らは強くなることだけを目標にしていれば上位に食い込めるだけの素質が今ある。まあ魔装が使えるようにならなければそこで止まる。魔装を使える使えないかは圧倒的な差があるからな」
「早く使えるようにならなきゃね」
「まあそれは来年度に学院でサポートしてくれる。それでダメなら諦めて単純に強くなる道を探した方がマシだ。」
「そっか。ありがと」
とりあえず今年は今のを伸ばす。
それが目標だね。
「まあ今からできることがないわけではない。
夢や意識してみれば、深層意識で精霊と話せる。
経験はあるだろ?」
「言われてみれば…」
ニドヘグルのイメージがあったり…
1番はシュガールが話しかけてくれたりしたことがあったな。
「まあそれをやることだな。後は休みで暇な時、ギルドのクエストでも行くか」
「なにそれ?」
初耳だ。
「まあ簡単に言うと冒険者組合だな。
魔物の退治とかを契約者と一緒にこなして絆を深める。これも方法の一つだな」
「なるほど。それは学院だとできないの?」
学院でもできそうだけど。
「学院や国の主催する模擬戦、大会などは魔装は有り。武器として認識されるが、契約者の召喚は単純な人数差としてカウントされるから使えないことが多い。昨日の模擬戦のようにな」
「そうなんだ。じゃあ今度連れてってよ」
「ああ、お前が強くなるのは俺のためであるしな」
チームの駒としてしか認識されてないんですかね。
「あ、そう言えばあと一人はセレナでしょ?セレナの使う魔法とか契約者は?」
「そんなの直接聞け。俺は飯まで寝る」
「まあそうだよね…おやすみ」
彼は自由だな。
まあ僕もそうして良いんだろうけど。
.
.
おやすみ
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え?あいつ返事した?
気のせいかな…
まあいっか。
多めに書いたつもりですが、多めと言うより情報量が多いだけですねこれ。
伝われば…と思います。
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